ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲全集 ケーゲル&ドレスデン・フィル(5CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
15947
組み枚数
:
5
レーベル
:
オリジナル盤発売年
:
1995
フォーマット
:
CD

商品説明

ケーゲル/ベートーヴェン:交響曲全集(5CD) 

1982から83年にかけてステレオ録音された、ケーゲルの伝説的な全集録音。1960〜70年代の鋭利な強烈演奏の数々と、ピストル自殺というあまりにも凄惨な亡くなりかたをしたためもあってか、猟奇的なまでの個性派と見られがちなこの指揮者がここで聴かせてくれる、きわめて澄明なベートーヴェン演奏には正直言って驚かされます。細部までよく神経を通わせた繊細なアプローチがもたらす見通しの良い清潔な音響が印象的で、もちろん単純な「古典への回帰」にはとどまらず、リズムの鋭さを意図的に抑制し、遅めのテンポ設定で流麗優美な表情を徹底して追及した第7番の第1楽章など、ユニークな表現がいたるところに聴かれるのも面白いところ。
 ともあれ、晩年の鬼才ケーゲルがなにを目指していたのかを占う意味でも無視できない一組と言えるでしょう。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770−1827)

Disc-1
・交響曲第3番変ホ長調Op.55『英雄』
・交響曲第1番ハ長調Op.21

Disc-2
・交響曲第7番イ長調Op.92
・交響曲第2番ニ長調Op.36

Disc-3
・交響曲第5番ハ短調Op.67『運命』
・交響曲第4番変ロ長調Op.60

Disc-4
・交響曲第6番ヘ長調Op.68『田園』
・交響曲第8番ヘ長調Op.93

Disc-5
・交響曲第9番ニ短調Op.125『合唱付き』

 アリソン・ハーガン(ソプラノ)
 ウテ・ヴァルター(コントラルト)
 エバーハルト・ビュヒナー(テノール)
 コロシュ・カヴァトシュ(バス=バリトン)
 ベルリン放送合唱団、ライプツィヒ放送合唱団

 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・ケーゲル(指揮)

 録音:1982-83年 ドレスデン、ルカ教会

収録曲   

クラシック曲目

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  • Ludwig van Beethoven (1770 - 1827)
    Symphony no 1 in C major, Op. 21
    演奏者 :

    指揮者 :
    Kegel, Herbert
    楽団  :
    Dresden Philharmonic Orchestra
    • 時代 : Classical
    • 形式 : Symphony
    • 作曲/編集場所 : 1800, Vienna, Austria
    • 言語 :
    • 時間 : 22:11
    • 録音場所 : , [Studio]
  • Ludwig van Beethoven (1770 - 1827)
    Symphony no 2 in D major, Op. 36
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Classical
    • 形式 : Symphony
    • 作曲/編集場所 : 1801-1802, Vienna, Austria
    • 言語 :
    • 時間 : 32:12
    • 録音場所 : , [Studio]

総合評価

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すごいです。一言で言うなら変わったベート...

投稿日:2020/04/21 (火)

すごいです。一言で言うなら変わったベートーヴェンです。特に、ノリノリの交響曲第7番を、どうしてこんなに暗く演奏できるのか、驚きです。第9番も、歓喜の歌という感じではありません。好悪はともかく、星の数ほどあるベートーヴェンの交響曲全集の中でも異色のものだと思います。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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ケーゲルなので何か普通で無い物を期待した...

投稿日:2018/07/19 (木)

ケーゲルなので何か普通で無い物を期待したが、演奏は一聴オーソドックスで普通に聴こえます。しかし聴きこむ内に他の演奏には無い感情の無い冷たさ、寂寥感、孤独感を感じます。やはりケーゲルはただ物ではなかった。

Nowhere Man さん | 石川県 | 不明

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ケーゲルが活動した時期は、カラヤンが話題...

投稿日:2017/01/19 (木)

ケーゲルが活動した時期は、カラヤンが話題を独り占めにした時期と重なる。「猫も杓子も」カラヤン一辺倒であった。東ドイツで活躍したザンデルリンクなど知る由もなかった。 ケーゲルも同様であった。バルビローリ、クレンペラーに始まるオーケストラ演奏の系譜はカラヤンに引き継がれることなく、閉鎖された東ドイツでケーゲル、ザンデルリンクなどに引き継がれた。カラヤンを聞き慣れたヨーロッパの東のはずれ日本では、カラヤンの演奏がスタンダードなベートーヴェンの交響曲となった。総譜を見ることなく、聞き慣れたカラヤンが一番だと思っている人にとって、ケーゲルの演奏は物足りなく聴こえるであろう。 ベートーヴェンの総譜に忠実なケーゲルの演奏は、これがベートーヴェンであると伝えてくれる。ブルーレイオーディオで発売されたベートーヴェンはとても貴重なソースである。値段もカラヤンの半分以下である。古い録音にしてはディテールがよく録音されており、特に木管と弦楽器のバランスは絶妙である。

ゲゲゲアサ さん | 神奈川県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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