SACD 輸入盤

ヨハネ受難曲 ヤーコプス&ベルリン古楽アカデミー、RIAS室内合唱団、ベルリン大聖堂合唱団(SACD+DVD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMC802236
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
DVD付き, ハイブリッド,輸入盤

商品説明


バッハ:ヨハネ受難曲(SACDハイブリッド+DVD)
ヤーコプス&ベルリン古楽アカデミー、RIAS室内合唱団、ベルリン大聖堂合唱団
第2稿の楽曲も5曲収録!
ボーナスDVDには録音風景も収録


2013年に発売され高い評価を受けたマタイ受難曲から3年、今度はヨハネ受難曲が登場します。今回も、レコーディング・セッションの様子などメイキング映像入りのDVDが付属、別ヴァージョンへの配慮も含め、ヤーコプスの意気込みの伝わる内容となっています。

【ヨハネ受難曲】
「ヨハネ受難曲」は、バッハの生前に計4回演奏され、毎回新たな変更が加えられた作品です。バッハがその時の演奏で使える楽器や演奏家に影響され改訂された場合が多いようですが、もっとも大幅に変更されたのが1725年の第2稿です。第2稿では、冒頭の合唱部分には、のちにマタイ受難曲第1部の終曲に転用されることとなるコラールを使用し、作品後半にも数曲の異なるアリアを使用しています。ヤーコプスはこのアルバムで、通常の全曲ヴァージョンのほかに、第2稿で追加・差し替えられた5曲も余白に収めています。

【凝った演奏者配置】
ヤーコプスは合唱団の歌詞を最大限に明瞭にするため、そしてオーケストラにも最大限クリアな響きを求めるために、いくつかのパートに分類することを要求しました。福音史家と通奏低音のパートは中央に、オーケストラは左に、右側には合唱、そこから各アリアを歌うソリストが現れ出るという、配置で録音されました。5.1サラウンドで再生すると、異なる4つのセクションが聞き手のまわりに配置されているように再生される臨場感溢れる録音となっています。

【ボーナスDVD】
トータル56分、レコーディング風景などメイキング映像を収録。この録音では、「マタイ受難曲」同様、演奏陣の配置も注目されるだけに、レコーディングの様子を映像で見ることができるのは興味深いところです。

【ボーナス・ハイレゾ音声】
第2稿の要素を入れ込んで再構築した音源を、ハイレゾ・ダウンロードすることができます。


【収録情報】
Disc1〜2(SACDハイブリッド)
● バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245 全曲
● バッハ:ヨハネ受難曲第2稿〜第1曲合唱「おお、人よ、汝の大いなる罪を悲しめ」(差し替え曲)
● バッハ:ヨハネ受難曲第2稿〜第11曲テノールのアリア(追加曲)
● バッハ:ヨハネ受難曲第2稿〜第13曲テノール・アリアを(差し替え曲)
● バッハ:ヨハネ受難曲第2稿〜第19曲テノール・アリアを(差し替え曲)
● バッハ:ヨハネ受難曲第2稿〜第40曲カンタータBWV23終曲合唱「キリスト、汝 神の子羊」(差し替え曲)


 ヴェルナー・ギュラー(福音史家/テノール)
 ヨハネス・ヴァイサー(バリトン)
 スンハエ・イム(ソプラノ)
 ベンノ・シャフトナー.(アルト)
 セバスティアン・コールヘップ(テノール)
 ベルリン古楽アカデミー
 RIAS室内合唱団
 ベルリン大聖堂合唱団
 ルネ・ヤーコプス(指揮)

 録音時期:2015年7月
 録音場所:テルデックス・スタジオ、ベルリン
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

Disc3(ボーナスDVD)
● メイキングDVD(56分)


ユーザーレビュー

総合評価

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 ヨハネの福音書を土台にした「ドラマ」を...

投稿日:2021/08/17 (火)

 ヨハネの福音書を土台にした「ドラマ」を体験するというよりは、受難曲という「歌」の集合体を体験する盤と思う。とにかく各トラックの歌への工夫や熱の入れ方が素晴らしいと思う。合唱とソロとがバランスよく活用され、所々で通常なら合唱のみで歌われるところにもソロや重唱を配置し次第に合唱に発展させることによって(バッハが指揮していた当時の考え方でいうと)会衆が集う場所で呼びかけ、呼応し、合唱していくことでキリスト受難への想いを共有する過程を想像させる。「歌」としてのヨハネ受難曲を聴きたい方にお薦めしていきたい。もちろん響きや演奏も悪かろうはずはなく、最終曲が終わった後に「ボツにしたアリア」も入れる手の込みようでサービス精神もうれしいところである。ただ最後の第40曲「Ach Herr, Lass Dein Lieb Engelein」を聴いた後はそこで余韻をかみしめつつ静かにおしまいにしたいのが正直なところである。そこにもう少し工夫を凝らしてもらえたら嬉しいが…。(でも3枚組にして値段が上がるのはやめてほしいです)

うーつん さん | 東京都 | 不明

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前回の「マタイ受難曲」でユニークな視点を...

投稿日:2016/04/05 (火)

前回の「マタイ受難曲」でユニークな視点を披露してくれていたヤーコブスが、今度は「ヨハネ」をおなじような斬新さで録音してくれました。さらに、リリースされたのはSACDですし、録音風景やコンサート、そしてヤーコブスたちのインタビューをまとめたDVDも同梱されている、というのも共通しています。 今回は、それに加えてハイレゾ音源を無料でダウンロードできる「クーポン・コード」というものまで入っていました。SACDですから別にハイレゾ音源などはなくてもいいのですが、このアルバムに限っては、これはそれだけにはとどまらない特別な意味を持っているのでは、と、最初にそれを見た時には思いました。ジャケットにも、 The 1725 version, equally outstanding musically, has also been recorded complete and can be downloaded as a bonus in high-resolution sound. としっかり書いてありますしね。 つまり、ヤーコブスはこのSACDではごく一般的な「1739/1749年バージョン」を演奏しているのですが、「1725年バージョン(いわゆる第2稿)」の音楽も捨てがたいと考えていて、そこで替えられている5曲もボーナス・トラックとして収録しています。さらに、この英語を読むと彼は「1725年バージョン」も「完全に」録音していて、ハイレゾ音源をダウンロードすればそれを「全曲」聴くことができる、と、この英文では知らせているのです。 そこで、指示されたサイトにクーポン・コードを入れると、こんな画面が現れました。そこには「1725」と「1750」というボタンがありました。確かに「2種類」のバージョンをダウンロードできるようになっているようです。 しかし「1725」は分かりますが「1750」っていったいなんなんでしょう。どんな「ヨハネ」の文献を見ても「1750年稿」なんてないんですけど。このあたりから、なんだか様子がおかしいのでは、という気になってきます。それでも、それぞれのボタンをクリックすると、どちらも「全曲」分のFLACファイル、さらに「1750」ではそれに加えて同じ音源のMP3ファイルもダウンロードすることが出来ました。 ところが、まさかとは思いつつもそれぞれの曲のファイルのサイズを比較してみると、SACDのボーナス・トラック以外の曲は、全く同じサイズになっているではありませんか。そんなことはあり得ません。この二つの稿は単にその5曲を差し替えただけではなく、他の曲でも細かいところが異なっているのです。特に最初の10曲は、バッハが1739年に新たにスコアを作った時には、メロディラインや和声、さらには曲の長さまで変えているのですから、それを演奏していれば当然ファイルのサイズも変わってくるはずです。にもかかわらず、それらが全く同じということは、それが全く同じ音源なのだからなのでしょう。実際に聴いてみると、予想通りそれらは全く同じものでした。2曲目のレシタティーヴォの音型も同じ、3曲目のコラールも、1725年バージョンは短調のまま終わるはずなのに、ここでは両方ともピカルディ終止になっています。もちろん、エンディングが1739年に大幅にカットされた9曲目のソプラノのアリアも、1725年の時点ではありえないカットが施されていましたよ。 要するに、ヤーコブスたちは1725年バージョンの「全曲録音」なんかやっていなかったのですよ。録音したのはその中の5曲だけ、それを、こちらは普通に「全曲」録音した1739/1749年バージョンの中に挿入しただけのものが、ハイレゾ音源の「1725年バージョン」なのです。もちろん、それは単なる折衷バージョンであって、「1725年バージョン」とは似て非なるもの、はっきり言えばこのタイトルは紛れもない「偽装」なのですよ。 この「偽装工作」にはヤーコブス自身はかかわってはいなかったのだと思いたいものです。単なる営業サイドの小賢しさのせいだ、と。しかし、そのために、せっかく、合唱を3つの編成に分けて、シーンに応じて適宜使い分けるというアイディアが台無しになっているのが、とても残念です。

jurassic さん | 宮城県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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