NO.6 #3 YA! ENTERTAINMENT

あさのあつこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062125857
ISBN 10 : 4062125854
フォーマット
出版社
発行年月
2004年10月
日本
追加情報
:
19cm,205p

商品説明

おまえさんの負けだよ。ここじゃ、守らなきゃならないものを持っちまったやつは生き残れないのさ。そういうおまえも、無事に春を越せるのか……。

「西ブロック」でイヌカシに仕事を紹介された紫苑。「NO.6」の研究員に連れ去られた沙布。紫苑の母・火藍からの緊急メッセージを受け取ったネズミはその事実を紫苑に隠す。ネズミの心の葛藤……。彼らは成功率がほとんどない仲間の救出に向かうのか?それとも……。疾走する近未来サバイバル小説 待望の第3弾!

内容詳細

「西ブロック」でイヌカシに仕事を紹介された紫苑。「NO.6」の研究員に連れ去られた沙布。紫苑の母・火藍からの緊急メッセージを受け取ったネズミはその真実を紫苑に隠す。ネズミの心の葛藤…。彼らは成功率がほとんどない仲間の救出に向かうのか?それとも…。疾走する近未来サバイバル小説待望の第3弾。

【著者紹介】
あさのあつこ : 岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とら さん

    紫苑とネズミ。お互いはお互いに出会うことが出来て良かったと思っている、それは確かだ。それを素直に口に出す紫苑と、無意識のうちに少しずつ感情を表に出してきているネズミ。違いは無い。イヌカシの犬の母親の話を笑わないで、馬鹿にもしないで、ちゃんと聞いてくれたのも、紫苑とネズミだけ。正反対に見えて、案外似ているのかもしれない。おやすみのキスと題して嘘をついた紫苑。引き返せない。自分を変えるために、No.6の中枢へ行くしかない。あさのさんのあとがき、別になんだよこれ、なんて思いません。自分の道を貫き通して下さい!

  • sk4 さん

    ネズミ「ラーメンのサイズ、どうするぅ?」 紫苑「ネズミ。君は?」 ネズミ「うーん。俺は中だな」 紫苑「あはは、ネズミだけにねw じゃあ僕も中で」 ← 【男同士で中(チュー)】 ・・・・・という勝手な空想をしつつ、フェネック・・ムカつくヤツ。

  • sk4 さん

    紫苑にとっては家族に対するチューのような愛情表現に、ネズミは面食らいながらも受け止めるってところがイイんだよ〜!! と近所の子があまりにもアピールしてくるので、この巻だけ仕方なく再読。 脂ぎったタコおやじが「俺の9本目の足が」なんて言ったら「セクハラよー!!」なんて罵詈雑言とスミを浴びせかけるくせに、No.6は「ネズミカッコいい〜ん♡」と十中八九。 これを精読して自己研鑽と切磋琢磨に励む必要がありそうだ。

  • やなせ きお さん

    みんな紫苑に惹かれていく。心を温かさを持った紫苑に動かされていく。それが人間というもの。物語を加速させるのは意外と簡単だけどそこに行き着くまでの過程が大切だと言われる意味が解る。ネズミの心境の変化、戸惑いが人間らしくて何とも言えない。キスを見破って狼狽えて思わず涙するネズミに胸を掴まれた。その夜にしっかりと紫苑を捕まえてくれた事にどれだけ安堵したことか。嘘を吐くな、隠し事をするな。そんな風に話し合える間柄になれたのだと心底喜ばしかった。聖都市の情報が少しずつ開示され、渦巻く謎は何重にもなる。焦らず、待て。

  • acesmile@灯れ松明の火 さん

    ネズミの過去は今の所語られていないがネズミのような人間こそ頑固一徹で考えを曲げないモノだと思うのだが、本当に頑固なのは紫苑の方だと思う。首尾一貫としていて自分に正直に生きている。その紫苑を助けようとしてもがいているネズミは非常に心の弱い人間に思えてきた。その心情はどこからくるのか一宿一飯の恩義なのかそれとも紫苑に惹かれているのか。他に本質的な事が隠されているのかは解らないが他人を二人も(イヌカシと力河)巻き込んでまで紫苑を慮るなんてどうかしている。ネズミがいったい何をしたいのかが良く分からない。#4も読む

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人物・団体紹介

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あさのあつこ

1954年岡山県生まれ。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、『バッテリー1〜4』で小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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