CD

交響曲全集 大植英次&大阪フィルハーモニー交響楽団(3CD)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
FOCD6010
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ブラームス:交響曲全集(3CD)
大植英次&大阪フィルハーモニー交響楽団


2003年の音楽監督就任以来、その熱い演奏で多くの聴衆を虜にした大植&大阪フィル。コンサートには関西圏のみならず、全国からファンが来場しています。さらに、大阪城西の丸庭園での「星空コンサート」、御堂筋周辺で開催する「大阪クラシック」等の新機軸で新たな聴衆を開拓してきました。
 2007年のベートーヴェンにつづき、音楽監督としてのラスト・シーズンを前に大植が満を持して挑んだブラームス・ツィクルスは、協奏曲と交響曲を1曲ずつ組み合わせた全4回の連続演奏会。最終回のアンコールで大植自身が「種明かし」したところによると、実はブラームスが敬愛したシューマンの交響曲も4つであり、ブラームスの4曲の調性「C→D→F→E」(ハ短調・ニ長調・ヘ長調・ホ短調)は、シューマンの4曲「B♭→C→E♭→D」を一音ずつ高い位置でなぞったのではないかと深い洞察を披露。作曲者の手書き楽譜を研究し、伝統的な様式に挑む新鮮な解釈は大きな反響を呼びました。(FONTEC)

【収録情報】
ブラームス:交響曲全集
CD1
・交響曲第1番ハ短調Op.68
CD2
・交響曲第2番ニ長調Op.73
CD3
・交響曲第3番ヘ長調Op.90
・交響曲第4番ホ短調Op.98

 大阪フィルハーモニー交響楽団
 大植英次(指揮)

 録音時期:2010年7月-2011年2月
 録音場所:大阪、ザ・シンフォニーホール
 録音方式:デジタル(ライヴ)

内容詳細

2003年から歩みを共にしてきた大植英次&大阪フィルの“現在”が刻印されたブラームスの交響曲全集。大植の旺盛な意欲やエネルギーが全編に横溢し、ねっとりとしたテヌートなどを多用した濃厚な表情付けも健在だ。オケも指揮者の要求にしっかりと応じて、低重心で構えの大きな音楽を紡いでいる。(直)(CDジャーナル データベースより)

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大植さん、ミネソタのオケとはすばらしいデ...

投稿日:2013/07/05 (金)

大植さん、ミネソタのオケとはすばらしいディスクをいくつも造り、立派なお仕事をなさいました。大阪フィルとのディスクでも、「レニングラード」やマーラーは大変立派な出来栄えでした。大阪フィルとも絆が深まり、このアルバムも大いに期待して聴きました。総じて、ずいぶんと手練手管を用いたスタイルかと思います。それが最も顕著なのが第1番。特にテンポでの緩急はずいぶんと目立ち、ぎょっといたします。このアルバムはいずれもライヴであり、当日の現場の雰囲気では了解されるような動きも、こうして音だけが切り離されて提供されると、なかなかに理解しがたいところもあります。各場面での想いが先に立って、全体の起伏がいささか損なわれたかな、と感じました。第2番はそれに比してまっとうな表現。第3番は結構力ずくで、せっかくの音楽の風合いをうまく伝えていないかに思われます。第4番はなぜかオケがずっとガサガサした音色で美感を欠きます。また、個人的好みではもっとロマンティックに歌ってほしかったな。といふことで、個人的にはこのアルバム、かなり不満を抱える結果となってしまいました。ずいぶん期待したのですが、残念です。ブラームスに対する大植さんの姿勢は、やや屈折していて、それがマイナスに働いたような印象です。大阪フィルも最良の状態ではないようです。響きがあまり美しくありません。なお、録音もいま一つ鮮度がなく、大植さんの呼吸なのか衣服の擦れる音なのか不明ながら、オケが音を出す直前の静寂部にカサっという音が聞こえるのはやや興ざめ。といふことで、結構否定的な文となってしまいました。お許しを。でも、私はまぎれもなく大植さんの支持者でありまして、これまでのお仕事にも大いに敬意を払うものであります。そして今後のご活躍にはほんとにほんとに期待しているのであります。がんばって×3!

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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これが日本のオーケストラか?と耳を疑うよ...

投稿日:2011/11/22 (火)

これが日本のオーケストラか?と耳を疑うような彫りの深い、表情豊かな演奏にまず驚かされる。解釈は非常に大胆で、テンポの変化とダイナミクスの振幅が極端なところで評価は二分されるだろうが、ポケット・スコアを見る限りは、楽譜に書いていないことはやっていない。その意味では正統派の演奏と言える。 1番と4番の異常なまでのハイテンションな演奏は、個人の好悪を超える高揚感を感じさせ、聴く者を退屈させる暇を与えない。大フィルの演奏も大健闘と言えるもので、10年前と比べると隔世の感がある。2番と3番は、オーケストラの集中力がやや散漫な場面があるが、緩徐楽章の美しさは心を打つものがある。 大植氏の大フィルの音楽監督の任期は残り4カ月少しとなったが、今後も充実した録音を残せる事を期待したい。

えがりて さん | 岡山県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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