シュトラウス、ヨハン2世(1825-1899)

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DVD

歌劇『こうもり』全曲 ベーム&VPO シェンク演出 (1972制作)(日本語字幕付)

シュトラウス、ヨハン2世(1825-1899)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
DLVC8066
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
通常
:
カラー
フォーマット
:
DVD

商品説明

ファン待望の初DVD化!
ベームの『こうもり』

LDでも出ていなかったファン待望の注目作品がようやく登場。この『こうもり』はオペラ映画で、ベームの『サロメ』『フィガロ』『エレクトラ』と同様、レコーディングに合わせた音と、別撮りの映像を組み合わせるという手法によって制作されたものです。音のほうはCDでもすでにリリースされていましたが、やはり音だけでは魅力が半減だったというのが正直な感想。
 ここに登場する豪華な歌手たちの雄弁を極めた演技と優れた歌唱は、どれも筆舌に尽くしがたいもので、オルロフスキーにヘルデン・テノールのヴィントガッセンを起用した思い切ったキャスティングや、あまりの美声にくらくらするほどのヤノヴィッツのロザリンデ、少々間抜けな主人公を粋に演じたヴェヒターのアイゼンシュタイン、コミカルで芸達者なクンツの刑務所長、オペレッタ界の人気者ホルムとクメント、ホレチェックなどの名演技に加え、演出のオットー・シェンク自身が語り役の看守フロッシュを楽しげに演じているのも見ものです。


■ヨハン・シュトラウスII:歌劇『こうもり』全曲
エバーハルト・ヴェヒター(アイゼンシュタイン)
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ロザリンデ)
レナーテ・ホルム(アデーレ)
エーリッヒ・クンツ(刑務所長フランク)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(オルロフスキー侯爵)
ヴァルデマール・クメント(歌手アルフレード)
ハインツ・ホレチェック(ファルケ博士)
オットー・シェンク(看守フロッシュ)
エーリッヒ・クッシャー(弁護士ブリント)
シルヴィア・ラカン(女優イーダ)

ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カール・ベーム

演出:オットー・シェンク

制作:1972年、ユニテル
録音:1971年11月
収録時間:139分

画面:カラー(4:3)
音声:リニアPCMステレオ
記録方式:片面2層
字幕:日本語・ドイツ語

収録曲   

  • 01. ベームの『こうもり』

総合評価

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まず、実演ライブではなく映画版。動きが細...

投稿日:2022/02/06 (日)

まず、実演ライブではなく映画版。動きが細かく見える点はいいとして、私は基本的にオペラ映像は舞台芸術、と思っていて、映画版は好きではないので、1点減点。 出だしの序曲はカールベームの堂々たる指揮ぶりが見れる。高校生のころに写真で見た通りの威厳のある頑固おやじが懐かしくうれしい。ベームの登場はそこだけ。ヤノビッツは声がとんでもなくクリスタルで色香もありロザリンデはまり役。そのほかの男性歌手はうまいし面白い。アデーレ、少し年増かな、かわいいけど手練手管に長けていそうで、もう少し初々しい若いソプラノだったら最高。面白かったのはビントガッセン、この当時はけっこう年齢が行っていたのだろうけど、往年のヘルデンテナー、永遠のジークフリートの素顔が見られてこれはこれでよかった。 こうもりのDVDは売られているものが意外と少ない。指揮もオケも歌手も有名どころがそろい、どこをとってもはずれはない。映画版ということを承知の上でなら持っていて損はない。楽しめるDVDです。

シロクン さん | 新潟県 | 不明

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ベームの指揮は格調高く骨太でたいそう立派...

投稿日:2017/09/20 (水)

ベームの指揮は格調高く骨太でたいそう立派。ほろ酔い気分で眺めるのに適した、ゆったりした音楽の運びは、古き良き時代の情趣に満ちていて今となっては貴重である。遅めのテンポが歌手や踊り手の演技をも考慮した設定であることは、画面に出てくる舞踏の場面でよくわかる。歌手たちの動きを見ているとテンポの遅さは気にならず、むしろ自然体に感じられるのである。カルロス・クライバーのスポーティ―な爽快感が無いからといって、目指す方向性が異なる指揮を貶すのはお門違いといえよう。序曲の出だしだけとらえて揚げ足取りのように、とやかく言うのは慎みたいものである。ウィーンフィルがたっぷりと濃厚に歌えるのも、遅めのテンポならではのメリットなのだ。映像はフィルム収録だろうか。DVDであっても細部の解像度は悪くない。

ROYCE さん | 神奈川県 | 不明

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この演奏は賛否両論あるんだろうなあ。まず...

投稿日:2008/11/21 (金)

この演奏は賛否両論あるんだろうなあ。まずベームの音楽が喜歌劇のイメージである軽妙洒脱と相容れるのかという点についてはこれは別物として聞くしかない。既成概念抜き聴くとすばらしい音楽だ。特にシャンパンの歌のホルンの利かせ方は他人にできない・ぞくぞくする。次にヴィントガッセンだが金持ち若者の傍若無人的イメージが鼻につくファスベンダーより良いという見方もある。ヤノヴィッツは目を隠すと色気があって美人ですね。刑務所のシーンになると突然野暮ったくなるが。歌はいずれも別録音ゆえ全員言うことなし。

稲荷屋茶助 さん | 東京 | 不明

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