「パリは燃えているか」。これほど人間の罪深さを生々しく表現した音楽があっただろうか。そして21世紀の現代になってもまだ戦争を続けている人間。私たちは映像の記録から戦争の愚かさを学んだのではなかったか。あらためてこの曲の突きつける人間の罪と愚かさに頭をたれる思いである。

パリは燃えているか。映像の世紀とは切っても切れない関係深い、すごく印象に残る名曲。NHKの映像の世紀を見始めて、最初はテーマ曲の題名がわからず、いろいろ調べ加古隆の作品と知って、最初に買ったアルバムです。他の曲も気に入ってます。

SACDのピアノは初物で、これを聞くと、今までのCDを聞けない感じです。曲は少し自分の好みでないのと、録音レベルが低い感じがするので、評価は少し悪めですが、きっと聞けば聞くほどに良さが増す予感がします

今日届きました。青の地平（「にんげんドキュメント」のテーマ曲）素晴らしくて、涙が出ました。加古さんの才能に脱帽です。他の作品も秀作ぞろいです。

NHK「映像の20世紀」見た方ならﾋﾟﾝとくるでしょう。昨年末にも再放送されました（7回目だそうです）。人間の国家の時間の悲劇を映像という残酷なﾒﾃﾞｨｱを通して伝えるには、この曲なしでは難しかったのではないでしょうか。

imageシリーズに入っていない11〜13が特におすすめ。

美しく、優しく、時に激しい、加古さんの音楽の力が溢れています。二胡の姜建華さん、バンドネオンのジャン・ホセ・モサリーニ氏、チェロのジャキス・モレレンバウム氏との共演もまた素晴らしく、特に二胡の響きは加古さんの哀切な響きに深みを加えていて素晴らしいです。く

癒し系にしてほしくないけどおすすめです！「湖沼の伝説」の終わりのほうのヤマなんか、たまりません。「雨のソネット」もGOOD。「パリは燃えているか」等『映像の世紀』、「黄昏のワルツ」（『人間ドキュメント』）､又は『image』で加子さんを知った、という方にお勧めです