ベートーヴェン(1770-1827)

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ベートーヴェン:序曲『エグモント』、交響曲第7番 イシュトヴァン・ケルテス&日本フィル

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OVBC00006
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
DVD

商品説明

躍動するケルテスのベートーヴェン!世界初出の映像!幻の名演!
 ライナー、セル、ショルティなど、才能溢れる指揮者を数多く輩出したハンガリーの指揮界にあって、若くからその天性を発揮し、必ずや世界の指揮界の頂点に立つと目されてきた、イシュトヴァン・ケルテス。
 不慮の事故のため、1973年に43歳の若さで世を去ったこの天才指揮者の早世を惜しむ声は、いまなお止むことがなく、ドヴォルザークをはじめ、シューベルト、モーツァルトなど、デッカに録音されたウィーン・フィルなどとの数々の名演は、今日に至るまで聴き継がれています。
そのケルテスが来日した際に指揮した、日本フィルハーモニー交響楽団との演奏会の模様が、フジテレビ(JOCX-TV)のアーカイヴスに完璧な映像として残されていたのです。ケルテスの指揮ぶりを長時間収めた映像は、世界初出であり、しかもベートーヴェン〈エグモント〉序曲と〈7番〉という曲はケルテス得意のレパートリーながら、映像はおろか、LPやCDとしてもリリースされたことがなかった曲目なのであります。
序曲の冒頭から強さが漲り、当時を知らないファンにとって、これまで幻のベールに包まれていたケルテスのタクトはきわめて端正で、しかも情熱を内に秘めたもので、従来ディスクを通じてのみ知り得た彼の印象―安定感がありながらスケールが大きく、しかも熱いものを内包した音楽―とその指揮ぶりとが、見事に一致していることに驚かされます。
 ケルテスの指揮姿のみならず、これまた我々にとっては幻に近い存在である、当時の日本フィルのトッププレーヤーたちの姿も見事に捉えられており、アーカイヴ映像の醍醐味が十全に味わうこともできます。〈エグモント〉におけるケルテスのオーケストラ・コントロールは抜群で、音楽の核心をしっかりと把握しています。 その堂々たる巨匠的表現、という印象は〈7番〉においてもいっそう強まり、抜群の構成感に支えられた超名演です。それだけにこの〈7番〉は、世界初出のディスクとしてきわめて貴重な存在です。
 そして、ケルテスの音楽に日本フィルも誠実に応え、とりわけ抜群の安定感を誇る弦楽器セクションは、名コンサートマスター、ルイ・グレーラーのもと、一丸となってエキサイトしつつも重厚な響きを創り上げています。
 終楽章を前に、ケルテスの緊迫したタクトが一閃する瞬間や、コーダに向けてオーケストラ全員が音楽に立ち向かっていく様子など、映像ならではの感動が堪能できるこの演奏は、音楽的な価値はもちろんのこと、日本のオーケストラ史に残る名演としても、大きな価値を持っていることは間違いありません。

ベートーヴェン:序曲「エグモント」 作品84※ステレオ音声
交響曲第7番 作品92※モノラル音声

イシュトヴァン・ケルテス(指揮) 
日本フィルハーモニー交響楽団

日本フィルハーモニー交響楽団特別演奏会
大阪国際フェスティバル東京公演
録音:1968年5月1日 東京厚生年金会館にて収録

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CDで名演の数々を残してくれたケルテスは...

投稿日:2007/04/26 (木)

CDで名演の数々を残してくれたケルテスは、やはり真の天才であった。DVD映像で観れるベートヴェンの第7番の演奏では、クライバー・コンセルトヘボウ、ギーレン・南西ドイツ放響、アバド・BPO、カラヤン・BPOに勝るとも劣らない最高レヴェルの演奏だ。特に第4楽章はティンパニを最高の迫力で打たせた白熱の名演だ。日フィルの演奏も素晴らしい。

聴楽斎」 さん | 神奈川県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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