トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > ブラームス(1833-1897) > ブラームス:交響曲第4番、ベートーヴェン:交響曲第4番 エフゲニー・ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1973)

ブラームス(1833-1897)

CD ブラームス:交響曲第4番、ベートーヴェン:交響曲第4番 エフゲニー・ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1973)

ブラームス:交響曲第4番、ベートーヴェン:交響曲第4番 エフゲニー・ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1973)

商品ユーザレビュー

星4つのユーザレビュー > すべてのユーザーレビューを見る
  • ★★★★★ 
    (5 件)
  • ★★★★☆ 
    (1 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:1件中1件から1件まで表示

  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年07月01日

    1973年来日前のライブ録音(当時ムラヴィンスキー70歳頃)でのベートーヴェン交響曲第4番、演奏タイム@9’05A9’40B5’46C6’31 及びブラームス交響曲第4番、同@12’26A10’10B6’04C9’56であります。先ず後者、 音はそんなに良くはないのですが幾分テンポを早めにとって劇的な要素を強調した・・・枯淡とは別な世界を意思強く提示する為踏み込みもきつくティンパニーの扱いも太く鋭い感じです。第1楽章時折パッセージ間が旋律ラインの急変でフォローしにくい面があり割れそうな音色と相俟って焦点がぼける傾向もあります。最後フィナーレはこれほどキツい掘り下げは余り聴いたことがありません。とにかく音の洪水というか力点の異様さは凄いですね。第4楽章にしてもパッセージ間は情け容赦無く進みます。ライブならではと言ってしまえばそれまでですがムラヴィンスキーのロシア的アプローチと簡単に結論づけて良いかその凝縮力というのか迷う処です。以前LPで聴いていた時と明らかに受ける感じが異なり今回盤の方が少し正直しんどくなるほどリアルではあります。前者ベートーヴェンの第4番も全体的には大変深く彫りこんだ演奏で同年の東京ライブ演奏と@9’04A9’47B5’45C6’52 と基本的には同じなのですが音の録り方にもよるのでしょうか、東京ライブ盤の方がマイルド性から聴き易いと思いました。両曲の本質というよりムラヴィンスキー・・・ロシアの演奏本質を出したものとして聴かれたらよいかと思います。ライブの醍醐味と刺激的な面では素晴らしい盤でしょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:1件中1件から1件まで表示