Francesca da Rimini : Pizzi, Fabio Luisi / Italian International Orchestra, Leonor Bonilla Aya Wakizono, Sungu, Di Matteo, etc (2016 Stereo)

メルカダンテ:『フランチェスカ・ダ・リミニ』
ファビオ・ルイージ指揮、ピエール・ルイージ・ピッツィ演出
日本語字幕付き

ほぼ2世紀前にメルカダンテによって作曲された歌劇『フランチェスカ・ダ・リミニ』。ダンテの「神曲」地獄編に登場する領主の娘を主人公にしたこの歌劇、道ならぬ恋に身を焦がした末、結婚相手に殺害されてしまうというフランチェスカの悲劇が描かれています。ラフマニノフやチャイコフスキーなど数多くの作曲家がこの物語に触発され、素晴らしい作品を書いています。2015年にはザンドナイの同じタイトルの歌劇が蘇演され、CDもリリースされましたが、このメルカダンテの作品は1831年に作曲されて以来、初演されることもなくずっと忘れ去られていた秘曲です。
　題名役のボニッラはスペイン出身の新進気鋭のソプラノ。高音から低音までを自在に操り、フランチェスカの心理を的確に描写しています。フランチェスカが心魅かれる若者パオロを演じるのは、期待の新人、脇園 彩さん。天性の恵まれた声を活かした素晴らしい歌唱を披露しています。ファビオ・ルイージが振るイタリア国際管弦楽団の瑞々しい響きも作品に華を添えています。美しいバレエも交えた演出も必見。世界初演の収録です。(輸入元情報)

【収録情報】
● メルカダンテ:歌劇『フランチェスカ・ダ・リミニ』全曲

　フランチェスカ･･･/レオノール・ボニッラ(ソプラノ)
　パオロ･･･脇園 彩(メゾ・ソプラノ)
　ランチオット･･･メルト・スングー(テノール)
　グイド･･･アントニオ・ディ・マッテオ(バス)
　イサウラ･･ラリサ・マルティネス(ソプラノ)
　グエルフォ･･･イワン・アヨン・リーヴァス(テノール)
　第1の踊り手･･･レティツィア・ジュリアーニ
　クルジュ・トランシルヴァニア・フィルハーモニア合唱団
　クルジュ=ナポカ・フィルハーモニー管弦楽団
　イタリア国際管弦楽団
　ファビオ・ルイージ(指揮)

　演出・装置・衣装デザイン:ピエール・ルイージ・ピッツィ
　振付:ゲオルゲー・ランチュ

　収録時期:2016年7月
　収録場所:第42回イトリア谷音楽祭(世界初演ライヴ)
　映像監督:マッテオ・リッケッティ

　収録時間:200分
　画面:カラー、16:9、1080i High Definition
　音声:PCMステレオ、DTS-HD Master Audio 5.1
　字幕:イタリア語、英語、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語
　50GB
　Region All

　ブルーレイディスク対応機器で再生できます。