CD 輸入盤

交響曲第1番、他 ティーレマン&ミュンヘン・フィル

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4776404
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ティーレマン&ミュンヘン・フィル/ブラームス:交響曲第1番

ブルックナー交響曲第5番(2004年10月)モーツァルト・レクィエム(2006年2月)に続くティーレマン&ミュンヘン・フィルの第3弾となるアルバムは、ブラームスの交響曲第1番とベートーヴェンのエグモント序曲というなかなかヘヴィーなカップリング。
 収録は2005年6月なので、レクィエムよりも8ヶ月ほど先でしたが、2006年はモーツァルト・イヤーということで、また、モーツァルトの命日にウィーンでレクィエムを指揮する都合もあってリリース順が逆転したのでしょう。
 大掛かりで重量級の音楽を得意とするイメージのティーレマンには、ブラームスの第1番はぴったりの演目といえ、ここでもトータル51分29秒(第1楽章呈示部反復)という期待の高まるタイムを示してくれています。

・ブラームス:交響曲第1番ハ短調 op.68
 第1楽章 Un poco sostenuto - Allegro [18:10]
 第2楽章 Andante sostenuto [09:21]
 第3楽章 Un poco allegretto e grazioso [05:15]
 第4楽章 Adagio - Piu andante [18:43]

・ベートーヴェン:『エグモント』序曲 [09:03]

 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 クリスティアン・ティーレマン(指揮)

 録音時期:2005年6月(ライヴ)
 録音場所:ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー、カール・オルフ・ザール
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ローラント・オット
 レコーディング・プロデューサー:アーレント・プローマン
 バランス・エンジニア:ライナー・マイラート

収録曲   

  • 01. Egmont Op. 84
  • 02. Beethoven, Ludwig Van - Overture
  • 03. Symphony No.1 In C Minor, Op.68
  • 04. Brahms, Johannes - 1. Un Poco Sostenuto - Allegro
  • 05. Brahms, Johannes - 2. Andante Sostenuto (original
  • 06. Brahms, Johannes - 3. Un Poco Allegretto E Grazios
  • 07. Brahms, Johannes - 4. Adagio - Piu Andante - Alleg

総合評価

★
★
★
★
☆

3.5

★
★
★
★
★
 
3
★
★
★
★
☆
 
6
★
★
★
☆
☆
 
3
★
★
☆
☆
☆
 
1
★
☆
☆
☆
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
皆さんと同じくあまり魅力的な演奏ではなか...

投稿日:2023/04/17 (月)

皆さんと同じくあまり魅力的な演奏ではなかった。第1楽章は10分あまり調子が出ていないようで、12分過ぎからぐっと調子が上がり力が増してくる。良いのは第3楽章ですっきりしながら情感が出ている、また第4楽章初めの主題を弱く演奏しているのは、他の演奏では聴けない効果がありとても感心した。ただし、全体としてフォルテに根源的な拍力がなく浅さがあり、それが全体の流れを平板にしていると思った。往年のステレオの名演である、ミュンシュやワルターとどっちが良いかと問われれば、間違いなくミュンシュ、ワルターのほうが良いとわたしは言う。

robin さん | 兵庫県 | 不明

0
★
★
★
★
★
ブラームスの交響曲一番の演奏の中では、今...

投稿日:2012/04/08 (日)

ブラームスの交響曲一番の演奏の中では、今のところこれが一番わかりやすい(感動できるのはカラヤンの最後の演奏会のもの)。この演奏の一番の長所は、すべてのフレーズを歌いあげて(それに何という雄弁さか!)、それも前後感に違和感がないという点である。他の魅力的な盤においても、ぶつ切りな演奏というのが一般的であるように思える。そこに一石を投じたという意味では革新的であるのではなかろうか。エグモントは手堅くまとめたと言った印象が強い。そこで繰り広げられている音楽は、他でもない、低音の張った濃厚かつ雄大なティーレマンの音楽であるが、ブラームスにおいて見受けられる剛腕はない。しかしながら、エグモント単体の演奏としては満足できる、そして、ブラームスの前座としてみれば十二分の出来である。 保守というより守旧的とみなされやすい指揮者ではあることは、その放つ音やテンポ変化があるという点から致し方ないことである。しかしながら、私はそれをあえて選択したティーレマンのこだわりといいますか、頑固さといいますか、そういった点も含めて攻める指揮者であるなと思う。

ヒヒ さん | 愛知県 | 不明

1
★
☆
☆
☆
☆
「アルプス」「英雄の生涯」に続く、小生に...

投稿日:2011/09/02 (金)

「アルプス」「英雄の生涯」に続く、小生にとって「ティーレマン」の第3弾。 先の2者に感動し、「ティーレマン」の演奏に期待しつつ当CDを購入した。 結果はやはりVPOは偉大なのか? というところか。 「アルプス」や「英雄の生涯」であれだけ積極的なアプローチを行っていた表現も、大仰な間延びした演奏となってしまっている。 呼吸感が無く、曲が展開していこうとすると、後ろ髪を引くようにブレーキがかかる鈍重さは、あのスタイリッシュな「英雄の生涯」とは比べ物にならない。 そして音が抜けてこない。 これはホールのせいなのだろうか? ミュンヘンフィルの特徴なのだろうか? 妙に冷静で平坦な弦楽合奏はチェリビダッケの偉大な遺産なのだろう。 それともう一点。今世紀に入って殆どがライブ盤のリリースとなっているようだが、是非ともセッションを組んでじっくりと良い物を作ってもらいたい。 ここで言う良い物とは、当然、再生芸術として何度聴いても新鮮さを失わないレベルの録音の事で、このような駄演を乱売するとすぐに飽きられてしまう可能性が高い。 今後のドレスデンやウィーンフィルとのリリースに期待したい。

karajan fan さん | 北海道 | 不明

4

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

プロフィール詳細へ

ブラームス(1833-1897)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品