CD 輸入盤

管弦楽作品全集 インバル指揮フランス国立管弦楽団

ラヴェル(1875-1937)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRL6430
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD

商品説明

ラヴェル:管弦楽作品全集(4CD)
インバル指揮フランス国立管弦楽団
1987〜88年、パリでのデジタル録音。ラヴェルの音楽が本来持っているアイロニカルな面やグロ趣味にまで意をはらったみごとな演奏。
 通常収録されるオーケストラ作品全曲に加え、編曲作品であるムソルグスキーの《展覧会の絵》やドビュッシーのサラバンドなどが収録されているのも嬉しいところ。
 フランス国立管弦楽団のサウンドを透明度高く再現した優れた録音も大きな魅力です。237分59秒収録。
 



収録作品
バレエ《ダフニスとクロエ》全曲
ボレロ
スペイン狂詩曲
道化師の朝の歌
古風なメヌエット
ラ・ヴァルス
バレエ《マ・マール・ロワ》全曲
組曲《クープランの墓》
亡き王女のためのパヴァーヌ
海原の小舟
バレエ《ジャンヌの扇》〜ファンファーレ
ムソルグスキー(ラヴェル編曲):《展覧会の絵》
ドビュッシー(ラヴェル編曲):《ステイリー風のタランテラ》〜舞曲
ドビュッシー(ラヴェル編曲):《ピアノのために》〜サラバンド
高雅にして感傷的なワルツ

収録曲   

クラシック曲目

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  • Maurice Ravel (1875 - 1937)
    Daphnis et Chloe
    演奏者 :

    指揮者 :
    Inbal, Eliahu, Inbal, Eliahu
    楽団  :
    ORTF National Orchestra, ORTF National Chorus
    • 時代 : 20th Century
    • 形式 : Ballet
    • 作曲/編集場所 : 1909-1912, France
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , [Studio]
  • Maurice Ravel (1875 - 1937)
    Bolero
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : 20th Century
    • 形式 : Bolero
    • 作曲/編集場所 : 1928, France
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , [Studio]

総合評価

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ずっと以前に購入し初めて聴いたときは、『...

投稿日:2020/10/24 (土)

ずっと以前に購入し初めて聴いたときは、『なんととらえどころの無い録音か。演奏ももやがかかっており、フランスのエスプリを感じない!』と、お蔵入り。最近スピーカーを新しくたら評価が180度逆転、ワンポイントマイクの自然さをじわっと感じ、驚いています。当時のデンオンのエンジニアの感覚的なするどさや商業的な売らんかなの姿勢に背を向けた姿勢に、感じ入っています。こんな録音が海外にまで行って行われていた時代は、何とすごいことか。はでさは無いが、そこには有るべき録音に対する確固たる姿勢がある。それを受け入れられる懐の姿勢が、我々に問われているのがこの録音なのではないかと、改めて感じ入りました。バブルの頃の日本は、恐るべしです。

torasan さん | 東京都 | 不明

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何かえらく評判が分かれていますが私はとて...

投稿日:2019/01/01 (火)

何かえらく評判が分かれていますが私はとても良いものを聞かせてもらったと思います。録音レベルは比較的低いと思いますが、音質は悪くないです。音楽的にはあっさり系ですがラヴェルらしい香るものはあるし、インバルらしい響きも出ています。各ジャケットもオリジナルかどうかは知りませんが、一枚毎に異なりますし、良いですよ。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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当盤に最初に書き込みしたのが2003年。随分...

投稿日:2012/06/16 (土)

当盤に最初に書き込みしたのが2003年。随分経ちました。さて、改めて聞き直しています。●●●まずは録音。当時のマーラー、ベルリオーズ等とも聞き比べてみても弱音の録り方にフォーカスを置いたものに感じます。マーラーでは前面展開されたマスとしての音響空間の再現(だからこそ”千人”はどことなくふっきれずもどかしい。ベルリオーズのセッティングで録って欲しかった・・・)、ベルリオーズではもっと積極的に音響空間のまっただ中に身を置いたような表現、低弦がゴソゴソとうごめいている様子や、音が上空に抜けていく感覚が麻薬的(ベルリオーズがレクイエムで表現したかった音空間?)、ラヴェルでは弱音にも空気を揺り動かす力があることを証明するかのようなこだわりを感じます。この空気感が再生装置によって様々な聞こえ方をするのでしょう。”行き過ぎた”感も否めませんが、デンオン録音の一到達地点として大いに貴重に思えます。●●●演奏は、ラテンorゲルマン、フランスorドイツと言った二元論を越えて、むしろ”ラヴェルとは何か”を提示することが命題なのでしょう。(そうした意味ではインバルのチャイコフスキー3部作も同じアプローチと言えます。ロシア的な枠を外して”チャイコフスキーとは”に切り込んだものに思えます。)分析的かというと、分析的+アグレッシブ=エキセントリック(ブルックナーがそうでしたね。ちなみにアグレッシブ方向だとリストのファウスト交響曲がお奨め。^^)となってしまうのを完全に避けていますし、まただからといってクールなわけでもありません。ただただ平時であること、当たり前であること、分析的に思われることすら作為と見なしていること、激しないこと、気取らないこと。そうすることによってなにより”ラヴェルであること”こそがインバルにとって最大の価値のではないかと思えます。”作為を排除しようとする作為”という、なんだか訳のわからない循環に陥ってしまいますが、それこそがインバルの”理”であり”意”なのでは。ここに踏み込むのって結構怖いことだと思うのです。●●●ベルリオーズとともに当時のインバルの”怖さ”を最大限に知らしめるものとして改めてお奨めします。(昨今はインバルも巨匠然として随分演奏の質が変わってきましたもんね。)

みたけ さん | 不明

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