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マーラー(1860-1911)

CD マーラー:交響曲第5番、モーツァルト:交響曲第35番『ハフナー』 テンシュテット&ロンドン・フィル(1984大阪ライヴ)(2CD)

マーラー:交響曲第5番、モーツァルト:交響曲第35番『ハフナー』 テンシュテット&ロンドン・フィル(1984大阪ライヴ)(2CD)

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2012年05月05日

    想い出します。このコンビのこのプログラム、私は昭和女子大人見記念のホールで聴いたのであります。その時が、海外オケも初ならマーラーの実演も初という、わが音楽視聴歴の重大事件でありました。マーラー冒頭のシンバルの強烈な打撃でノックアウトされ、ぶあつい弦の大波に翻弄され、自信たっぷりに朗々と咆哮するホルンに驚き、とまさしく万事に圧倒されたのを今も忘れません。このディスクはその記憶をまざまざと再現してくれます。大編成による厚くたっぷりとした「ハフナー」は、確かにこんな感じでした。力に満ち、推進力を持った、大きな存在感のあるモーツァルトです。そしてメインのマーラー。重く、粘り、激しく、それでいて内にある感情を歯噛みしながらまだ内部にマグマとして留めているような、恐るべき高エネルギーの演奏でした(私が聴いた当日は、ほとんど90分に近い演奏時間だったな)。これは誰にでも薦められる演奏ではありません。キワモノとまでは言いませんが、あまりにも異形の、個性的で特別な演奏です。マーラー演奏に異常な情熱と使命感を持ったある指揮者が我々に突き付けた、現代におけるマーラー演奏の意義に対する問題提起にしてかつ一つの回答、とでもいうべきものとして、ひとまずは受け止めて欲しいと個人的には思います。名演とかいう言葉はふさわしくなくて、ひたすらに凄演です。思い切り没入して聴くと、かえってカタルシスの得られる演奏です。録音はまあ良好でしょうか。実演でのこのコンビは、本当にものすごい音圧で、全身が(飛ばされるのではなく)つぶされそうでした。優秀とまでは言えませんが(ややレンジが狭く、鮮度に不足)、鑑賞には十分です。

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  • ★★★★☆ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2011年09月02日

    よく批評家が「ライブの凄さが録音に入りきらない演奏」と言う表現をしているが、僕にとってはまさにこの演奏こそそれだと言える。僕が聴いたのは静岡公演だったが、それまでに体験していた他の演奏会とは まったく別の音楽が聴こえて来たのを記憶している。その時の記憶を頼りにこのCDを聴いていれば、「なるほど確かにあの時聴いた音楽だ」と納得できる気もするが(★5つ)、その記憶なしで耳にしたとしても、巷にあふれる他の同曲の中に埋もれて、印象の薄い演奏だっただろうと考えられる(★3つ)。で、総合して★4つとした。 ハフナーの方は、演奏会の時も、さほど印象に残らなかった。おそらくこのCDでも、その時の音が聴けているのだろうと思う。

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  • ★★★★☆ 

    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2009年12月06日

    マーラーは、ちょっと大人しい印象で、最初の二つの楽章など、やや乗りきれておらず、重たい演奏だが、スケルツォあたりから、目覚めてくる。バイオリンの高弦部がやや薄く響くのは録音の所為だと思うが、録音レベルもやや低いように思う。嵐のような、突撃式マーラーを聞きたいなら、ショルティとか、他にもあると思うけれど、これはこれで悪くない。コーダの間の取り方なんか悪くないと思う。ハフナーも、会場の特性か、やわらかい響きで、安定している。マーラーの、第二楽章は「嵐のように」という指定があり、ハフナーの第一楽章は「烈火のごとく」というのがモーツァルトの要求だが、まあ、いずれもそういう演奏ではない。ハフナーの最終楽章は、3分40秒ほどで、かなり速い部類だが、これまた落ち着いた印象で、バーンスタインのような「熱気」は感じないが、2分過ぎたあたりから、かなり力瘤が入ってくる。切れよりも、重量感で勝負という感じだ。テンシュテットのインタヴューは、確かに短く、この程度ならいらないと思う。

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  • ★★★★☆ 

    ワルター・メンゲルベルク  |  不明  |  2008年10月01日

    私も含め、ここに記載された評価は相当な辛口だと思います。昨今の無味乾燥としたマーラーに比べれば、格段に説得力があるし聴き応えもあるのですが、皆さんも仰る88年盤が(安易な枕詞ではなく本当の意味で)比較の域を逸した演奏であるだけに、どうしても不満の方が残ってしまうのです。二つの間の四年間に、テンシュテットは喉頭癌に侵されたことで、曲に対する見方も相当に変化しています。テンシュテット自身の言葉を借りれば、「マーラーは、私の人生」なのですが、まだ健康だった84年の当録音は、どちらかと言えば健康的な、深刻ぶらない演奏で、悪く言えば他人行儀に思えるところさえあります(インタビューでも「マーラーの音楽は健康的なものだと思う」と語っています)。しかし、病に倒れた後の88

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  • ★★★★☆ 

    ガリ  |  泪橋  |  不明  |  2008年09月28日

    88年盤(EMI)ほどティンパニが彫り深く響かないし、クライマックスの加速は大人しい。ただ弦楽器は本盤ははっきりと聞こえるので、テンシュテットの粘りは凄く伝わってくる。

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  • ★★★★☆ 

    I&W  |  JAPAN  |  不明  |  2007年05月11日

    MAHLER;14’41/15’38/18’09/12’24/15’15 MOZART;5’36/4’42/3’08/3’44

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  • ★★★★☆ 

    KAZE  |  北国  |  不明  |  2005年12月30日

    84年4月6日の初来日時のマーラー5。テンシュテットとLPOは丹念に音を積み上げ、マーラーの音の世界を構築していったのです。同時期の演奏の記録であり、当時の会場での感動がよみがえったのでした。

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  • ★★★★☆ 

    bravo  |  Osaka  |  不明  |  2005年06月30日

    曲への没入が凄まじい、良くも悪くもテンシュテットのマーラーです。生で聴けばきっと超感動していたでしょうが、録音となると並み居る巨匠と張り合わなければいけないのが辛いところです。同路線ならバーンスタイン&VPOのプロムス盤には遠く及びません。個人的にはEMIのライブ盤の方が好きです。

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  • ★★★★☆ 

    こばと  |  東京都  |  不明  |  2005年06月28日

    私文:フランツ様私の意見にご賛同いただきありがとうございますI「インタビュー」が2分弱では…

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  • ★★★★☆ 

    副委員長  |  埼玉県  |  不明  |  2005年06月27日

    素晴らしい演奏ではありますが、88年ライヴには及ばないというのが率直な感想です。音質はEMIより優れてますが、演奏については特筆すべきものがないです。日本公演のためか、少し固めで、88年のライヴに比べるとやや盛り上がりにかけます。88年のライヴは正に一期一会の名演だっただけに、あれを上回るのは無理なのかもしれません。

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  • ★★★★☆ 

    フランツ  |  宮崎県  |  不明  |  2005年06月26日

    情感の濃さ、曲へののめり込み方はやっぱり尋常じゃないですが、あちこちにライブならではのミスがあり、最高評価は回避!4楽章もまだまだ濃くできたと思います。 ところで、こばとさんのご意見に激しく同感!

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  • ★★★★☆ 

    LandauTY  |  京都府京都市  |  不明  |  2005年06月25日

    手術後のどこか「いってしまった」感の演奏を期待するのなら期待できません。そつなく優れています。ハフナーは小気味よく、マーラーは起伏が適度にかかっています。

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  • ★★★★☆ 

    こばと  |  東京都  |  不明  |  2005年06月23日

    演奏は文句なく満点。でも「2枚組」をうたっているのにその2枚目が20分弱では、これは「ボーナスCD」で1枚ものの値段で出すのが「良心的」ではないでしょうか?よって減点2。

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