ブルックナー:交響曲第8番、尾高尚忠:交響曲第1番　尾高忠明&NHK交響楽団(2007、2011)(2CD)

ブルックナー好きを驚嘆させた尾高忠明の第8番がついにCD化

尾高忠明はブルックナーを振りたくて指揮者になったといわれるほど、この作曲家に強い思い入れを持っているとされます。満を持して2007年6月にN響と披露した第8番は、あまりの深さ、音楽の大きさで聴衆を圧倒する名演だったと語り継がれています。それがついにCD化。
　カップリングは尾高の父でやはりNHK交響楽団の前身・新交響楽団の指揮者を務めた尚忠[1911-1951]の未完の交響曲。近年発見された第2楽章付で、稀な父作子演となっていて、壮絶かつ胸を打つ世界を作り上げています。(販売元情報)

【収録情報】
1. ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB108(ハース版)
2. 尾高尚忠:交響曲第1番(2楽章版)

　NHK交響楽団
　尾高忠明(指揮)

　録音時期:2007年6月2日(1)、2011年5月7日(2)
　録音場所:東京、NHKホール
　録音方式:ステレオ(ライヴ)

　ディスクは国内プレスとなります。

【N響90周年記念シリーズ〜日本人指揮者篇2】
大好評のNHK交響楽団9 周年シリーズ、第3弾は日本人指揮者の第2回です。今回は若杉 弘、尾高忠明、山本直純の3名。曲目も若杉のブルックナー、モーツァルト版の『メサイア』から、尾高尚忠未完の交響曲を感動的な父作子演するなど魅力満点。ことに当時大人気だった山本直純が自身ナレーションもつとめたブリテンの『青少年のための管弦楽入門』はユーモアたっぷりで抱腹絶倒。つづく「スター・ウォーズ」やルロイ・アンダーソンも楽しさいっぱいで、NHK交響楽団がボストン・ポップスさらにはビッグバンドのような響きを出す多才ぶりを発揮しています。(販売元情報)