ツェムリンスキー(1871-1942)

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SACD

ツェムリンスキー:人魚姫、レーガー:ベックリンによる4つの音詩、ニールセン:序曲『ヘリオス』 上岡敏之&新日本フィル

ツェムリンスキー(1871-1942)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OVCL00663
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD

商品説明

オーケストラで奏でる叶わぬ恋の物語。

甘美で哀愁漂うロマンティックな音楽は、上岡&新日本フィルの十八番ともいえるほど、その豊かな色彩とウィットを効かせた演奏に評価が高まっています。当盤では、彼らの魅力が存分にお楽しみいただける楽曲を集めました。
 アンデルセンの童話を元に作曲された『人魚姫』と、ニールセンの序曲『ヘリオス』は、デンマーク外交関係樹立150周年を記念した演奏会(2017年10月)から収録。コペンハーゲン・フィルの首席指揮者でもある上岡が導くファンタジックな世界を、新日本フィルは見事に表現しています。そして、2017年11月の熱狂的ライヴから、マックス・レーガーの隠れた名作『ベックリンによる4つの音詩』。絵画から生まれた音楽が表情豊かに描かれます。音楽監督・上岡敏之と新日本フィルによる一期一会の快演です。(メーカー資料より)

【収録情報】
1. レーガー:ベックリンによる4つの音詩 op.128
2. ニールセン:序曲『ヘリオス』 op.17, FS32
3. ツェムリンスキー:交響詩『人魚姫』


 新日本フィルハーモニー交響楽団
 上岡敏之(指揮)

 録音時期:2017年10月14&15日(2,3) 11月10,11日(1)
 録音場所:東京サントリーホール&横浜みなとみらいホール(2,3) すみだトリフォニーホール(1)
 録音方式:ステレオ(DSD/ライヴ)
 SACD Hybrid
 2ch HQ (CD STEREO/ SACD STEREO)

内容詳細

上岡敏之&新日本フィルのライヴ録音。ツェムリンスキーの「人魚姫」が素晴らしい。後期ロマン派の豊潤な音色を見事に作り上げている。レーガーは、ベックリンの絵画にインスピレーションを受けた音楽。上岡は、濃淡を使い分けた、良い意味での絵画的な演奏を繰り広げる。(治)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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ニールセンとツェムリンスキーは2017年10月...

投稿日:2018/08/19 (日)

ニールセンとツェムリンスキーは2017年10月の日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念演奏会からの曲目(この2曲の間に清水和音をソリストとするグリーグのピアノ協奏曲が演奏された)。レーガーは11月のいわば「ベックリン・プログラム」からの一曲(他の曲目はラフマニノフの交響詩『死の島』とカティア・ブニアティシヴィリをソリストとするチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番)。ほんらい統一性のある二種類のプログラムが分断されてしまったのは残念だし、特にブニアティシヴィリとの共演はどんどん先に行きたい独奏者ともう少し粘りたい指揮者が丁々発止のバトルを演ずるスリリングな出来だったが、アーティストの専属関係から見ても協奏曲を入れるのは無理か。 この曲目の中では『人魚姫』が抜群の出来だ。開始まもなくの抒情的な旋律の歌わせ方からして、拍の強弱を目立たせないようにして、つややかに(悪く言うと「のっぺりと」)弦楽器を歌わせる上岡節が早くも顕著。一方、管楽器の浮き立たせなど色彩的なオーケストレーションの生かし方も巧みだし、ドラマティックかつ悲劇的な緩徐楽章である終楽章の美しさは格別。初演前に作曲者が行った第2楽章の大幅なカットを復元した版でも録音されているが(ストゥーゴールズ指揮のONDINE盤)、これは従来の譜面による演奏。『ベックリンによる4つの音詩』は珍しい曲だが、残念ながら曲自体が類型的かつ凡庸。同じ『死の島』の音楽化(レーガーの第3曲がそれ)にしても、ラフマニノフの方が断然、上手だと思うが、ラフマニノフ『死の島』はチャイコフスキー『悲愴』とのカップリングで出ることになった。レーガーのみ最後に拍手入り。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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