交響曲第2番、大学祝典序曲、ハイドンの主題による変奏曲、他 トーマス・ダウスゴー&スウェーデン室内管弦楽団
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2018年04月01日
朋にこう言ったばかりだ! 「ハンガリー舞曲第5番」の最高の演奏(演技?)は映画「独裁者」の中の床屋=即ちチャップリンだと 訂正しよう! ダウスゴーだ ディスクの余白を埋めるように入っているハンガリー舞曲三曲だけでも朋に吹聴して廻りたい こうだよ こうでなくちゃ 確実にもう一回ブラームスが訴えられる本質を突いた演奏やってる つい蓮っ葉な物言いになる程好いんだ ”ハイドン・ヴァリエーション”も肌触りが違う ひそひそ話と言うか こっそり内訳話をしていると言うか 幽けき想いを漏らしている趣が全曲に漂っている 時として雷鳴がなり静寂が破られ 心のうちを駆り立てる靴音が走り抜けるが 心の有り様は揺るがない ハイドンの名も 変奏曲の形式もどこかへ霧散して ブラームスの心の平原が色を変えていく様が見えるようだ そして初めに”第2交響曲”の衝撃があったからこそ これらが平静に受け止められたことを告げよう 端的に言えば最速の”第2”だ 僅かにシャイー&ゲヴァントハウスO.がこれに匹敵する 速いからといって何物も削がれてはいない より一層音楽の命が燃え上がったと言っておこう これは聴かなければ始まらない 朋よ聴こう あなたも如何5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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