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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第5番 バーンスタイン&ウィーン・フィル

交響曲第5番 バーンスタイン&ウィーン・フィル

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検索結果:36件中16件から30件まで表示

  • ★☆☆☆☆ 

    エーリッヒの息子  |  相模原  |  不明  |  2005年11月04日

    シューマンの全集のレヴューで指摘したように、晩年のバーンスタインは恣意的といっていいくらい常識破りな解釈で聴き手を当惑させたが、これは第9番や巨人とは対照的に彼の個性が悪いほうに作用してしまった好例。表現が押し付けがましく、さすがにバーンスタイン好きの私も付いていけなかった。好みの問題と言ってしまえばそれまでだが、少なくとも万人向きのスタンダードとは到底言いがたい。

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  • ★★☆☆☆ 

    akiapple  |  大分県  |  不明  |  2023年07月08日

    評価の高い演奏ではあるが、演奏を論じる以前に録音があまりよくない。 DGなので仕方がない面もあるが、全体的に音がこもり気味でのっぺりとしていて細部が大味。録音のせいで演奏の勢いやダイナミックさが削がれていて、ウィーンフィルを聴いているという感じがしない。 なお私が個人的に愛聴しているのはショルティとカラヤン。

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  • ★★★★★ 

    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2013年06月05日

     苦悩を引きずった第1楽章、激しさあふれる第2楽章、狂気をはらんだ第3楽章、愛情がはちきれんばかりの第4楽章、全てが吹っ切れてしまったような第5楽章。どれをとってもこのバーンスタイン&VPO盤を超えるものは体験できていない。楽譜が求めるものではなく、人間・マーラーが身もだえんばかりに、叫び声をあげて欲していたであろう音楽とドラマがここに詰まっていると私は思う。楽譜を尊重しないわけではないが感情すべてが音符にあらわせるとは思えない。音符の奥か、音符を超越したところにあるかもしれない「何か」を表現するのが指揮者の真骨頂とするなら、この盤はその良い証例になるのではないだろうか。   他の様々なCDも聴いてはいるが結局ここに戻ってしまう、それ位の魅力がこの盤には、ある。

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2011年08月01日

    例によってのへヴィー級の演奏。一歩一歩踏みしめるように進む1・2楽章は、全体に陰鬱そのものの雰囲気。だがそれは「哀しみ」というような感情ではなく、ただただ内に秘めた「憾み」のような想念だ。3楽章もその重さを引きずり、牧歌的な開放性を持たず、レントラーが「象の踊り」のようである。ウィーンのホルンの魅力がもっと感じられるとよかったなあ。アダージェットはウィーンフィルの弦の絶美を堪能できます。おおきなうねりがいかにも豊かな音楽としてあふれます。ロンド・フィナーレはやっぱりここもまだ重い。長いドラマの解決という位置づけではなく、同じムードの中での大曲の最終楽章ということか。開放感も充実感も必ずしも大きい感じはしないなあ。晩年のバーンスタインが到達した第5交響曲観はこういうことになったのですな。個人的には、ちょっと暗め・重めに過ぎるかなあ。ま、でももちろん、実に立派な演奏です。遅いテンポをとるなら(そういう演奏が近ごろ多い)、これくらい、中身をぎっちり詰めこんでくれないといかんなあ。

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  • ★★★★☆ 

    silver  |  東京都  |  不明  |  2011年06月06日

    第五楽章、ホルンが失敗しております。これがなければ最高の演奏なのだが・・・星一つ減。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2010年11月09日

     長年、この曲はショルティ、シカゴ響(’70録)で、親しみ、、カラヤン、テンシュテット、エッシェンバッハ等も聴き’72年のバーンスタイン、ウィーンフィルの映像も見た。それから、この盤にたどりついた。ここまで、じっくり、濃厚、極端、過剰な演奏をやらずには、いられない、それこそがマーラーだと信じるバーンスタインと、それに応えられる知機と経験を持ったウィーンフィルしか成し得ない、貴重な演奏。他が、どうとか関係ない。せめぎ合った人間の記録。重苦しい、痛々しい。喜ばしい。

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  • ★★★★★ 

    お寿司  |  石川県  |  不明  |  2008年05月02日

    ”この演奏を超えた録音は無い。VPOはどんな時も、音が荒れる事が無い。オケはこれ以上は鳴らないと思われる。第一楽章の終わりの弦のはじく音ぞっとする程。

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  • ★★★★☆ 

    ワルター・メンゲルベルク  |  不明  |  2008年02月04日

    バーンスタインが、マーラーと一体化し全身全霊を注ぎ込んだ命懸けの演奏です。最近は、スコアに忠実なだけで中身の乏しい演奏がはびこっています。そういう演奏を好む人の言い分をざっと挙げると「表面的な感情表現を排除している素晴らしい演奏」「感情表現が濃厚なものは破綻する」「曲自体が骸骨のような曲だ」云々。そしてバーンスタインの演奏を「口説い」とこきおろす訳です。嗚呼、何をかいわんや!マーラーは多分に分裂的傾向を持ち、死を痛烈に恐れた人です。彼の人生そのものが曲に表れているのならば、単に理路整然としている訳がありましょうか?感情表現が濃厚な演奏は破綻する云々といいますが、曲そのものが破綻や混沌を描いているのですから、破綻も混沌もなく、人間的感情

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  • ★★★★★ 

    素子&稀  |  山口県光市  |  不明  |  2007年07月14日

    マーラー第5番はCD/DVD含めて102種類持っているが、バーンスタインの1987年の演奏はかなり良いと思う。特に第4楽章は良い。 他にも良い演奏はあるが、結局これに戻る。

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  • ★★★★☆ 

    ジョーカー  |  福島県  |  不明  |  2006年09月06日

    重い、とにかく重い演奏だ。しかし、最高に美しい演奏でもある。NPOと比べると、同じ指揮者とは思えない。時間と精神的によほど余裕のある時じゃないと途中で席を離れたくなるほどの大河の流れのようにゆっくりで重厚な演奏だ。まるでチェリビッダケの演奏を聞いているようで非常に疲れる。それにしてもVPOの音は、本当に美しい特に第四楽章のアダージョの美しさは、この曲のベスト1であろう。

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  • ★★★★★ 

    @lex  |  赤堤  |  不明  |  2002年10月30日

    曲と一体化して自在に揺れるこのマラ5を聞いたら、他の演奏は物足らない.

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  • ★★★★★ 

    gakusei  |  北海道  |  不明  |  2021年07月06日

    私にとってマーラーの交響曲第五番といえばこの演奏である。重く悲劇的な第一部や美しく濃厚なアダージェットだけでなく、曲全体の終わりできれいに技が決まっているのがとても印象的だった。今のところ、ここまで決まっているラストは他に聞いたことがない。

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  • ★★★★★ 

    ハッチ  |  愛知県  |  不明  |  2021年03月20日

    マーラーの全集はグラモフォン晩年のバーンスタインに尽きる。 私は8番のコレクターだか、 マーラーのシンフォニーは 8番、大地、9番そしてヴィスコンティの5番に尽きる。

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  • ★★★★★ 

    LFA  |  千葉県  |  不明  |  2021年03月08日

    1987年バーンスタインの最晩年におけるウィーン・フィルとのライヴ録音である。他の演奏とは次元の違う録音であり、バーンスタインの最高傑作のひとつであろう。マーラーは「復活」、「第九番」しか聞かなかった時期が長いがこの演奏を聴き、3番目に好きになった曲である。ウイーンフィルのアダージェットの弦の音色が見事である。

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  • ★★★★★ 

    ushio  |  東京都  |  不明  |  2010年09月28日

    きれいでもない。激しくもない。そんなにドロドロしていない。しかし、堪えがたい抒情美。愛のため息。

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