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ベルリオーズ(1803-1869)

CD ベルリオーズ:幻想交響曲、ルーセル:『バッカスとアリアーヌ』組曲第2番、他 ミュンシュ&ボストン交響楽団(1960年東京ステレオ・ライヴ)

ベルリオーズ:幻想交響曲、ルーセル:『バッカスとアリアーヌ』組曲第2番、他 ミュンシュ&ボストン交響楽団(1960年東京ステレオ・ライヴ)

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年06月10日

    ミュンシュ先生の東京ライヴ。「幻想」はかなりの暴演ではないでしょうか。全般的に快速で、自然な感興の盛り上がりによる過熱・加速じゃない印象だなあ。これまでのレビューで「ルーティン」とか「やっつけ仕事」とか言われているのは、きっとその辺を指しているんですかね。やっぱりそれらの表現は語弊があって、というのも決して「手抜き」感はこの演奏にはないからなのですね。定食屋の定番メニューが、湯気が立っている出来たてで「どん!」と出されたという感じかな。熱くてすぐには食べられないとか、千切りキャベツが粗くて不ぞろいだとか、置き方が乱暴だとか、そんな感じで若干「!?」と思ったりする、そんなイメージ。もっと丁寧で洗練された仕事ぶりだってできるのにね、という不満はあります。全曲最終音の異様な長さなども、ちょっと「どやっ!」的ないやらし感がありますぜ(ミュンシュ先生の悪魔のような笑みが見えそうですな)。ルーセルも相当な爆演。ヘンデルでは、アンダンテが優秀な弦の表現力を誇示する見事なしっとり加減。といふことで、このアルバム、まさにこの日この時のミュンシュ先生の「気分」をそのまま反映した「大記録」であります。名演とかそんなんじゃないですな。録音はなかなか良好。かつてのNHKの立体音楽堂という面白い試みのすばらしい成果というべきものでしょう。但し、このアルバムのライナーノートにはこの立体音楽堂についての説明が全くありません。そりゃいかんでしょう。このアルバムだけ買った人にもわかるように、一言教えてくださいよ。

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  • ★★★☆☆ 

    藤枝梅安  |  広島県  |  不明  |  2011年03月27日

    どうしても1967年のパリ管お披露目ライブと比較してしまうが それをしてしまうと見劣りはする。ミュンシュらしいストレートな 表現であり巨大な音楽をつくっているが、所謂日常でのルーティンワーク的 演奏であり場所が日本であっても「いつもの名演」が繰り返されている。 これがミュンシュ指揮でなかったら凄演の部類といいたいが、1967ライブ がある為に損をしてしまうだろう。 ルーセルとヘンデルでは豪快さが出て痛快。 特に水上の音楽の巨大さは最高である。 録音は時代を考えれれば及第点。

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