これからの子ども社会学 生物・技術・社会のネットワークとしての「子ども」

アラン・プラウト

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784788515123
ISBN 10 : 4788515121
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
304p;20

内容詳細

「子ども」は、自然で文化的、生物学的で社会的、物質的で言説的な「ハイブリッド」である―。自然科学と社会科学を縦横に行き来しつつ、「子ども」をめぐる近代主義的対立を乗り越える子ども研究の形を理論的に示した、これからの子ども社会学の新スタンダードの完訳。

目次 : 第1章 グローバル化する世界における「子ども」の変容(「子ども」とモダニティ/ 「子ども」の表象 ほか)/ 第2章 子ども研究とモダンの心性(モダンの心性/ 文化と自然 ほか)/ 第3章 社会的なものにまつわる二元性(子ども社会学/ 近代主義的社会学 ほか)/ 第4章 「子ども」・自然・文化(科学と社会/ 社会生物学エピソードの遺産 ほか)/ 第5章 「子ども」の未来(子どもとありふれた人工物/ 情報コミュニケーション技術 ほか)

【著者紹介】
アラン・プラウト : 英国ヨークシャー生まれ。スターリング大学教授、ウォリック大学教授、リーズ大学非常勤教授を歴任。英国経済社会研究会議(ESRC)の“Children 5‐16 Research Programme”のディレクターを務めたこともある

元森絵里子 : 東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。現在、明治学院大学社会学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • むぎ さん

    やっと通して読んだ。簡単とはいかないが新しい子ども社会学の雰囲気を知るのには良書。子どもは自然か/文化かなどの近代主義的二分法を崩す点に力点が置かれており(ハイブリッドをそのまま受容する勇気が読者に試されている?)、ANTからの影響が強そう。実際よく引用されている。本書の「子どもの権利」や児童労働への評価はやはり物議を醸しそう。そういや、学校教育は子ども期を策定するものとしては言及されても、教育の積極的側面については言及無かったような。若干敵を作りそうだが、思想研究としてのスリリングさは嫌いじゃないかも。

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アラン・プラウト

英国ヨークシャー生まれ。スターリング大学教授、ウォリック大学教授、リーズ大学非常勤教授を歴任。英国経済社会研究会議(ESRC)の“Children 5‐16 Research Programme”のディレクターを務めたこともある

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