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ベルリオーズ(1803-1869)

CD ベルリオーズ:幻想交響曲、ルーセル:『バッカスとアリアーヌ』組曲第2番、他 ミュンシュ&ボストン交響楽団(1960年東京ステレオ・ライヴ)

ベルリオーズ:幻想交響曲、ルーセル:『バッカスとアリアーヌ』組曲第2番、他 ミュンシュ&ボストン交響楽団(1960年東京ステレオ・ライヴ)

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     |  岐阜県  |  不明  |  2023年06月03日

    1960年!!私が1歳の時だなあ。そういえば父親のステレオ装置には、ラジオのチャンネルが同じのが2つあった。それで左右別の局から音を出してステレオにしていたのだろう。演奏は直線的で激しいものである。よい演奏だ。

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  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2012年04月19日

    67年ライヴほどではないが、この演奏もライヴのミュンシュらしい興奮に包まれている。ミュンシュとボストン交響楽団は、この60年の東京公演との前後、1954年と62年にもセッション録音を残している。演奏時間は、54年盤が46分半、62年盤が49分なのに比べ、この60年ライヴは44分半と、かなり速く一気に突っ走り、昔、ASTREEから出ていた50年代のシャンゼリゼライヴや、Tahraから出ていた(?)40年代後半のSP録音に近い若々しい表現になっている。後年のパリ管弦楽団とのセッション盤やライヴに比べると、テンポの揺らし方は比較的控えめで、後半楽章のトスカニーニ張りの驀進が印象に残る。日本の音響の悪いホールでも、レコード同様の美しいアンサンブルを聴かせる(特に前半楽章)ボストン交響楽団のレベルの高さには感心させられる。音質自体は明晰に録音され、当時の日本の技術の高さが偲ばれるが、音ゆれやピッチむらなどが目立ち、録音テープの保存状態があまりよくなかったような印象なのが残念だ。イタリア歌劇団のようにもっと早く日の目をみていれば、音質劣化の憂き目にあわずにすんだのではないだろうか。

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  • ★★★★★ 

    やまC?  |  京都府  |  不明  |  2011年04月11日

     語弊があるかもしれませんが、やっつけ仕事みたいな幻想ですね、無論良い意味でですが、こなれている感の強い終楽章の半端ない はしょりかたにかなり度肝をぬかれました。 オーセンティックな音の作りが聞きごたえがありました。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年03月29日

    ミュンシュは幻想交響曲を十八番にしていた。これは何もミュンシュに限ったことではなく、フランス系の指揮者に共通するものであり、モントゥーにしても、クリュイタンスにしても、それこそ何種類もの幻想交響曲の録音が存在している。フランス系の指揮者にとって、やはり幻想交響曲というのは特別な存在なのではないかと考えられるところだ。ミュンシュの幻想交響曲と言えば、有名なのはパリ管弦楽団の音楽監督に就任して間もなく録音された1967年盤(EMI)だ。これは、最近、SACD化されて更に名演のグレードがアップしたが、それとほぼ同時期のライブ録音は、更に素晴らしい超絶的名演であり、本年2月のレコード芸術誌のリーダースチョイスにおいてトップの座を獲得したことも記憶に新しい(アルトゥス)。これらの演奏の前の録音ということになると、当時の手兵ボストン交響楽団とのスタジオ録音(1962年)ということになる。本盤は、当該スタジオ録音の2年前の来日時のライブ録音ということになるが、さすがに前述の2種の1967年盤には劣るものの、1962年のスタジオ録音盤よりははるかに優れた素晴らしい名演と高く評価したい。本盤を聴いて感じるのは、やはりミュンシュのライブ録音は凄いということだ。スタジオ録音でも、前述の1967年盤において顕著であるが、その生命力溢れる力強さと凄まじい気迫に圧倒されるのに、ライブとなると、とてもその比ではなく、あたかも火の玉のように情熱の炎が迸っている。前述の1967年のライブ盤(アルトゥス)でもそうであったが、ミュンシュは生粋の舞台人であったのではないかと考えられる。それ故に、多くの聴衆を前にして、あれほどの燃焼度のきわめて高い演奏を披露することが可能であったのではないだろうか。本盤においても、ミュンシュの燃焼度は異様に高く、最初から終わりまで、切れば血が出てくるような灼熱のような生命力にただただ圧倒されるばかりだ。ミュンシュの幻想交響曲は、モントゥーやクリュイタンスのようにフランス風のエスプリなどはあまり感じさせない。これは、ミュンシュがドイツ語圏でもあるストラスブール出身ということにも起因していると考えるが、これだけの気迫溢れる豪演で堪能させてくれるのであれば、そのような些末なことは何ら問題にもならないと考える。加えて、ミュンシュのドラマティックな指揮に、一糸乱れぬアンサンブルで最高のパフォーマンスを示したボストン交響楽団の卓越した技量についても高く評価したい。併録のルーセルの「バッカスとアリアーヌ」組曲やヘンデルの水上の音楽からの抜粋も、ミュンシュの熱い指揮ぶりが印象的な超名演だ。録音も、特に幻想交響曲の第4楽章における金管楽器のいささかデッドな音質など、音場が今一つ広がらないという欠点も散見されるが、1960年のものとしては十分に良好な音質であり、本盤の価値をより一層高めるのに大きく貢献している点を忘れてはならない。

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