【中古:盤質A】 『メサイア』　マクリーシュ指揮ガブリエリ・コンソート＆プレイヤーズ、レシュマン、グリットン、フィンク、他（２ＣＤ）

ヘンデル『メサイア』 全曲
マクリーシュ＆ガブリエリ・コンソートの名盤がプライスダウン！

イタリア初期バロックの優れた演奏で名を馳せたマクリーシュ＆ガブリエリ・コンソートは、声楽の扱いの柔軟さに見事なものがありますが、この『メサイア』でも彼らの美点は十分に生かされています。
　使用楽譜は捨子養育院での慈善演奏の際の編成に基づいたヴァージョンで、小型編成ゆえの透明度の高さと、高い機動力を生かした声部の扱いやテンポ設定の自在さ・繊細さが印象的。マクリーシュは救世主キリストについての敬虔な音楽を深い共感を持って演奏、エンディングでは深い感動を与える仕上がりに演奏者を導いています。

【マクリーシュ＆ガブリエリ・コンソート】
イギリスの古楽指揮者ポール・マクリーシュは、1982年に「ガブリエリ・コンソート」を結成、ルネサンス＆バロック音楽の演奏活動で声望を高め、1989年にレコーディングされた『ヴェネツィアの戴冠』では、荘厳な美しさに満たされた独特の空間構築が話題となり、ＨＭＶでもロングセラーを記録。その後、1993年には、モンテヴェルディやカヴァッリ、マリーニなどの作品を集めたアルバム『ヴェネツィアの晩課 』で英グラモフォン賞を受賞して注目を集め、さらに、2002年には、バッハの『マタイ受難曲』で、各パート１人に切りつめた合唱で一気に知名度が高まることとなります。（ＨＭＶ）

【収録情報】
・ヘンデル：オラトリオ『メサイア』 HWV.56（1754年捨子養育院版）

　ドロテア・レシュマン（ソプラノ）
　スーザン・グリットン（ソプラノ）
　ベルナルダ・フィンク（アルト）
　チャールズ・ダニエルズ（テノール）
　ニール・デイヴィス（バス）
　ガブリエリ・コンソート＆プレイヤーズ
　ポール・マクリーシュ（指揮）

　録音時期：1996年12月
　録音場所：ロンドン、オール・セインツ教会
　録音方式：デジタル（セッション）