モーツァルト(1756-1791)

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CD

弦楽五重奏曲第3番、第4番 アルバン・ベルク四重奏団、ヴォルフ

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE14197
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

EMIクラシックス・ベスト100 シリーズ第2期
24 bit最新リマスタリング
モーツァルト:弦楽五重奏曲第3番、第4番

ヴィオラを一本加えるだけで、弦楽四重奏とはひと味異なる重層的な楽しみを与えた天才モーツァルトならではの五重奏曲集です。明朗で快活なK.515、対照的に深刻な悲愴感と壮大さを持つK.516。いずれもモーツァルトの室内楽曲を代表する大傑作です。ABQは名手マルクス・ヴォルフを第2ヴィオラに迎え、水も漏らさぬ完璧なアンサンブルを聴かせます。レコード芸術特選盤。(EMI)

モーツァルト:
・弦楽五重奏曲第3番ハ長調K.515
・弦楽五重奏曲第4番ト短調K.516
 アルバン・ベルク四重奏団
 マルクス・ヴォルフ(ヴィオラ)

 録音:1986年(デジタル)

内容詳細

アルバン・ベルクSQが、ヴィオラの名手ヴォルフを迎えて録音した、モーツァルトの対照的な弦楽五重奏曲2曲。快活なハ長調と悲劇的な冒頭の主題が有名なト短調を、ABQの求心力のある名演で聴くことができる。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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もう解散して四年経ったアルバン・ベルクQ...

投稿日:2012/07/20 (金)

もう解散して四年経ったアルバン・ベルクQは1970年VPOのCMを務めていたギュンター・ピヒラーが中心となって結成されたオーストリアの弦楽四重奏団であり室内楽の中でも特に凝縮されたエッセンス編成で各メンバーの完璧な技術とアンサンブルの緻密さに支えられ豊かな音色、表現力を駆使した演奏は三十年弱の活動において高い評価を得ておりました。近代、現代物により適した実力を発揮するQであっても古典物にもウィーンの伝統雰囲気を持ちつつ現代的で鋭敏な感覚がこのQの真骨頂を象徴する演奏として結晶した様な感じを提示します。本盤は1986年に第2ヴィオラにM.ヴォルフ(ウィーン生まれの当時24歳)を迎えてのモーツァルト弦楽五重奏曲第3番ハ長調(タイム@13’05A8’24B5’04C7’20)と第4番ト短調(同@10’15A4’45B8’24C10’28)を演奏収録したものです。モーツァルトの弦楽五重奏曲はこのヴィオラの面白さを追及した面白い分野であり弦楽四重奏曲よりやはり詰まった響きが聴きポイントでもあり特にこの二曲は調性が同じの為、交響曲第40番ト短調、第41番ハ長調或いは交響曲第25番ト短調、第29番ハ長調の各関係を引用される事が多い様です。先ず第3番第1楽章はシューベルトの様なテーマからスタートし明るく簡潔な感じでこのQの透きとおったアンサンブルが活きています。時折短調シーンが過ぎりはしますがやや調子良い展開部を経て後段は比較的がっちりした様相を呈して〆に結び付けます・・・タイムとしては反復もある為か長めに感じはしました。第2楽章はヴァイオリンとヴィオラ間の絡みがこの五重奏曲の極めを表しています。個人的には曲として少しぐずつき気味の印象のある第3楽章を終わって最終楽章は中々軽快で活き活きした楽章で複雑な対位法を含む掛け合いも流石このQの整理整頓処理のセンスは素晴らしいです。次に第4番は評論家の小林秀雄氏によって、「モォツアルトの悲しさは疾走する」と評された曲です・・・第1楽章のファーストテーマはその悲愴感を帯びたもので演奏がシャープにスタートします。セカンドテーマがその逼迫感を救う感じのもので交代交代形を替えこの二つのテーマがこの楽章を占有します。第2楽章のメヌエット/トリオは強弱メリハリをつけます。穏やかなファーストテーマと短調帯びのセカンドテーマの第3楽章は正直な処少し退屈だったです、最終楽章はヴァイオリンとチェロの対話の序奏から主要部で進められるテンポ速めの活気は果たして短調曲の面影が皆無となり曲として先の交響曲とは通しで聴いた後での印象としては異なる処なのでしょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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人物・団体紹介

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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