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メンデルスゾーン(1809-1847)

CD 弦楽四重奏曲全曲 ヘンシェル・クァルテット(3CD)

弦楽四重奏曲全曲 ヘンシェル・クァルテット(3CD)

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  • ★★★☆☆ 

    蓮華人  |  千葉県  |  不明  |  2010年01月28日

    若々しく溌剌とした演奏だがメンデルスゾーンとの相性はイマイチのよう。全体的に前のめりで、4人がそれぞれの主張を、曲げずまっすぐ突き抜けるぞ、と言った雰囲気。協調より競い合うことで止揚を目指したのだろう。しかし音楽の本質を手繰り寄せられず、それぞれの技量の開陳に留まってしまったようだ。頑張ったのにザンネン。

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  • ★★★☆☆ 

    小鳥遊 司  |  東京都三鷹市  |  不明  |  2007年03月03日

    室内楽を聴く喜びには様々あろうが、私は、その醍醐味、語らいにあると思う。ヘンシェル四重奏団の爽快で開放的な熱演は、やや陰影に乏しく、一方的に青臭い体験談や背伸びした意見を聞かされるやかましさ、煩さが支配的だ。その若さに大いなる魅力と嫉妬を覚えつつも。 但し、メンデルスゾーンというのは変わった天才で、豊かな才能、知性、教養、そして何より人格に裏打ちされた、それでいて浅はかな音楽を書く音楽家である。カルテットもその例に違わないから、決して音楽の本質を損なった演奏ではないし、ここには厭味の欠片も見られない。どうも、私はメンデルスゾーンの良い聴き手にはなれなさそうだ。

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