メンデルスゾーン(1809-1847)

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CD

Sym.4, Die Hebriden: Szell / Cleveland.o

メンデルスゾーン(1809-1847)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SRCR2545
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

メンデルスゾーン:交響曲 第4番 イ長調Op.90 「イタリア」/劇音楽「夏の夜の夢」(抜粋) /序曲「フィンガルの洞窟」 <br>セル&クリーヴランド管弦楽団の驚異的な機能性が発揮された名演です。その精緻で透明な響きと完璧なバランスは比類が無く、セルの一点一画をゆるがせにしない構成が際立っています。一方、厳格な構成の中にもしなやかな歌と弾力性のある表現が大きな魅力で、第1楽章冒頭は大きな聴きどころとなっています。第2、第3楽章の室内楽的な表現の美しさや「夏の夜の夢」の夜想曲における美しさも圧倒的です。

内容詳細

シェイクスピアの戯曲を原作とする代表作「夏の夜の夢」と、南国イタリアの情緒に興を得て書かれた「イタリア」。セルによるメンデルスゾーンは、虚飾を排しながら美しさに満ちている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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凄い演奏だ。セル&クリーヴランド管弦楽団...

投稿日:2012/09/08 (土)

凄い演奏だ。セル&クリーヴランド管弦楽団の全盛期の演奏がいかに凄まじいものであったのかがよく理解できるところだ。セルは、先輩格である同じハンガリー出身の指揮者であるライナーや、ほぼ同世代のオーマンディなどとともに、自らのオーケストラを徹底して鍛え抜いた。セルの徹底した薫陶もあって、就任時には二流の楽団でしかなかったクリーヴランド管弦楽団もめきめきとその技量を上げ、ついにはすべての楽器セクションがあたかも一つの楽器のように奏でると言われるほどの鉄壁のアンサンブルを構築するまでに至った。「セルの楽器」との呼称があながち言い過ぎではないような完全無欠の演奏の数々を成し遂げていたところであり、本盤の演奏においてもそれは健在であると言える。本盤には、メンデルスゾーンの交響曲第4番や、劇音楽「真夏の夜の夢」からの有名曲の抜粋、そして序曲「フィンガルの洞窟」がおさめられているが、とかく旋律の美しさのみが強調されがちなこれらの楽曲が、セルの手にかかると、引き締まった硬派の音楽に変貌するのが素晴らしいと言える。メンデルスゾーンの交響曲第4番には、同じく硬派の演奏としてトスカニーニ&NBC交響楽団による超名演(1954年)があり、濃密なカンタービレの魅力もあってとても当該演奏には敵わないと言えるが、一糸乱れぬアンサンブルを駆使した演奏の完全無欠さという点においては、本演奏もトスカニーニによる超名演に肉薄していると言えるところだ。劇音楽「真夏の夜の夢」も、この黄金コンビならではの引き締まった名演であると言える。とりわけ結婚行進曲など、下手な指揮者の手にかかると外面的で安っぽい音楽に成り下がってしまいがちであるが、セルの場合は、かのクレンペラー&フィルハーモニア管弦楽団による超名演(1960年)と同様に、高踏的で格調の高い音楽に聴こえるのが見事であると言える。序曲「フィンガルの洞窟」については、もう少し演奏全体にゆとりというか、味わい深さが欲しい気もするが、演奏自体の水準は極めて高いものであり、名演と評価するのにいささかも躊躇するものではない。音質は、1957〜1967年にかけてのスタジオ録音であり、録音年代がやや古いこともあって、従来盤は今一つ冴えないものであったが、数年前に発売されたシングルレイヤーによるSACD盤は、これまでの従来盤のいささか劣悪な音質を一新するような、とてつもない鮮明な高音質に生まれ変わったと言える。Blu-spec-CD盤も発売(現在では廃盤のようである。)されており、それも十分に良好な音質であると言えるが、所詮SACD盤の敵ではないと言える。もっとも、当該SACD盤は現在では入手難であるが、セルによる素晴らしい名演でもあり、可能であれば、中古CD店などで購入されることを是非ともおすすめしておきたいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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セルのイタリア交響曲とフィンガルの洞窟は...

投稿日:2009/03/19 (木)

セルのイタリア交響曲とフィンガルの洞窟はクリーブランドOの完璧なアンサンブルで指揮者の意図を再現した盤と申せましょう。イタリアはなかなかキビキビした演奏であのトスカニーニの名演より馥郁さもあり気に入っております。以前フィンガルの洞窟はロザムンデ、オベロン序曲等とセットになつたLPで聴いていました。セルの身につけたウィーン風に付け加えるに引き締まった彼の芸風がブレンドされているのはセル独自の世界でしょう。フィンガルの洞窟での弦の高音域も綺麗ですし最後クライマックスも無闇に追い込みが無いのも素敵です。

一人のクラシックオールドファン さん | 芦屋 | 不明

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ぼくは「イタリア」について書きます。1楽...

投稿日:2008/01/10 (木)

ぼくは「イタリア」について書きます。1楽章と4楽章がスゴイですw こんなにスピード感のあるものは聴いたことがありません! しかも脅威の合奏精度なんだからたまりません^^; しかも3楽章のホルンの合奏の音楽的なこと♪ ボクはイタリアはこれで決まり!

京都のタケさん さん | 日本 | 不明

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メンデルスゾーン(1809-1847)

ドイツ・ロマン派の大作曲家、メンデルスゾーンの生涯は38年という短いものでした。現在のイメージでは、メンデルスゾーンは作曲家ですが、当時は指揮者・ピアニスト・オルガニストとしても非常に多忙だったようで、これに自ら設立した音楽院の運営や、同時代作品や過去作品の紹介といった数多くの仕事が加わり、さらには

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