CD 輸入盤

バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番、エネスコ:弦楽八重奏曲 ヴィルデ・フラング、ミッコ・フランク&フランス放送フィル、ニコラ・アルトシュテット、他

バルトーク (1881-1945)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
9029566255
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ヴィルデ・フラング
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番、エネスコ:弦楽八重奏曲


ノルウェーの妖精から誰をも唸らせる中堅ヴァイオリニストへと変身を遂げたヴィルデ・フラングが、バルトークの死後に元恋人の遺品から発見された『ヴァイオリン協奏曲第1番』と、20世紀前半の3大ヴァイオリニストの一人でもあるエネスコが作曲した『弦楽八重奏曲』を録音。
 バルトークのヴァイオリン協奏曲第1番はもともと存在自体が知られていなかった作品です。ただし、第1楽章のみは若干の変更が加えられて『2つの肖像』 Op.5の第1曲「理想的なもの」として発表されており、冷徹なロマンティシズムを湛えた曲は、若きバルトークの傑作の一つとして知られていますが、生前に発表されることのなかった第2楽章は、激しい感情表現と甘さが混在した不思議な音楽で、バルトークの愛情表現と捉えることもできるでしょう。フラングはこの作品を2017年末、ベルリン・フィル定期に登場した際にも演奏し、蕩けるような美音と共感溢れる解釈で喝采を浴びました。
 同時収録のエネスコの八重奏曲は、ひたすらうねる旋律が厚みのある響きで奏でられていく迫力のある音楽。フラングを始め、日本でも注目のチェリスト、アルトシュテットやグスタフソンなどの実力派が一堂に会した名演は、作品を知らない方でもついつい引き込まれること間違いなし。弦の響きの美しさをとことん楽しめる1枚です。(輸入元情報)

【収録情報】
1. バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番 BB.48a
2. エネスコ:弦楽八重奏曲ハ長調 Op.7


 ヴィルデ・フラング(ヴァイオリン)
 エリック・シューマン、ガブリエル・レ・マガドゥーレ、ロザンヌ・フィリペンズ(ヴァイオリン:2)
 ローレンス・パワー、リリー・フランシス(ヴィオラ:2)
 ニコラ・アルトシュテット、ジャン・エリック・グスタフソン(チェロ:2)
 フランス放送フィルハーモニー管弦楽団(1)
 ミッコ・フランク(指揮:1)

 録音時期:2017年9月21,22日
 録音場所:パリ、ラジオ・フランス・オーディトリウム
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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1986年生まれのノルウェーのヴァイオリニス...

投稿日:2021/03/16 (火)

1986年生まれのノルウェーのヴァイオリニスト、ヴィルデ・フラングを中心に、現代を代表するヴィオラ奏者、ローレンス・パワーや、エベーヌ弦楽四重奏団の第2ヴァイオリン奏者を務めるガブリエル・レ・マガドゥーレなど錚々たるメンバーが参加したアルバム。2つの収録曲のうち、豪華奏者の集まったエネスコがなんといっても注目だ。エネスコの「弦楽八重奏曲」は、間違いなくエネスコの代表作であるとともに、音楽史を代表する八重奏作品である。当盤では、経験豊かな奏者が集まって、性格的な4つの楽章それぞれに相応しいアプローチが繰り広げられる。重厚な深みのある音色がこの楽曲に相応しい。第1楽章では緩急の交錯を鮮やかに描き、第2楽章では乱れ咲くような艶やかな世界が描かれる。第3楽章では、叙情的で、どこか遠視点的な不思議な世界が広がり、第4楽章では、野趣的で躍動的な世界が繰り広げられる。当盤の演奏は、合奏の精度を高くキープしながら、感情的な表出力も強いものがあり、音色の美しさとあいまって、たいへん聴き味の深いものとなっている。この名曲にふさわしい名演奏だ。併録されているバルトークは、第1楽章の嫋やかさ、第2楽章の情熱が、ともに澄んだ音色と鮮明な輪郭によって描かれており、こちらも美演。どちらの演奏も、楽曲の素晴らしさを良く伝えてくれる良い演奏だ。

ココパナ さん | 北海道 | 不明

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