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Review List of a &vマニア 

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     2010/10/04

    オネゲルでは否応なしに曲の背後にある時代と、作曲家の心の内を感じさせる壮絶な演奏。指揮者の曲と作曲家に対する共感の度合いがいかに深いことか。ラベルでは透明で色彩豊かな音響が感興に満ちた演奏により繰り広げられる。録音は凄味のある低弦、艶のある高弦、伸びがありしかも部屋に拡散する金管、木管と両曲の演奏の特色をスケール大きく見事に表現している名録音。EMIの録音の良さには感心させられるが、HQでますます素晴らしくなっている。

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     2010/09/28

    HQCDにより一層低減の凄味が増し、シルキーな高弦の美しさには言葉もない。強奏では雄大な音が部屋を満たし、デリケートな弱音でも音が痩せず手に汗を握る。終曲では陶然となるがこれぞカラヤン。低音も高音も伸びているが歪が無く、空間性と個々の楽器の明瞭性を両立した名録音。拙宅の装置ではEMIの録音はほとんどが素晴らしいが、この盤もその代表的な一つだ。演奏の凄さについては語る必要もない。

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     2010/09/28

    低弦の量感が増し、高弦もよりクリアーに、何よりも眼前の演奏のような生々しさ。ソロ楽器もそれぞれその存在を主張し、リスナーに迫ってくるような好録音。5番のスケールの大きさ、3番の推進力。そして1番2楽章の痛切な響き。HQCDにより指揮者、演奏者の凄さが今まで以上に伝わる。指揮者のスケールの大きさは勿論、ビビットな側面など多面的な魅力が示された素敵なCDである。

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     2010/09/23

    色乗りの濃い厚みのあるしかも鮮明な画質。ブルーレイ再生の幸福を感じる画面。音もピアノの量感、バイオリンの質感を見事にとらえた最上級のもの。ムターの全ての曲の入りでの息を呑む美しさ、2楽章の味わい、終楽章の技巧の冴えなどまことに申し分がない。密やかで、表情豊かで情熱的。クララが聞いたらどう思ったろうなどと思わず考えてしまう。3番の2楽章は鳥肌が立った。オーキスも単なる伴奏者の域を超えた素晴らしい共演者。名盤である。私にとってまた宝物が増えた。

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     2010/08/05

    鶴首していたセット。鋼のような低音の力強さ、鮮明な中音そしてふるいつきたくなる高音。切れ味、厚みも抜群である。尚、ディスクによりボリュームが一メモリ異なる。録音場所の外から鳥の声が鮮明に聞こえるディスクも複数あり、録音の素晴らしさを表している。xrcdに感謝。

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     2010/07/09

    映像は色乗りが良く、艶やかで指揮者、ピアニスト、オーケストラの表情が鮮明。そのため演奏より音楽を見ている感を与えるほど。音は圧倒的なダイナミックレンジ。協奏曲ではピアノとオーケストラがともに主役の様相。歌に満ちてはいるが非常に力強い。ブルックナーはコクのあるホルン、深みのある金官と艶のある弦が見事にブレンド。演奏はスケールが凄まじいほど大きく、ティンパニーの激しさも曲の深さを実感させる。気合い、気迫に満ちた壮絶な演奏である。尚、拙宅の装置では協奏曲と交響曲ではボリュームが一目盛異なる。ハイテインクは近年益々巨匠性に富み、スケールと激しさが増してきているように思える。

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     2010/07/09

    最弱音から最強音まで、重低音から超高音までダイナミックレンジが恐ろしいほど広く、振幅の大きい演奏を見事に捉えた素晴らしい録音。どんなに大きくても柔らかで刺激のない音響が際限なく膨らみ部屋を満たす。
    演奏は、絶妙な歌い回し、郷愁と憧憬に満ちしかもスケールが非常に大きくまさに巨匠の芸。
    ベルリンフィルとの映像も見事だが、一段と自在に音楽を語らしめる能力の高まりを感じる。圧倒的な4楽章は特に聞きもの。

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     2010/05/30

    色乗りは濃いが十分に鮮明で厚みのある画質。ピアノは豊かな低音、明瞭な中・高音、柔らかだが清冽な高弦、十分に伸びた低弦、華やかな金官、落ち着いた柔和な木管、ティンパニーはオーケストラに溶け合いながらもしっかりと主張、ピアノとオーケストラのバランスも優れた見事な録音。
    ピアノ演奏は豊麗でしかも鋭鋭、モダンだが滋味あふれるまさに巨匠の音楽。指揮者もオーケストラもピアノに触発されたかと思うほど情熱的。2楽章が鮮烈、3楽章のチェロは何という美音、歌に溢れていることか。演奏後のオーケストラの喝采、指揮者とピアニストの笑顔が全てを物語っている。この曲の私の最も好きな盤が現れた。

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  • 2 people agree with this review
     2010/03/19

    音楽が開始されてすぐオーケストラは素晴らしく、指揮者は名匠であることを実感する。左右いっぱいに重心の低い堂々たるオーケストラが展開する。地味だが艶のある何ともいえず魅力ある高弦、さりげなくしかしここぞというときには凄みのある低弦、さわやかな管楽器。そして量感豊かな低音、きらめく高音のピアノがスピーカーの中央に定位する。ピアノとオーケストラがシンフォニックにショパンの想念を描くが、1楽章の後半音楽は益々凄味を増し、開始時のテーマが様相を異にする様はまさに壮絶。2楽章も低弦が抉るようにピアノに対峙するなど非常に雄弁。超絶技巧の切れの良いピアノも絶品、その表現には感嘆。聴衆のノイズ、奏者の息遣い、加えて最後の万雷の拍手の音も実に実在感があり、臨場感豊かなすこぶる見事な録音である。

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     2010/03/06

    古い録音なので拙宅の装置ではテープヒスが少し目立つ。しかしその録音から奏者特有のクリスタルサウンドが密やかにノクターンを奏でる。抑制された音量と表現にも関わらず、ニュアンス豊かな音楽に曲が終わっても陶然となる。真実は小声で語られるというが、張り裂ける思いを絶叫しないところが彼のノクターン。ピアノの音、表現まさにワン&オンリーのクールビューティ。思わず身を乗り出し溜息が出る演奏。

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     2010/03/06

    まさに眼前の演奏。豊かな低音、抜けの良い高音、強靭な打鍵と柔らかなタッチを見事に捉えた素晴らしい録音。スケルツォではスケールの大きい、独特の間から生じるたっぷりとした音楽が、ノクターンでは奏者の息遣いとともに身をよじるようなデリケートな瞬間が立ち現われる。超絶的な技巧が音楽に奉仕している瞬間に立ち会っているような感を持つ。スポーツ的快感とは正反対の充実した音楽を聴く時間を過ごせる好録音。

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     2010/02/19

    何という雄弁なオーケストラ。楽器がまるで登場人物のように物語を奏でる。指揮者は、悲劇を予感させる開始から、悲しみにに満ちた終結まであますことなく描きつくす。確かに見事な音を聞いているのだが、聞いているうちに音ではなく、劇を見ている感に襲われる。ミョンフンはドラマっチックな迫力の表現も超1流だが、抒情的表現はそれ以上と感じる。音は厚みのある低音から透明な高音まで、奥行きホールトーンも見事に捉えた優秀な録音。

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     2010/02/13

    画質、音質すこぶる優秀。小沢のレスポンスの良いしかも切れ味も厚みもある指揮と全力で応えるベルリンフィルをバックにムターが自分のベートーベンを凄まじいまでに提示している。各楽章で胸の詰まる思いを何度もしたが、アンコール後の彼女の涙にうるんだ顔でついにこちらも涙。演奏スタイルを大きく変えたと感じる彼女だが、カラヤンに対する敬愛は今も変わらないんだなあ。
     円満、典雅でスタイリッシュなこの曲の演奏も好きだが、これは対極にあるもの。マズアとのsacdも素晴らしいが、このブルーレイも最高。悲愴も凄い演奏。小沢はまさに世界の巨匠中の巨匠であることを示している。

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     2010/02/12

    デリケートな最弱音からマッシブな最強音まで見事に捉えた素晴らしい録音。しなやかかつたくましいミョンフンがよく表されており、オーケストラの名技、冴え冴えとした音色に陶然となる。同曲に名盤は多いが、それらにに比して、勝るとも劣らない名盤だ。

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