ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 角川ホラー文庫

内藤了

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041021637
ISBN 10 : 4041021634
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
追加情報
:
336p;15

内容詳細

奇妙で凄惨な自死事件が続いた。被害者たちは、かつて自分が行った殺人と同じ手口で命を絶っていく。誰かが彼らを遠隔操作して、自殺に見せかけて殺しているのか?新人刑事の藤堂比奈子らは事件を追うが、捜査の途中でなぜか自死事件の画像がネットに流出してしまう。やがて浮かび上がる未解決の幼女惨殺事件。いったい犯人の目的とは?第21回日本ホラー小説大賞読者賞に輝く新しいタイプのホラーミステリ!

【著者紹介】
内藤了 : 2月20日生まれ。長野市出身。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。『ON―猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』で第21回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G さん

    気になっていたけれど、長いシリーズなので今までは敬遠。完結したようなので読んでみた。「新しいタイプの警察小説」という売り込みがされており、たしかにカテゴライズしにくい、悪くいえば、どこに位置付けても中途半端になる内容。ミステリとしても警察小説としても、殺害方法はあり得ないし、捜査描写も疑問だらけ。サイコサスペンスとしてもディティールは甘々。ホラー大賞を受賞したらしいが、決してホラーではないという。それらが合わさって奇跡的に競合作のない、独自の地点に収まって好評を博した感じか。もう何作か読んでみる予定。

  • absinthe さん

    妙に義務感に駆られること無く、闇を負ってるわけでもない、のほほんとした主人公に好感。このジャンルは、主人公にレイプや虐待などうんざりするような悲惨な過去が無ければならないという、固定観念にとらわれた作品が多い。でも本書、主人公がほっこりしている。格闘技や銃器に長けたスーパーヒロインでもなく、普通に体型を気にするが特に目を引く美人でもない。題名は怖そうだが、内容は怖く無い。人は凄惨な死体など物理的実体が怖いのではなく、怨念や執念など心を恐れるのだろう。本作品の犯人には怨念が無い。

  • 夢追人009 さん

    内藤了さんのデビュー作で藤堂比奈子シリーズの1冊目です。ホラー文庫からの出版ですが読み終えた私の印象は幻想風味の犯罪医学ミステリーで例えが古いですが円谷プロの名作ドラマ「怪奇大作戦」をもっと緻密にミステリ仕立てにした刑事ドラマサスペンスといった感じですね。まあ本格ミステリの犯人当てではなくアバウトですが、著者はよく考えた巧妙な筋立てにしていると思います。唯あまりにも複雑過ぎて読んですぐに内容を忘れそうな危険性がありますね。でも人間が持つ残虐性はショッキングな犯行シーンによってしっかりと印象付けられますね。

  • せ〜や さん

    すごくおもしろかった!読めば読むほど、先が気になって読む手が止まらんかった。自分が勉強してた専門分野も絡むので、考えながら読んでしまった。「人の身体も精神も、あんなストレスに耐えれるほど出来てはいない」という保さんの言葉がなぜか印象に残ってる。それにしても内容がグロい…。

  • yu さん

    Kindleにて読了。 展開が早いので、一気に読める。「猟奇犯罪」っていうだけあって、人間の所業とは思えないような犯罪の数々。 根底には、『母親に愛されたい』という思いがあると思うと、人間、生まれてくる両親によって、こんなにもその後の人生に影響があるものなのかと感じてしまう。 こんなモンスターを作り出したのもまた、人間。 この世で一番怖いものは、やっぱり人間。

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内藤了

2月20日生まれ。長野市出身、在住。2014年に『ON』で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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