チャイコフスキー(1840-1893)

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交響曲第6番『悲愴』、『ロメオとジュリエット』 小林研一郎&ロンドン・フィル

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OVCL00543
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』、『ロメオとジュリエット』
小林研一郎&ロンドン・フィル


好評の小林研一郎+ロンドン・フィル、チャイコフスキー交響曲全集第5弾!
チャイコフスキーの人生そのものが凝縮された交響曲第6番。絶望の淵に立たされた作曲家の想いをどの様に表現するか。それは小林がこの曲を演奏する度に想いを馳せ、その想いを熱くさせる原点でもあります。その小林の真摯な想いにロンドン・フィルの奏者たちも巧みに応えてゆきます。悲しみで隠された中の狂喜ワルツ、破綻することがわかっていながら突き進む勝利を装う行進、そして救われない絶望の果てを見据えた終焉。すべてのセクションがその想いを理解し、音を繋ぎ表現してゆきます。
 チャイコフスキーが描いた2つの悲劇、『悲愴』と『ロメオとジュリエット』。何度となく演奏され、常に進化し続ける小林のチャイコフスキーへの想いは、今回収録された演奏からも感じ取れることでしょう。(EXTON)

【収録情報】
チャイコフスキー:
・交響曲第6番ロ短調 op.74『悲愴』
・幻想序曲『ロメオとジュリエット』

 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 小林研一郎(指揮)

 録音時期:2014年1月6,7日
 録音場所:ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
 2ch HQ (CD STEREO/ SACD STEREO)

内容詳細

小林研一郎がロンドン・フィルとセッション録音によって進めているチャイコフスキー交響曲全集の第4弾。ゆったりとしたテンポでの丁寧な音楽作り。各楽器がよく歌う。ライヴ録音のような燃焼はないが、オーケストラの哀しみを帯びた音色とともに切々と心にしみ入る“コバケン節”が聴ける。(治)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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総評としては「とにかく縦の線を合わせ、音...

投稿日:2014/09/22 (月)

総評としては「とにかく縦の線を合わせ、音の強弱の差で表現」というイメージ。 録音環境は最高に等しく、特徴としては全ての音が等価であり、逆に言えば全てがはっきり聞こえすぎて雰囲気としてのライヴ感はないに等しいです。 そういう録音が大好きなので評価は高いです! 以下にトラック毎の感想を… ・悲愴の1楽章 聞こえにくいヴィオラ、ファゴットがこんなに鮮明に聞こえるのはこれだけかも!オケの集中力も高くて結構集中して聴いてもそれらしいミスはない。むしろ縦が揃いすぎてて違和感があるレベル(笑) 録音がいいからか、Allegro vivoの出だしの唐突感が半端ない。 各メロディの歌い上げ方もGOOD ・悲愴の2楽章 2楽章も1楽章と同じく縦の揃いは素晴らしい。とはいえ、もうすこし自由度を持ってもらいたい楽章でもあるので惜しいところ。 チェロのメロディは楽譜に超忠実。途中のグリッサンドがめちゃくちゃ揃ってるうえに、グリッサンドに減衰せずクレッシェンドしているのは大変好印象。 弦セクションの特徴なのか癖なのか、アーティキュレーションを明白にしたいと思われる箇所で弓速が速い印象がある。 他に気になったところは、弦に比べて少々木管が大きい。 弱音での弦の空気感のある音は賞賛に値する! ・悲愴の3楽章 こちらもテンポは一定で少々ゆっくりめ。1音1音がはっきりしている割には主題内部にある連符を揃えていないことがちょっと残念。 楽章自体が盛り上がりの上下がある曲だけど、テンポでの雰囲気変えはあまり行わず、あくまでも音量とアーティキュレーションによるものにこだわっているみたい。 他の録音に比べてメロディ以外がはっきり聞こえすぎるので「え、こいつここでこんなんしてたの?」という新発見すら起こるほど。 ノリの悪さは3楽章単体としては残念だけど、曲を通して聞こうと思えば4楽章の前に興奮しきってしまわないので、ある意味おすすめかもしれない。 ・悲愴の4楽章 コバケンならではの息遣いが聴こえて始まります(笑)ブレス以外の唸り声が苦手な人はダメでしょう。 今までの楽章と違い、テンポも結構変えてくる。とにかく楽譜に忠実なことは変わらないけど。とはいえ悲愴の4楽章にしては終盤が少々あっさりめ。アンサンブルがしっかりしているので聴いてて心地よい(この言葉がこの楽章で適切なのかわからないけど)。 最後の音も誤魔化すことなく消えるように終わるのはロンドン・フィルのチェロにブラボー! ・ロメオとジュリエット カップリングで評価を下げてしまうのは惜しいけれど、これはちょっと…と思うできでした。 ゆったりめのテンポでとても良い録音でラストの締めがかっこいいのが良いところ。 悲愴に比べてなんだこれは!?っていうくらいアンサンブルが乱れ気味。 1つ1つの音がはっきりしているけど、そのためなのかテンポが制限されていてあまりノリはよくない。 悲愴がとてもかっちりとした模範的で良い演奏なのに…物語性のある音楽には向かない表現方法をとってしまったと言わざるを得ません。

&k(Vc) さん | 大阪府 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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