クラ、ジャン(1879-1932)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

弦楽四重奏曲『私のブルターニュへ』、ピアノ五重奏曲 シネ・カ・ノン四重奏団、ジャン=ピエール・フェレ

クラ、ジャン(1879-1932)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
DSK4181
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ラヴェルやドビュッシーと同時代を生きた近代フランス音楽
この上なく美しい、ジャン・クラのピアノ五重奏曲と弦楽四重奏曲!


仏スカルボ・レーベルの社主にしてピアニスト、ジャン=ピエール・フェレ。知られざる作曲家の作品の蘇演に積極的なフェレですが、ライフワークの一つとしているのがジャン・クラの作品の演奏、録音です。
 ジャン・クラは、ラヴェルやドビュッシーと同時代を生きた近代フランス音楽の作曲家のひとり。生前は海軍士官としても活躍し、職務の合間を縫って果敢に作曲活動を続けたことでも知られる作曲家でもあります。アンリ・デュパルクに師事したクラの作風は、ラヴェルやドビュッシーら印象派の響きを持ちつつ、ロマン派の情緒を併せ持ったもの。流麗な旋律の中にほんのり香るメランコリックな響きが絶品です。
 没後、長らく作品が忘れられていましたがフェレを中心とした演奏家により蘇演され評価を上げてきました。フェレはピアノ作品集、マリ=アニク・ニコラと共演したヴァイオリンとピアノのための作品全集などをリリースしております。
 弦楽四重奏曲『私のブルターニュへ』は1909年クラがブレストで造船技師をしていた時代の作品。一方、1922年に出版されたピアノ五重奏曲はアミラル・セネの司令官をしていた時代の作品。いずれも溌剌とした瑞々しさに満ちており、ショーソンの室内楽を思わせるこの上なく美しい旋律が魅力です。
 パリとリヨンで学んだ2006年創設のシネ・カ・ノン四重奏団は、バロックから現代音楽、さらにはシャンソン、ワールドミュージックと幅広いレパートリーを演奏するアンサンブルです。(輸入元情報)

【収録情報】
クラ:
1. ピアノ五重奏曲
2. 弦楽四重奏曲『私のブルターニュへ』


 シネ・カ・ノン四重奏団
  サラ・シュナル(第1ヴァイオリン)
  ヴィルジニー・トゥルバン(第2ヴァイオリン)
  キャスリーン・ドゥモンシ(ヴィオラ)
  クレール=リーズ・デメットル(チェロ)
 ジャン=ピエール・フェレ(ピアノ:1)

 録音時期:2018年4月28-30日
 録音場所:モントルイユ、セクエンツァ・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
ジャン・クラの二大名曲を収めた素晴らしい...

投稿日:2021/02/24 (水)

ジャン・クラの二大名曲を収めた素晴らしい一枚。クラは海軍軍人であったが、その手から紡ぎ出される音楽は頗る美しく、異国情緒に満ち溢れ、この上なくハイセンスである。20世紀初頭のフランスに花咲いた音楽が、ドビュッシーやラヴェルだけのものでないことを、今さらながら思い知った。ちなみに、ジャッコンらの同じ選曲の演奏(Timpani)も甲乙つけがたい秀演。

やすさん さん | 北海道 | 不明

0

室内楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品