シェーンベルク(1874-1951)

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CD 輸入盤

『モーゼとアロン』 ギーレン&オーストリア放送響、ライヒ、デヴォ、他(1974 ステレオ)(2CD)

シェーンベルク(1874-1951)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRL9083
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

緊迫感ある名演として知られるPHILIPSレーベルのギーレンによる『モーゼとアロン』は、作品のマニアックさゆえか廃盤になって久しく、入手できなかったファンを嘆かせていたので、今回のブリリアントからのお買得価格での復活は嬉しい限り。

【収録情報】
・シェーンベルク:歌劇『モーゼとアロン』
 モーゼ(語り手):ギュンター・ライヒ
 アロン:ルイ・デヴォ(ドヴォス)
 少女:エヴァ・チャポー
 若い男:ロジャー・ルーカス
 病める女:エルフリーデ・オブロフスキー
 エフライム:ラディスラフ・イラフスキー
 司祭:ヴェルナー・マン、他
 オーストリア放送合唱団
 ゴットフリート・プラインファルク(合唱指揮)
 オーストリア放送交響楽団
 ミヒャエル・ギーレン(指揮)

 録音:1974年(ステレオ)

総合評価

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鮮烈を極めた曲であり演奏である。74年吹き...

投稿日:2018/06/01 (金)

鮮烈を極めた曲であり演奏である。74年吹き込みとは思えないくらい録音も鮮烈。ギーレンの楽曲コントロール能力は全く目覚ましくも厳しい。オケも、シュプレッヒシュティンメが多用される声も、互いに融和されることを拒否して、モダンアートのコラージュに比すべき効果を上げており、それが曲の主題であるユダヤ一神教の苛烈さを余す所なく示している。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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旧Philips盤でも持っているが、ギーレンの...

投稿日:2012/10/14 (日)

旧Philips盤でも持っているが、ギーレンの音楽語法への入り込みと響きの組み立ての鋭さが尋常ではない.ORF響(現RSOヴィーン)はさほど滑らかではないが、それを問題としない程音楽把握が直截に伝わってくる演奏.録音が古くやや明瞭さを欠く点を除き、文句なく《モーゼとアロン》のベスト・レコードとして推したい.しばらく入手難だったが、こうしてレーベル再編に伴い再度出てきたのは大変目出度い.モーゼ役のライヒはブーレーズ旧盤(BBC響)にも出ているが、音程をすっきりさせる事に拘り響きの色彩が見事なそちらよりドイツ語のごつごつしたイントネーションが支配的な解釈になっているのも面白い.独唱をロケで同時録音したストローブ=ユイレの傑作映画と、キャストは共通しているが当然ながら別録音である. ギーレンは比較的近年に至るまで新ヴィーン楽派の最高の解釈者だったが、この頃が別格に脂が乗りきっていたと思う.ORF響との組合せでは同時期ザルツブルクでの《期待》ライヴも超名演だったので、近年の放送録音CD化ブームに乗っかってOrfeo辺りで出てくると嬉しいのだが.

ombredouble さん | 東京都 | 不明

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店頭にて入手、早速全曲聴いてみて、その演...

投稿日:2009/09/05 (土)

店頭にて入手、早速全曲聴いてみて、その演奏の好さに納得しました。ギーレンは流石です。勿論、ライヒも素晴らしいです。シェーンベルクは声楽ものの方が好きでそちらばかり聴いているのですが、このオペラも仲々です。学生時代にシェーンベルク関連書を読み漁り、レポートを書いたのを思い出します。普段、シュトックハウゼンやヴェーベルンも聴きますが、彼等のおおもとにはシェーンベルクがいるのだと改めて思いました。

緑川虫太郎 さん | 東京都 | 不明

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