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Review List of 好事家 

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     2017/12/29

    ハイティンクの新譜にはほとんど外れがない、と感じるようになってからかなり時間が経ちましたが、本CDも同様の印象を持ちました。ハイティンクの素晴らしい点はゆったりとしたテンポの悠然とした演奏のようでいて、実は揺るぎない確信に満ちた彫りの深い表現にあると思います。それとメッゾソプラノの表情豊かな独唱が華を添えています。唯一残念なのは録音で、オーケストラのスケール感がいまひとつで平板な音場になってしまっています。

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     2017/12/27

    ムラヴィンスキーは録音に恵まれなかった指揮者の最右翼という印象があります。下品でうるさいだけの金管、金属的な弦……。実演で聴いた鋭さとしなやかさが違和感なく同居した変幻自在のサウンドを家で再現するのは無理なのかとずっと思っていました。このCD(購入したのはSACDではありません)も硬質な響きではありますが、細部まで大変クリアーでこれまでの渇を癒やすには充分なレベルにあります。

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     2017/07/10

    これから最円熟期を迎えると期待していたビエロフラーヴェクの追悼盤となってしまったこのディスク、外連味のない誠実な音楽作りはいつもながらですが、オーケストラと声楽陣が力と心の籠った演奏を繰り広げていて大変感動的です。ソロに中村恵理さんが参加しているのも嬉しく思いました。

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  • 7 people agree with this review
     2017/07/01

    第1番・第2番・第4番が★4つで第3番が★2.5という感想です。全体的には「今の自分にとってのブラームス」に徹していて、妙に老成したような表現はありません。従って円熟味のある演奏を求める方には物足りないと思いますが、私としては「こういうブラームスも悪くない」と感じました。ただし第3番は焦点が定まらない印象が拭えず、中途半端な出来になってしまったのが残念です。

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     2017/03/07

    ダイナミックにして緻密な演奏と臨場感に溢れた素晴らしい録音で、この作品の魅力が堪能できます。このディスクを聴いて代表作の『第2番』よりも『第1番』の方が優れた出来栄えなのではないかと認識を改めました。

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     2016/12/06

    発売されたソフトは全て購入していますが、初めて期待を下回る演奏に出会ってしまいました。エルガーはベルリン・フィルとの初共演に加えて、指揮者がイギリス人のラトルということも影響したのか、いつもの情感豊かで彫りの深いソロが聴けません。多少の緊張と遠慮があったのでしょうか。それに比べるとマルティヌーははるかに好調で、本領を発揮していると感じました。

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     2016/12/05

    この作品も奏者も初めて聴きましたが、あまりの超絶技巧に唖然としてしまいました。とても生身の人間が吹いているとは思えないレベルの演奏です。リコーダーとテレマンに興味のある方は必聴と思います。

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     2016/12/04

    最近May J.の素晴らしさに目覚め、初めて購入したのがこのディスクです。自身のオリジナル楽曲と変わらない気持ちのこもったカヴァーの数々は心に沁みるものがあります。
    ただ★ひとつ減点した理由は音質にあります。音声レベルが高いのはかまいませんが、かなり硬質な音で聴き疲れするのと、バックとヴォーカルの音量バランスが悪いため、彼女の魅力が全開するところまで至っていないのが残念です。

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     2016/11/22

    今年9月に発売されたユニバーサルミュージックのSHM-CDシリーズは音質の差が激しく、どれも一様に高音質になっているとはいえないのが残念ですが、このディスクは大変秀逸です。音の美しさ・エネルギー感・音場の広がりのいずれも素晴らしく、約50年前の録音とはとても思えません。合唱の瑞々しさや独唱の表情豊かな歌唱も含め、この作品屈指の演奏が満喫できます。

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     2016/11/12

    今年9月に発売されたユニバーサルミュージックの新シリーズは、HRカッティング+SHM-CDによる音質改善が著しく20枚ほど購入しましたが、このディスクだけは大きく期待を裏切りました。弦のシャリシャリした音はとてもウィーン・フィルとは思えず、最後まで聴き通すのが苦痛でした。複数のプレイヤーで試しましたが結果は同じで、キツネにつままれたような気分になりました。

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     2016/11/06

    これまで実演で聴いた際の音とCDの音の違いにずっと悩んできましたが、このHRカッティング+SHM-CDでようやく溝が埋まりました。既存のCDの硬質で無機的にさえ聴こえる音は雲散霧消し、デリケートで澄み切ったタッチが遺憾なく堪能できます。私と同じような印象を持っていた方にはぜひおすすめします。

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     2016/10/17

    歌唱、オケ、指揮、演出の四拍子が揃った素晴らしいディスクだと思います。『アラベラ』などでは年齢による衰え(歌唱・ルックスとも)が気になるフレミングですが、ここでは円熟した舞台姿を堪能させてくれます。キルヒシュラーガーは相変わらず美しい声と確かな演技が光ります。『カプリッチョ』はR.シュトラウスが練達の筆致で声と管弦楽を自在に扱ったニュアンスの塊りのようなオペラですが、エッシェンバッハの誠実かつ入念な指揮は作品の素晴らしさを満喫させてくれます。またマレッリの演出も奇をてらうことなく、細部にまで神経の行き届いたものです。ウィーン・フィルのたおやかな美音については、もはや語るべき言葉も見つかりません。

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     2016/10/03

    演奏以前に音質が悪すぎて驚きました。弦のシャリシャリとした刺激的で薄っぺらな音は「今でもこんな音質のCDが売られているのか」と耳を疑うほどです。そういえばN響とのブルックナー8番が初めてCD化された時に、実演に接した者として「あの時の感動が全く再現できない」と感じたことを思い出しました。テキストを収めたCD EXTRA仕様なのが原因でしょうか。マタチッチ氏には責任がないので★★としましたが、音質だけなら間違いなく最低評価です。

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     2016/09/19

    他の方も書かれている通り圧倒的な高音質で驚きました。臨場感に富んでいるのに少しも雑然としたところがなく、オーケストラの雄大なサウンドがボストン・シンフォニーホールに響き渡っている様子が遺憾なく伝わってきます。マスとしての音響だけでなく個々の楽器の音も自然なプレゼンスで収録されており、これならSACDは不要ではないかと思えるほどです。

    演奏も力んだところは全くない自然体でありながら要所は迫力十分で、作品の持ち味をじっくり堪能することができます。当初は5番から10番までの6曲だけの予定だったのに好評のため全曲録音が決まったというのも嬉しいニュースです。特に13番以降が待ち遠しいです。

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     2016/09/02

    ナチス・ドイツ台頭期とおぼしき時代設定です。ヨーロッパでは今や当たり前の読み替え演出ですが、狼谷の場などはこういう選択もありかと思います。ただし不気味というよりはグロテスクな感は否めません。ティーレマンの指揮はいかにもドイツ風の重厚なものですが、狩人の合唱はすごくテンポが速く消化不良気味です。声楽は概して好演と思います。

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