ショスタコーヴィチ(1906-1975)

人物・団体ページへ

SACD

Sym, 5, : 西本智実 / Russian Bolshoi So +tchaikovsky: 1812

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KIGC3
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

内容詳細

西本智実が2003年に録音したロシア・ボリショイso.“ミレニウム”の首席指揮者就任記念アルバム。ショスタコーヴィチとチャイコフスキーの2作品を収録しており、西本の美質を余すところなく楽しめる。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

★
★
★
★
☆

3.5

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
3
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
西本智実指揮、ロシア・ボリショイ・交響楽...

投稿日:2016/11/14 (月)

西本智実指揮、ロシア・ボリショイ・交響楽団ミレニアムの演奏による、ショスタコーヴィチ『交響曲第5番』チャイコフスキー祝典序曲『1812年』を収録したCDです。 その宝塚ばりの容姿等、音楽以外の事で有名になるこの指揮者ですが、殆どのディスクは奇をてらう事のない堅実なオーソドックスな演奏です。 ロシア・ボリショイ・交響楽団ミレニアム時代の録音もたいていはそうですが、この革命の副題をもつショスタコの交響曲に関してはおおかたの評価通り、やや粗さがあります。 一方、チャイコフスキーは、ユルロフ記念国立アカデミー合唱団が参加した合唱入り版で、中間部の各楽器を歌わせた所や、勝利の場面の盛り上がり等、手堅く、楽しい仕上がりになっています。 この曲はライヴ盤も残している西本ですが、演奏の良さはライヴ、音質等は本盤の方に軍配があがり、一長一短と言った所です。 オケのロシア・ボリショイ・交響楽団ミレニアムは、モスクワやサンクトペテルブルクのオケのようないかにもロシアと言った響きを残しており、1人だけ飛び出したトランペット、分厚い低音、豪快なティンパニ等、なかなか個性派なオケです。 意外と録音も優秀で、どちらかと言えばオケの音色を楽しむディスクと言えるのかもしれません。

レインボー さん | 不明 | 不明

0
★
★
★
☆
☆
2002年にRBSO”MILLENIUM”というオーケス...

投稿日:2010/02/06 (土)

2002年にRBSO”MILLENIUM”というオーケストラの首席指揮者に就いた西本の同オーケストラとのお披露目録音の一つです。西本はムーシンの指導を仰いで研鑽を積んだ者ですが特に際立つバックやその道のコンクール入賞暦も無い木枯らし紋次郎みたいな感じでその宝塚男役ばりの容貌と指揮ぶりがその魅力を実力以上に見せているようです。それはそれで女性指揮者という道を選んだのですから、又 彼女は地元出身だし応援したくなりますね。さてこのショスタコーヴィチの第5交響曲(2003年録音)は超有名曲だけに名演がひしめきそこに録音で割って入ろうという気概だけは注目すべきでしょう。演奏タイムは@17’37A5’32B14’20C11’21とやや両端楽章が心持じっくり目かなというイメージ。第1楽章出だしの強烈な動機に続く高音弦がゆったりし過ぎに思えダレ気味に感じましたが中ほど過ぎて場面が代わりピアノ、テューバ伴奏マーチ・・・シンバルーンの大きな鳴りではロシア的粗さと大見得を切る処は聴きようによっては納得もしないではありません。第2楽章はただ前に進んでいる感じですが第3楽章は一応山場は聴かせます。最終楽章特に初めの方このオーケストラの粗さが気になり僅かなミスも聴く側は引き摺ります。最後のクライマックスへの歩みはしっかりポイント押さえはされてはいます。この超有名曲はどんな演奏でも馬力というか聴かせ処が分り易いので表面的辻褄はある程度とれる曲・・・特にロシアの重低音楽団なら・・・でもあります。なお、「1812年」(タイム15’49)は以前にも録った盤があるようです。西本は昨年BPO(ベルリンではありません、ブタペストです)率いて日本公演しましたがこれから加齢して行く彼女、昨年週刊誌に書かれた状況もどこまで本当かは別にして健闘している彼女の真摯な姿勢を見守って行くしかないですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

1
★
★
★
★
☆
この指揮者は華やかな話題や外見に比べると...

投稿日:2003/08/05 (火)

この指揮者は華やかな話題や外見に比べると、とても地味で堅実な音楽をする方という印象がここでは残りました。ここでもそういう演奏なのですが、この指揮者としては意外なほど仕上げが少々粗いものとなっているのがちょっと意外でしたが、オケが聴かせる情念のような響きがとても印象にのこった演奏となっています。

ぼん さん | 神奈川県 | 不明

1

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

プロフィール詳細へ

ショスタコーヴィチ(1906-1975)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品