トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > マーラー(1860-1911) > 大地の歌 グラーフ&ヒューストン交響楽団、J.ヘンシェル、クンデ

マーラー(1860-1911)

CD 大地の歌 グラーフ&ヒューストン交響楽団、J.ヘンシェル、クンデ

大地の歌 グラーフ&ヒューストン交響楽団、J.ヘンシェル、クンデ

商品ユーザレビュー

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:3件中1件から3件まで表示

  • ★★★★★ 

    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2018年01月24日

    歌が易々とわたしの心に流れ込んできた クンデの芯は通っているけれど軽やかに伸びる高音が清々しい ヘンシェルは語るが如く歌えている稀有な例となった 交響曲ではなく連作歌曲あるいは歌物語になっている ライヴ演奏の流れの良さが生かされている 飄飄と漫ろ歩く散策の中で歌われているようだ 死神も取りつく島がない隠れ”第九”となったのではないか グラーフがヒューストン響を五年で退いてしまったのを惜しむ 良い味を出している 確かに絢爛豪華・雄渾壮大とはならないが 音楽を愛する大向こうには受けたのではないかと想像できる アメリカ・テキサスのカウボーイの好みではないかもしれない これはいい”大地の歌”だと思う これほど青春の過ぎ去りし夢と人生の儚さを身に引き詰めて感じたのは久しぶりだ 音楽の朋よ耳傾けて あなたも如何かしら    

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年09月28日

    前の方は酷評していますが、私はこのディスク、いいと思いますよ。グラーフさん指揮のオーケストラが実にカラフルでチャーミング。充分に力強くもあり、全体を弛緩することなくしっかり牽引しています。テノールのクンデさん、主にイタリアオペラで主役を張っている歌手で、来日もしているんですな。美声だし、高音域が万全で、安心して聴けるのが何よりも結構。『大地の歌』を歌うヘルデン・テノールの皆さん、高音がツライ方が多いのでねえ。第1曲は大いによし。第3・5曲はもっと柔軟に、もう少しリリックにしてよかったな。ヘンシェルさんはまずまず。大歌手たちみたいに歌い過ぎないのは結構じゃな。録音が超優秀で、オーケストラが目の前にいるかのよう。明瞭でカラフルで、とてもビューティフル!ヒューストン交響楽団も立派な演奏。しかもこれ「ライヴ」と書いてあります。大したもんじゃありませんか。総じてやや楽天的な印象はありますけれど、このディスク、私は大いに楽しみましたよ。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★☆☆☆ 

    mid-massa  |  三重県  |  不明  |  2013年01月06日

    指揮者の能力の限界なのか、全曲を通してやや迫力がない。特に第1楽章はソリストもやや単調で、盛り上がりに欠ける。ただ女性が歌う楽章は結構聴ける。ナクソスもA.ヴィトや、M.ハラースといった指揮者と並べてマラ全集としているようだが、特にヴィトの演奏した曲はどれも素晴らしいのでこの曲もヴィトに演奏してほしかった。期待が大きかった分だけ割り引いて★2個ですねぇ、この指揮者では・・・。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:3件中1件から3件まで表示