管弦楽作品集第6集(ベルガマスク組曲、小組曲、交響組曲『春』、他) 準・メルクル&リヨン国立管弦楽団
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雲谷斎 | 埼玉県 | 不明 | 2018年04月08日
N響を振っていた時代、颯爽とローラースケートで会場に来て、ずいぶん風変わりな指揮者もいるものだと思わされ、肝心のコンサートではずいぶん生煮えでひどいシューマンを聞かされたものだから、まさかこの指揮者のCDを手にすることになるとは思ってもいなかった。ところが、NAXOSからドビュッシーのピアノ曲集からの管弦楽曲集が数枚出ていることを知り、そのチャレンジ精神やよし!ということで本盤ほか数枚を聞いてみた。どれもそれなりにきちんとした演奏で買って損なことはない。録音もまずまず。ただ、どの演奏もどこか生硬でドビュッシーの作品ならではの繊細なふくよかさ、茫洋感が欠けているのは否めない。聞いていてうるさく感じられる箇所がしばしばあるのはそうしたドビュッシー音楽の本質部分に起因しているのではないかと思ってしまう。その程度の指揮者の演奏だからといえばそれまでなのだが…。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 2016年02月22日
ピアノ曲からアレンジされているので、印象派という小難しいレッテル通りでなく、比較的聴きやすい音楽になってます。月の光が入っているベルガマスクもいいが、小組曲が、よく仕上がった曲になってます。シャレてる。メルクルさん、リヨンは繊細で丁寧、フランスらしい美しい室内楽的な音造りをされてます。メルクルさん、リヨン,ライプツィヒを去った後、日本、中国、アメリカ、ヨーロッパを渡る客演中、エストラーダさんを引き継いで、スペインのバスク国立管の首席指揮者になられてます。らしいなあとも、思いつつ、ちょっと、意外でした。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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