Hi Quality CD

ピアノ小品集 福原彰美

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC6061
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
Hi Quality CD

商品説明

後期ブラームスの諦念と憧憬をとらえた超優秀録音
歌曲編曲の美しさも注目!


オーディオ・アクセサリーをメインに販売する、オーディオファンならおなじみのブランドが自社製のケーブル等を用いて録音・制作する高音質CDレーベル「ACOUSTIC REVIVE」。古楽を中心としたラインナップで一流の演奏者たちが参加。名演・名録音が楽しめる注目のレーベルです。
 レーベル第三弾はチェロの女王クリスティーヌ・ワレフスカとの共演で一躍、世界的に注目を集めているピアニスト福原彰美のブラームス:ピアノ小品集。収録は相模湖交流センターホールにて鈴木智雄氏のDSD11.2Mhz録音で行われ、ピアノはベヒシュタインが使用されました。ベヒシュタインの艶やかな響きと福原彰美のダイナミック且つ繊細な奏法がDSD11.2Mhzにて鮮やかに蘇ります。
 ブラームス晩年のピアノ作品が持つ重さ、暗さ、そして歌の美しさが見事に伝わってくる名演・名録音です!歌曲の編曲版がまたとても美しく印象的。(販売元情報)

【収録情報】
ブラームス:
● 8つのピアノ小品 Op.76

 奇想曲 嬰ヘ短調
 奇想曲 ロ短調
 間奏曲 変イ長調
 間奏曲 変ロ長調
 奇想曲 嬰ハ短調
 間奏曲 イ長調
 間奏曲 イ短調
 奇想曲 ハ長調

● 2つの歌曲からのピアノ独奏用編曲
 昔の恋 Op.72-1
 野にひとり Op.86-2

● 6つのピアノ小品 Op.118
 間奏曲 イ短調
 間奏曲 イ長調
 バラード ト短調
 間奏曲 ヘ短調
 ロマンス ヘ長調
 間奏曲 変ホ短調)

● 4つのピアノ小品 Op.119
 間奏曲 ロ短調
 間奏曲 ホ短調
 間奏曲 ハ長調
 ラプソディ 変ホ長調

 福原彰美(ピアノ/ベヒシュタイン)

 録音時期:2017年5月23,24日
 録音場所:神奈川県立相模湖交流センター
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)

収録曲   

  • 01. 8つのピアノ小品 Op.76 奇想曲 嬰ヘ短調
  • 02. 8つのピアノ小品 Op.76 奇想曲 ロ短調
  • 03. 8つのピアノ小品 Op.76 間奏曲 変イ長調
  • 04. 8つのピアノ小品 Op.76 間奏曲 変ロ長調
  • 05. 8つのピアノ小品 Op.76 奇想曲 嬰ハ短調
  • 06. 8つのピアノ小品 Op.76 間奏曲 イ長調
  • 07. 8つのピアノ小品 Op.76 間奏曲 イ短調
  • 08. 8つのピアノ小品 Op.76 奇想曲 ハ長調
  • 09. 2つの歌曲からのピアノ独奏用編曲 昔の恋 Op.72-1
  • 10. 2つの歌曲からのピアノ独奏用編曲 野にひとり Op.86-2
  • 11. 6つのピアノ小品 Op.118 間奏曲 イ短調
  • 12. 6つのピアノ小品 Op.118 間奏曲 イ長調
  • 13. 6つのピアノ小品 Op.118 バラード ト短調
  • 14. 6つのピアノ小品 Op.118 間奏曲 ヘ短調
  • 15. 6つのピアノ小品 Op.118 ロマンス ヘ長調
  • 16. 6つのピアノ小品 Op.118 間奏曲 変ホ短調
  • 17. 4つのピアノ小品 Op.119 間奏曲 ロ短調
  • 18. 4つのピアノ小品 Op.119 間奏曲 ホ短調
  • 19. 4つのピアノ小品 Op.119 間奏曲 ハ長調
  • 20. 4つのピアノ小品 Op.119 ラプソディ 変ホ長調

ユーザーレビュー

総合評価

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ブラームスのピアノ作品には、名盤とされる...

投稿日:2018/04/21 (土)

ブラームスのピアノ作品には、名盤とされる録音も少なくない。代表格はW. ケンプ、W. バックハウスか。しかしそれらを含め、多くの録音には、共通する欠点がある。低音域と中音域が混濁し、さらに低音域が減衰し耳に届かないのだ。ピアノの構造、そして音撮りの方法から来る現象だろう。ブラームスの音楽は、オーケストラ作品のように、低音から音を積み上げて行くので、その低音が聞こえないのは、作品を理解し楽しむ上で、決定的に不利となる。 このCDを聴いて最初に驚くのは、ブラームスの音楽の情報量の多さ---いや、凄さだ。最低音、中音、高音まで全て分離して聞こえ、一切濁らない。ピアニストの椅子に座っているような感覚。ピアノ小品集 作品76, 118, 119の重厚かつ繊細なスコアを、生まれて初めて体感し、深く感動した。 聴き込めば、演奏の凄さも分かってくる。昨今の「全ての音をテヌートし、フレーズ終わりでさらにリタルダンドを掛ける」パターンと正反対、まるで語るがごとく歩んでゆく---何と素晴らしい低音の進行、和声、そして旋律! ブラームスが、作品118と119の初演を任せたイローナ・アイベンシュッツの演奏が数曲SPに残っている。きわめて即興的。1900年代初頭の録音だ。福原の演奏は、アイベンシュッツと一脈相通ずるところがある。このCDを、現代のブラームス:ピアノ作品録音の最高峰と称したい。

ヨハネス さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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