ぴー助  |  埼玉  |  不明  |  2008年03月10日

なんだか荒れてきそうなので（笑）、「だめ！」評価の人達（？）に触れるのはやめて自分の感想を書きます。チェリビダッケ氏のブルックナーは「８番」の時にはちょっと付いて行けなかったのですが、今回の「５番」は抵抗なく楽しめました。独特のゆったりしたテンポが心地よく、夢の中に遊ぶような気がしました。氏の演奏だとこの曲のいかめしさよりも美しさのほうが前面に出て来て、とても親しみを覚えます。輝かしいフィナーレも人工的とは思いません。私にはこの曲の別の一面を教えてくれた演奏です。

 

b.r  |  Hyogo  |  不明  |  2008年03月10日

　これだけの賛否両論を巻きおこすだけに、影響力のある演奏であるという事は、面白い事実だと思います。ブルックナーらしいかどうか（これも主観的な判断では？）は別にして、ブルックナー演奏の録音としては最高の部類に属するものの一つではないでしょうか。異端であることは確かですが、これほどの感動を呼ぶ演奏を生演奏で体験できればこの上ない体験でしょう。録音レビューとしては、聴き手の体力と集中力が相当要されるものではありますが、ブルックナー５番の録音を考える上で、最大限推薦したいと思います。

 

たけかわ  |  豊中  |  不明  |  2008年03月08日

レビューずれしますが、「茶番は終わった」さんの推測が正しいとすると、「あさひなＮＯ」さんもあやしいことになりますね。この人は前に朝比奈のブル５のレビューをパロって反省を促された人で、この人はチェリが「朝比奈より」上だというメッセージを以前明確に出した人です。私が思うに、このメッセージが気に入らない別の人が、この他人のＨＮをかってに使って投稿しているんじゃないでしょうかね。私は朝比奈もチェリも大好きです。

 

純  |  近江八幡  |  不明  |  2008年03月07日

へんなレビューは無視するのが一番。誰かの反応を期待してるらしいけど、効果がないってわかれば諦めるでしょ。それにチェリビダッケの偉大さに変わりはないし、この演奏の凄さが覆るわけでもない。指揮者の個性が出て何が悪い？深みがないなんて言ってるけど、こんなに深い哲学と愛情を感じさせる演奏に出合ったことはない。発売にただただ感謝。

 

「茶番は終わった」  |  クナのお館  |  不明  |  2008年03月02日

なにが起きているんだ？特徴のある演奏に「ダメ」評が４連とは？文章の特徴上明らかに同一人物に思える。彼は２日おきに生まれ変わるのか？(笑)

 

「ティン！」  |  岡山  |  不明  |  2008年02月25日

何度聴いてみても感動しません。何故でしょうか。怖ろしく精緻で息をするのも憚られ、比類なく磨き上げられていることも、厭と言う程判るのですが・・・。そうでしたか、チェリは宗教なのですね。絶対的信仰が前提で、チェリと名が付けば無原則に誉め讃える方々のみが享受し得るのでしたね。それならば、人間的な交感を阻むこの人工臭・化学臭・機械臭も、窮極の美として受け容れられるのでしょう。世にも不思議な世界です。

 

びよんびよん  |  鴻巣  |  不明  |  2008年02月23日

チェリビダッケの演奏は耳の肥えた少数の人にしか解らないと考えられ勝ちだが、決してそうではなく、非常に単純である。其の為一般受けする。彼は尤もらしく現象学などと称するが、実体は極めて恣意的な作為と彼自身の嗜好に依拠するもので、自己暗示が強いに過ぎない。則ち表層の細工と加工という、相当に通俗的な傾向であって、高踏的でも深遠でもないが、神秘性を装っている分カラヤンよりも罪深いと言える。謂わば集団催眠の詐術であるが、この「5番」はそういう彼の皮肉な集大成と言えよう。

 

函館  |  あさひなＮＯ  |  不明  |  2008年02月18日

今までチェリの演奏に心酔してましたが、マイナス評価のみなさんのコメントを読んで目が覚めました。世間は広いんだなあ。

 

ゆらゆら亭  |  潮岬  |  不明  |  2008年02月16日

留まる所を知らない絶賛の嵐に吹き飛ばされそうだ。「チェリの」芸としては最上級、「ブルックナーの」演奏としては最も本質から遠い。比類なき庭師、亦は美容師としてのチェリの魔術を讃える限りに於ては一向に差し支えないが、これがこの曲の最高の表現であると極め付けられては、実に恐ろしい世の中だと思う。従ってブルックナーの至純な世界に浸ろうと考える方々には全く推奨出来ない。飽くまで異端の、極北にある演奏と言えよう。

 

金さん  |  長野県長野市  |  不明  |  2008年02月04日

まさかサントリーホールのライブがあるとは思いませんでした。せめて記録用にと録音を残してくれた関係者にお礼を言いたい。各楽器のバランスがよく、和音も美しく全体的なサウンドが素晴らしい。チェリビダッケファンではありませんが、ゆっくりなテンポも気にならず、時間が経つのも忘れてしまいました。本当に貴重な記録です。

 

徳力  |  東京都  |  不明  |  2008年01月12日

今となっては偉大な人物。それは認める。しかし、私はどうしても彼の遅すぎるテンポに納得しない。他の曲でも同様だ。色々理屈はあろう。要は自分とは生理的に合わないということだ。

 

北の火薬庫  |  北海道  |  不明  |  2008年01月01日

ちょっと熱を冷ましてから購入しました。この録音が表に出る喜びを素直に伝えることが大切なのではないかと思います。ライブなのですから、録音の条件や切り貼りの札は手持ちにありません。ここにあるのは、ブル５を初めて演奏するサントリーホール前にし、テンポを考えたチェリビダッケがいるという事実でしょう。オケのトレーニングは、彼らしい「とことん」ですし、最晩年のものより本人の集中力が高い結果と思います。やはり１ページを刻むべき指揮者の芸術の記憶として重要な一枚とカウントすべき演奏なのだと思います。

 

花子  |  埼玉  |  不明  |  2007年08月25日

当時実演を聴いた者です。実演よりも良く聴こえます（笑）。当時、ミュンヘンではガスタイクホールの落成式として同曲が演奏されたのですが、これは大変出来が良かったです。もちろんこのサントリーの演奏も他の指揮者から較べれば異次元の音楽なのですが、それでも特に４楽章においてトランペットが外すなど集中力に欠けていたのは事実でしょう。ＣＤではクライマックスでのトランペット外しが修正されていたりと録音上からはその集中力欠如が伝わらないのが何とも不思議です。まあ、彼の場合実演とＣＤとが逆の出来で聴こえてくることがしばしばで

 

ルパン４世  |  浜松市  |  不明  |  2007年07月26日

大演奏ですね。このような言葉は無いだろうに、聴き終わった直後、そんな言葉が浮かんできた。そしてしばし茫然としました。この演奏が録音されていて本当によかった。英断だったと思います。チェリの録音が１つでも多く発掘される事を願います。

 

BARON  |  福岡県  |  不明  |  2007年07月18日

素人的に聴いて、一番先に感じた印象は、楽器の一つ一つが丁寧に演奏されており、オーケストラの音が今までに聴いたことないような音に聴こえる。但し、演奏はとても遅く、今まで聴きなれたNo.5とは違い、確かに遅すぎると感じるくらい遅い。この曲を初めて聴く人にはおすすめ出来ない。しかし、何度も聴いていると、それぞれの楽器の美しさに、はっ！とさせられる瞬間が自分にはありました。私には大きな感動のある演奏でした。