ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

ピアノ三重奏曲全集 トリオ・ワンダラー(4CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMC902100
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲全集
トリオ・ワンダラー


結成25周年を迎える名トリオ、トリオ・ワンダラーによるピアノ三重奏全集の登場です。まず何と言っても、ヴァンサン・コックのピアノの粒のそろったタッチ(特に初期作品)がひときわ輝きを放ちます。ベートーヴェン自身が素晴しいピアニストであったことを実感させる、素晴しく充実したピアノ・パートは圧巻です。魅惑の旋律とかけあいを展開するヴァイオリンとチェロも、全てが完璧に融合しています。それぞれの奏者の技量の高さが同じくらいにハイレヴェルで、音楽の方向も同じだからこそのこのアンサンブルは、他ではなかなか得られないものではないでしょうか。
 18世紀の終り、ピアノ三重奏曲は、ピアノ・ソナタの延長線上にあるもの、いわばヴァイオリンやチェロが、ピアノの補強やアクセント的な役割を担うものとされ、弦楽四重奏よりも一段軽めなジャンルで、三楽章構成で、最終楽章は軽やかで優雅なロンドで書かれるのが常でした。ベートーヴェンはこの慣習に終止符を打つべくピアノ三重奏曲作品1を1795年、世に出しました。弦楽四重奏曲と同じように四楽章構成にし、終楽章をソナタ形式で書くことにより、音楽に深いドラマと交響曲のように雄大さを与えました。そして自身がピアニストとして舞台に招かれることを前提として作曲したため、とりわけこの作品1はピアノ・パートの充実が目立ちます。そんな野心に溢れた若きベートーヴェンの作品1に始まり、交響曲第3、5、6番などを書いた充実期(1810年前後)に生み出された作品70など、ベートーヴェンが折に触れ作曲し続けたピアノ三重奏曲は、どの作品も、またどの作品の各パートも目を見張る充実ぶり。慣習の3楽章構成で、最終楽章がロンドの作品もありますが、どれもベートーヴェンの野心と情熱、才能と創意に満ちています。そんなピアノ三重奏の全曲を、トリオ・ワンダラーの素晴しい演奏で心行くまで堪能できる、贅沢なセットです。
 トリオ・ワンダラー(ヴァンダラー)はパリ国立高等音楽院の卒業生三名によって1987年に結成されました。1999年にハルモニアムンディで録音をはじめ、これまでに発売されたCDはどれも極めて高く評価され、特にメンデルスゾーンのトリオ集(HMC901961)はニューヨーク・タイムズ紙でも決定盤として紹介されました。古典派、ロマン派から現代までの幅広いレパートリーを可能にするそれぞれのメンバーの技量の高さで、テレパシーともいわれるまでに息のあったアンサンブルによる極めて上質の演奏で常に我々を魅了しています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲全集
CD1
・ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 op.1-1
・ピアノ三重奏曲第2番ト長調op.1-2
CD2
・ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 op.1-3
・ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調 op.11『街の歌』
・ピアノ三重奏曲第10番変ホ長調 op.44(創作主題による14の変奏曲)
CD3
・ピアノ三重奏曲第5番ニ長調op.70-1『幽霊』
・ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調 op.70-2
CD4
・ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調 op.97『大公』
・ピアノ三重奏曲第11番ト長調 op.121a(『私は仕立て屋カカドゥ』の主題による10の変奏曲とロンド)
・ピアノ三重奏曲第9番変ホ長調 WoO 38
・ピアノ三重奏曲第8番変ロ長調 WoO 39

 トリオ・ワンダラー
  ジャン=マルク・フィリップス=ヴァイジャベディアン(ヴァイオリン/ペトルス・グァルネリウス、1748、ヴェネツィア)
  ラファエル・ピドゥー(チェロ/Goffredo Cappa, 1680)
  ヴァンサン・コック(ピアノ)

 録音時期:2010年12月、2011年9月
 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Allegro
  • 02. Adagio Cantabile
  • 03. Scherzo. Allegro Assai
  • 04. Finale. Presto
  • 05. Adagio - Allegro Vivace
  • 06. Largo Con Espressione
  • 07. Scherzo. Allegro - Trio
  • 08. Finale. Presto

ディスク   2

  • 01. Allegro Con Brio
  • 02. Andante Cantabile Con Variazioni
  • 03. Menuetto. Quasi Allegro - Trio
  • 04. Finale. Prestissimo
  • 05. Allegro Con Brio
  • 06. Adagio Con Espressione
  • 07. Thema (Con Variazioni). Allegretto
  • 08. Piano Trio No. 10 in E Flat Major, Op. 44, 'Variations on An Original Theme'

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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