CD

Piano Works: Pogorelich

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
POCG1624
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ブラームス:ピアノ作品集<br>カプリチオ嬰ヘ短調Op.76−1、間奏曲イ長調Op.118−2、2つのラプソディOp.79、3つの間奏曲Op.117<br>1992年デジタル録音。遅いテンポで作品にじっくり取り組んだ内容充実の演奏。ともすれば散文的になりがちな作品群ですが、弛緩の表情を一切見せず一貫したテンションを持続することに成功しています。いずれの曲も、1音1音克明かつ丹念に弾きこみながら決して情緒過多にならず、知と情のバランスを拮抗させる手腕はさすがです。<br>

内容詳細

例によって冷え冷えのウォッカみたいにジーンと冷たく透明な、そして密な音で弾いていく。そして休符の生きていること。漫然と音楽を流してしまわず、強い緊張感ですみずみまでコントロールしていくしんどい仕事を続けているのが本当に偉いことだ。(許)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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Rhapsodien(Op.79 No.2)の演奏を聴くに際...

投稿日:2017/09/11 (月)

Rhapsodien(Op.79 No.2)の演奏を聴くに際して特に魅せられました。1音1音緻密に且つ大胆に音楽を構築していくような演奏で、ブラームスが更に重厚に聞こえます。例のコンクールでの事件で有名になったとおり、やはり天才なのでしょう。

テリーヌ さん | Hyogo | 不明

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 何をどう考えたらこのような演奏になるの...

投稿日:2013/02/16 (土)

 何をどう考えたらこのような演奏になるのだろう。バラバラにした音の残響や合間にポゴレリチは何を聴いているのだろう。Op.118-2のIntermezzoが特に好き。グールドの耽美的、アファナシエフの冥府的な、それぞれが圧倒的に特異な演奏を行っているが、ポゴレリチのそれも負けずに特異。もしも人類が滅亡した後、何かのはずみで再生される曲があるとしたらこの演奏が合うのではないだろうか。誰も聴く者がいない中にこの演奏だけが流れているとしたら・・・。   好き嫌いが分かれるCDだが怖いもの聴きたい人は是非どうぞ。   ちなみに2010年だったかキャンセルせずに開いてくれたリサイタルで、Op.118-2がなぜか急遽プログラムに追加されたのを聴いた。ここでの演奏のさらに1.5〜2倍くらい(?)に遅く、バラバラに解体されていた。しかしそれでも、なぜかじっと聴き惚れていた。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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ほとんど解体されたかのように、異様に聴こ...

投稿日:2012/11/12 (月)

ほとんど解体されたかのように、異様に聴こえる遅いブラームスだが、特に晩年の作に、ブラームスの孤独な本質を、えぐる様に、冷静に、情感込めて演奏された稀有な、独自の演奏。公私、様々有って、タマラン人の様ですが、アルヘリッチが天才と評したのも、当然。傍若無人なピアニストに世間一般の常識とか、他の演奏が、どうとか関係ない。その時々の、演奏環境、本人の信念が、第一。背筋凍らせる演奏。この盤を勧めてくれた古き友人に、感謝する。やっと、少し、分かって来ました。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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