シューベルト(1797-1828)

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SHM-CD

八重奏曲 ギドン・クレーメル、タベア・ツィンマーマン、ラドヴァン・ヴラトコヴィチ、他

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG6332
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

シューベルト:八重奏曲
ギドン・クレーメル、タベア・ツィンマーマン、ラドヴァン・ヴラトコヴィチ、他


このグループは1981年にクレーメルが主宰するロッケンハウス室内音楽祭において結成されました。作品に応じて様々な編成を組んでおり、気心の知れた仲間たちと繰り広げるアンサンブルは非常に密度の高いものとなっています。さらにこのシューベルトの八重奏曲では、自筆譜や初版譜などを考察し、作品の本質を見事に描き出しています。(メーカー資料より)

【収録情報】
● シューベルト:八重奏曲ヘ長調 D.803


 ギドン・クレーメル(第1ヴァイオリン)
 イザベル・ファン・クーレン(第2ヴァイオリン)
 タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)
 ダヴィド・ゲリンガス(チェロ)
 アロイス・ポッシュ(コントラバス)
 エドゥアルト・ブルンナー(クラリネット)
 ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)
 クラウス・トゥーネマン(ファゴット)

 録音時期:1987年4月
 録音場所:ポリング
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

内容詳細

クレーメルが主宰するロッケンハウス音楽祭の仲間たちによる演奏。それぞれがソリストとして活躍する個性的な面々だが、クレーメルの求心力もあって、緊張感を保ちつつも愉悦感に満ちた合奏を繰り広げている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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1980年代初めに立ち上げられたロッケンハウ...

投稿日:2010/11/17 (水)

1980年代初めに立ち上げられたロッケンハウス音楽祭の仲間達グループがクレーメルを要に1987年に収録したシューベルトの八重奏曲で曲自体は当時のクラリネット名人だった○○伯の為にベートーヴェンの七重奏曲を手本に・・・尤もベートーヴェンの作品もモーツァルトの何重奏曲を踏襲したものらしいですが・・・書かれたものです。マァ、シューベルトらしい曲想の繰りかえし(グレイト交響曲の様な天国的繰りかえし?)が各楽章あり正直私は苛立つ時もありますが本盤はメンバーが夫々個性あるプレイヤーでややダルイ曲?の中に少しでも緊張感を如何に見出せるかが私には焦点でありました。結果としては可もなく不可もなくといった処でやはり曲自体幾種類の演奏盤を揃えて聴き比べまでしようとは思わない現状私のレベルであることを再認識した次第です。演奏タイムは@14’55A11’05B6’01C11’24D6’37E11’10と過不足ありません。第1楽章落ち着いた雰囲気が混沌とした推移を見せ次に管主導でアレグロに移って転調を噛ませて時には緊迫感もはらませますが一つのテーマの繰りかえしに終始。アダージオ的につかみどころの無いものの穏やかな気分での第2楽章、トリオを挟んだ第3楽章、変奏方式の第4,5楽章を経て最終楽章は不安を煽る様な弦の出だし・・・この辺り「未完成」交響曲を連想しました・・・からそれを基調として明るみを帯びつつコロッと曲想は変わって舞曲風も加えます。次第にフィナーレに向かって主題を強調しつつホルンのバックが何故か印象的です。とにかく終わりそうで中々終わらない・・・聴く側にとってシューベルト曲特有の困難さというか曲に先述の様にもどかしさを次第に覚えてきます。ウィーン風の演奏とは異なる故曲から脱却しきれない限界も感じました。録音は良いけれど回数聴き込まなければ良さがわからないのかもしれない曲であり演奏なのでしょう。当面OKランクとしておきますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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