大地の歌 グラーフ&ヒューストン交響楽団、J.ヘンシェル、クンデ
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2013年09月28日
前の方は酷評していますが、私はこのディスク、いいと思いますよ。グラーフさん指揮のオーケストラが実にカラフルでチャーミング。充分に力強くもあり、全体を弛緩することなくしっかり牽引しています。テノールのクンデさん、主にイタリアオペラで主役を張っている歌手で、来日もしているんですな。美声だし、高音域が万全で、安心して聴けるのが何よりも結構。『大地の歌』を歌うヘルデン・テノールの皆さん、高音がツライ方が多いのでねえ。第1曲は大いによし。第3・5曲はもっと柔軟に、もう少しリリックにしてよかったな。ヘンシェルさんはまずまず。大歌手たちみたいに歌い過ぎないのは結構じゃな。録音が超優秀で、オーケストラが目の前にいるかのよう。明瞭でカラフルで、とてもビューティフル!ヒューストン交響楽団も立派な演奏。しかもこれ「ライヴ」と書いてあります。大したもんじゃありませんか。総じてやや楽天的な印象はありますけれど、このディスク、私は大いに楽しみましたよ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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