CD 輸入盤

交響曲第5番 ヴァント&NHK交響楽団(1979)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALT257
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ヴァント&N響初顔合わせのブルックナー
70年代後半、北村源三氏をはじめとする豪快な金管部隊の迫力!
うなりを上げる低弦、鳴りっぷりのよい弦セクション
心うつ木管群などヴァントとN響魅力爆発のブルックナー5番!


CD化の要望の多かった名演奏がついに発売。第2楽章も大変感動的ですが、両端楽章の迫力が尋常でなく、終楽章大団円での鬼気迫る演奏に完全ノックアウト。ティンパニーの野太い快打も忘れえぬ味わいです。初出。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調


 NHK交響楽団
 ギュンター・ヴァント(指揮)

 録音時期:1979年11月14日
 録音場所:東京、NHKホール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 収録:NHK

内容詳細

ヴァントがN響と最初に共演した時のライヴ録音で、N響との5番はこれしかない。朝比奈同様“何も足さない何も引かない”の精神が横溢している。そっけないとも言えるし、これがブルックナーの真髄だとも言える。聴くほどに味わいが増してきて、気がつくとヴァント教の信者になってたりする。(T)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

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「1979年という演奏年代を考えれば」という...

投稿日:2013/07/25 (木)

「1979年という演奏年代を考えれば」という但し書きをつける必要がないほど、素晴らしい演奏である。響きが拡散しがちなNHKホールだが、これは上手く録れていて、金管がやや美感を欠くのは、もう仕方がないのだが、弦の透明度は素晴らしく、力感に溢れ、確信の籠った演奏が展開されている。オケも、もうブルックナーそのものの響きである。コーダは、朝比奈やヨッフムのように倍管ではないと思うのだが、息切れせずに、なんとか持ちこたえていて大健闘。日本のオケによるブル5としては、朝比奈が新日本フィルとやった5番(フォンテック)に並ぶ素晴らしい演奏である。ヴァントの録音は、他にも、NDRハンブルグ、BPO、MPO等複数ある。技術的に見れば、BPO盤が一番だと思うし、オケの力も頭一つ出ているが、このN響盤が、正真正銘のライブ一発録りであることを考えれば、技術的に相当練れており、パッチワークのBPO盤に伍して引けを取らない演奏だと言いたい。これでN響によるブルックナーは、結構点数が出てきて、欠けているのは、0番、1番、2番、6番となった。しかし、元楽団理事長の長谷さんが、ヴァントがハース版を使っていることに関して、「サヴァリッシュはノヴァーク版だが」と言ったら、ヴァントが激怒したというようなエピソードが、付属のブックレットに書いてあるが、これは、当時のヴァントが、それほど重鎮扱いされていなかったことの証拠として興味深い。90年代半ば以降なら、そんなことをヴァントに言う人はいなかったはずだ。90年代前半には、ケルン放送響と録音したブルックナーやNDRハンブルグとやったブラームス等が出始めていたが、それほど録りたてて騒ぐ人は日本にはいなかった。NDRハンブルグとベートーヴェンチクルスを録ったころから、ヨーロッパで脚光を浴び、日本でも「遅れてきた巨匠」みたいな扱いになってきて、風向きが変わったと思う。

七海耀 さん | 埼玉県 | 不明

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初めてヴァントを生で聴いた日の興奮が甦る...

投稿日:2013/06/01 (土)

初めてヴァントを生で聴いた日の興奮が甦るCD化です。この日最前列で聴きましたが、バックハウスのシューマンの協奏曲を振っていた人、という以外なにも知らずに聴き始めた途端、あまりの素晴らしさに圧倒され、フィナーレの音響の大伽藍まで魂をもってゆかれました。まだ晩年のスタイルではなく、金管を鳴らしまくる、ケルン時代の芸風。N響も全力で応えて忘れ難い演奏会となりました。静かに燃えているヴァントの魅力全開。

カワサキヤ さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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