平林直哉

平林直哉 レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

44件
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  • クラシックプレスという雑誌に偉大なる指揮者たちと題...

    投稿日:2021/04/09

    クラシックプレスという雑誌に偉大なる指揮者たちと題したCDが付録でついていた。これが素晴らしくすっかり参ってしまった。その雑誌の編集長が平林氏であった。その氏の執筆ということで購入したが内容はレコードやその再生のことで占められており一般的なクラシック音楽好き向けのものではなかった。

    浜っ子 さん

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  • 一言でいうと「かなり個人的マニアック視点」で書かれ...

    投稿日:2014/10/08

    一言でいうと「かなり個人的マニアック視点」で書かれた本という印象の本だと思いました。SP録音であっても、SACDであっても、まずは個人が所有する再生装置のスペックによって、再現能力というのは変わります。平林氏曰く、それほどいい装置は使っていないとの書き込みが何度かありますが、それであっても、アナログを語れるには、それなりの環境が許される生活にあることが前提条件であることが、アナログを語れる重要な資格のようにも感じるのに、たかが、音楽を聴くことに、生活の格差を問われる世界ということに、どうしても、フルトヴェングラーに限らずヒストリカルを聴く(楽しむ)のについていけない差を感じる次第であります。 まぁ、それでも、「ふ〜ん」と思いながら読むには興味ある本ではあります。 3分の1ぐらいは、自分が製作にかかわった商品についての裏話のようなことも、面白くもありましたが、不思議に思ったのは、アナログに関しては他社との比較がわりと厳格に語られるのですが、CDに関してはあまり触れられてないことでした。 商売敵であろう「デルタ」の「第二世代復刻」についての意見は聴きたかったですね。私が知る限り、グランドスラム、セレナーデでは、「第二世代復刻」を採用したものはありません。SACDについては、かなり批判的視点を持っておられるようなので、SACDに手を出されることはないでしょう。ですが、レコード時代から数えたら、無数のリマスターがおこなわれ、時間の経過とともに、オリジナル音源が劣化していくなか、ある意味、リマスターとは、技術者がおこなうテレビでいう「編集権」のようなものです。つまり、それを聴くものにとって、いい悪いではなく、あうあわないは必ず発生するものです。グランドスラムの商品も例外ではありません。以前は「オリジナル音源(LP、SP)」だったものが、最近では、「オープンリール復刻」が増えています。オープンリール自体が「編集権」を含んだ商品であることを考えれば、聴く側の好みはさらに分かれることとなると思います。やはりフルトヴェングラー復刻CDを購入する人は、フルトヴェングラーを聴きたいのであって、「編集」と聴きたいわけではありません。何枚かグランドスラムCDを持っていますが、どれも私の好みにはなっていません。平林さんの「編集(価値観)」はどうでもいいのです。「オリジナル」に近い、あまり編集者の価値観が含まれない商品が聴きたいのです。そんな意味では、私もSACDが好みではないことは、平林さんと価値観は近いと思いますが、私は「第二世代復刻」は手間はかかるかもしれませんが、高く評価しているリスナーです。おそらくは、これからのアナログ復刻には、SACD派か第二世代復刻派かに分かれるのではと思います。 平林さんは、SACDについては酷評されていましたが、第二世代復刻についても、編集者としての見解を語っていただきたかったと思いました。 デルタ社も、第二世代復刻のものと、そうじゃないものとがあります。 そうじゃないものは、あまり出来がよくないものも含まれている印象を持っています。 初期盤崇拝者ではありません。 CDの初期盤も、厳密なオリジナルではありませんが、 より、オリジナルの再現に近いかどうかとなれば、「いじくりまわしていない」 意味では、好意的に感じるものが多い感じがします。 なかには、変なエコーがはいっていたり、モノラル音源なのに、 ニセステの衣を着せられたものもあります。 SPもモノラルも、そのままの姿がフルトヴェングラーが商品化にOKを出したものだとしたら、それが、その時のフルトヴェングラーの姿に近いものと、私は考えますので、ニセステ(ブライトフランク)は、私の好みにありません。 SPの良さ、モノラルの良さを技術的に引き出すことにうまく成功できたものが、 私は「いい商品」だと思います。 私に言わせたら、「オープンリール復刻」など、他人の褌を利用して商売するのと同じことにしか見えません。 まぁ、そんな意味では、平林さんのこの本については、語っていただきたかったことが語られてない意味で、☆3つといたします。

    jie さん

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  • これは本当に素晴らしい本だと思う。平林氏の本はおお...

    投稿日:2014/02/15

    これは本当に素晴らしい本だと思う。平林氏の本はおおかた読んでおり、そのたびに大発見するようなときめきを感じる。この本も既発売の書籍にも増して充実した内容で、音源やディスクについての知られざる物語を堪能させてくれる。発売と同時に購入し、家に届くやいなや読み始めて一気に読み上げてしまった。読んでいるうちに、ああ、フルトヴェングラーの録音を聴きたい!という欲望が湧いてきて、グランドスラム盤のCDを取り出した。私がフルトヴェングラーを熱心に聴くようになったのはそもそも平林氏の影響だ。彼の著作を読むことがなかったら私はこの喜びを生涯知らなかっただろうから、平林氏は私の恩人だ。

    なおぷー さん

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  • タイトルは『フルトヴェングラーを追って』ですが、正...

    投稿日:2014/02/12

    タイトルは『フルトヴェングラーを追って』ですが、正確には『フルトヴェングラーのディスクを追って』といふところでしょうか。グランドスラム・レーベルにて板起こしディスクを続々とリリースしている平林さんによる、ディスク探訪記といった趣の本であります。敢えて言えば、「ディスク製作こぼれ話」ですかな。この手のネタは、マニアックな人ほど興味津々、喜んで読むところでありますが、もっとも忠実にフルトヴェングラーのサウンドを再現しているディスクはどれかという観点から最良ディスクを探している人からは、ややまどろっこしい印象もあるでしょう。何より、「良い音」「忠実な音」がいかなるものであるかがフルトヴェングラーの場合にはわからないので(実演を聴いていないから)、結局受け取り手(聴き手)の側の好みが反映されてしまう傾向が否めません。そこが決定的につらいなあ。そして読後の感想は、結局主にメジャーレーベル・リリースのフルトヴェングラーのディスクを聴く側のものとしては、信頼して聴けるものがないという極めて悲観的な想いを持ってしまうことになりかねません。そういう絶望と、もう一つはこういう音盤考古学の未成熟ぶりでありますな。いたるところで平林氏もフルトヴェングラー・マニアの「独りよがり」ぶりを慨嘆していますが、ただ客観的には平林氏自身もそういう中の一人という位置づけもありうるわけで、何とも難しいですなあ。困ったねぇ。さて、総じて個人的には面白く読みましたが、どこか釈然としない気持ちを持ったのも事実。ハイファイという概念そのものが問われているのでしょうな。私はアンプもプレーヤーもデノンで揃えておりますが、それは次のような基準でした。ルネ・コロの実演を聴いた直後、彼のCDを持って電器店に行き、いくつものメーカーのアンプ・プレーヤー&スピーカーを試聴してみて、実演で聴いたのと「同じ」声がしたのがデノンだったので、デノンに決めたということです。そういう実演で聴いたのと同じ音が出るか否かを検証できる限りにおいて真のハイファイはありうるのでしょう。ヒストリカルについてはそれができないケースがほとんどですから、まあホントに難しいねえ。と言わざるを得ません。ムツカシイ問題を突き付ける本です。相当なマニア向けなので星は三つにしておきましょう。

    ほんず内閣総理大臣 さん

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  • これでは駄本だ。誰かさんのアホ本の本歌と思い古書価...

    投稿日:2011/10/11

    これでは駄本だ。誰かさんのアホ本の本歌と思い古書価250円を投じて取り寄せました。せっかく評論家諸氏の意味不分明記述を一刀両断(?)にしてくれているのに、これでは子犬の遠吠えです。10年早いね、書くのは。江戸学の大家三田村先生の「大衆文芸評判記」くらいはお読みになって、ズバリ論法を会得してお書きあれ。寸鉄人を刺さぬと読者は納得しませんよ。この程度でしたり顔では、誰も溜飲を下げてはくれますまいて。江戸落語の話芸も仕入れて、大家さんの物言いなど、いろいろ工夫しなはれ。それにしても、人様をバカ・アホと言ってはなりません。自分をバカというのはよろし。上を向いてツバキを吐けば、己の面にかかります。出版社も三流やね。もしこれが新潮社だったら、もっとちゃんとした編集がされているやろ。アサヒ芸能と書かれる所以や。しっかり溜めて精神的にも成長されて、書き直されたらよろし。おきばりやっしゃ!

    オペラかじり虫 さん |70代

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  • 初期LPレコードのイコライザー・カーブやSPレコードの...

    投稿日:2011/10/08

    初期LPレコードのイコライザー・カーブやSPレコードの回転数に関する記事が参考になった。通説ではLPのイコライザー・カーブは1954年にRIAAカーブに統一されたことになっているが、実際にはステレオ時代になっても完全な統一がなされなかったことは、既に某アンプ・メーカーがかなり以前から指摘していた。それが裏付けられたことになる。但し、市販されているイコライザー・カーブ可変機能付きのイコライザー・アンプも、ターン・オーバーやロール・オフの設定がメーカーによって異なる。結局は自分の耳を信じて調整するしかなさそうである。

    Erdinger さん |50代

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  • 単なるキワモノ。こんなのを推薦する「プロフェッサー...

    投稿日:2010/10/10

    単なるキワモノ。こんなのを推薦する「プロフェッサー」にびっくり。

    ushio さん

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  • 議論の盛り上がりにびっくり。以前本屋で立ち読みした...

    投稿日:2010/04/23

    議論の盛り上がりにびっくり。以前本屋で立ち読みしたことがあるが、多く方の感想と同様、到底論評に値する本ではない。出版社の担当者に言われて無理無理バカを100集めた感がある。それはそれとしてわたしはLPの初期盤のCD化に血道をあげるといことが良く理解できないでいる。これは誰のせいでもないが、結果としてLPを抹殺した後で、一生懸命疑似LPの復元に熱中するというのは些か変な感じがする。LPはあくまでLPとしてその良さを追求すべきだろう。その持ち味は異なるのだから。今となってはLPの復活は採算の観点から困難となってしまったが、会員組織等を活用して一定の予約数が確保できたものは復刻するといったシステムが実現出来れば本能に有り難い。誰かそうしたことに取り組んでくれる人、企業が出てこないかと夢想している。これはLPの良さが忘れられないノスタルジーバカなのだろう。

    おときち さん

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  • これこそ盤鬼平林直哉の真骨頂。この本を読まずしてク...

    投稿日:2009/01/05

    これこそ盤鬼平林直哉の真骨頂。この本を読まずしてクラヲタを名のるべからず。

    マラ3マニア さん

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  • おーい、福島君!君の兄弟子の平林君が素晴らしい本を...

    投稿日:2008/05/23

    おーい、福島君!君の兄弟子の平林君が素晴らしい本を書いたぞ。君も僕と同じように指揮の才能がないのだから、合唱の指揮活動など辞めて、平林君みたいな立派な本を書きなさい。最近は宇野教も教祖の空虚なバイブル以外に中身のあるガイドブックが出版されるようになり、僕は嬉しいよ。僕が指揮した東京フィルのCDは聴いた?ジャケットやライナーブック、CD盤 に掲載されている僕の指揮姿の写真は才能溢れる顔だと思わないか?

    宇野宗佑 さん

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ありがとうございました

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