交響曲全集(46曲) アレッサンドロ・アリゴーニ&オルケストラ・フィラルモニカ・イタリアーナ(10CD)
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ビンペルル | 京都府 | 不明 | 2006年05月20日
この全集は、スコアを生かし、そこに命を吹き込んだモ−ツァルトを愛したと演奏とは決していえない。スコアを勝手にカットした粗い噴飯ものの演奏である。最も使用スコアも怪しいのだが。これは、メーカー側の薄利多売という商業主義と演奏者側の利益が結び付いて生まれた演奏と思われる。再試聴し、そのお粗末さに途中からはBGMとして聴いたが居心地が悪く《音の垂れ流し》としか感じられなかった。CDは価格比ではなく演奏の質で買って聴きたいものだ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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宇里予功芳 | 埼玉県 | 不明 | 2005年09月04日
この全集の最大の問題点は、テンポ設定が遅いこと。オケの編成、指揮者の解釈の割に演奏の時間経過が遅いので、特に「40番」など、間延びした瞬間のオンパレードになってしまっている。同じ「遅い演奏」でもクレンペラーやフリッチャイの凝縮された音楽とは違うのである。もちろん美しい瞬間もなくはないが、長続きしない。もう一つの問題点は、「32番」が収録されていないこと。旧全集から番号付交響曲と認知されている作品を含まないのはいかがなものか。他にもっといい全集はある。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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