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1946年長野県生まれ。作家。87年『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。96年『日本国の研究』で文藝春秋読者賞受賞。東京大学客員教授、東京工業大学特任教授を歴任。2002年、小泉首相より道路公団民営化委員に任命される。07年、東京都副知事に任命される。12年、東京都知事に就任。13年、辞任。15年、大阪府・市特別顧問就任。22年から参議院議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲... 『太陽の男 石原慎太郎伝 中公文庫』より
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本
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昭和16年夏の敗戦 中公文庫
猪瀬直樹
この商品のすべてのユーザーレビュー(1件)
投稿日:2018/05/14
自民党の石破茂衆院議員の講演会へ行った際、 「私、別に猪瀬さんから何かもらっているわけじゃないですからね」 という前置きと共に、彼がお薦めしていた本。 昭和十六年四月一日、日米開戦が近づく中、各省庁や民間から「出向」という形で集められたエリート達が総力戦研究所で模擬内閣を「組閣」し、日本とアメリカが戦った場合のシミュレーションをしていた、ということを発掘した本である。 そして、同年夏に出した結論は 「日本必敗」 「ソ連が参戦してくる可能性もある」 結局、原爆投下以外は、ほぼ机上演習によって導き出されていたのである。 私がこの本で最も印象に残っているのは、以下の点だ。 西洋諸国による資源の禁輸を受けて、戦前に日本は南方に軍隊を進駐させ、開戦後には戦闘によって数多くの油田や鉱山を占領した。 だが、それをどうやって日本へ運ぶのか? 日本郵船から出向してきた研究生がイギリスの保険会社のデータを元に推計したところ、月平均10万トンもの船が沈められるという結果が出た。そして、造船量は多くて5万トン。 つまり、日本の輸送船(あるいは、輸送任務に就かされる船)は差し引き年間60万トンも減っていくわけで、とても戦争遂行に必要な資源を日本に輸送できないのである。 このように、様々な統計データは開戦前からアメリカとの戦争は無謀であることを示していた。 なお、本書には東条英機という人物にまつわる意外なエピソードも数多く収録されており、そこも読みどころである。
望月ハルヒ さん
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ありがとうございました
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