CD 輸入盤

交響曲全集 バルビローリ指揮ウィーン・フィル(3CD)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HR70822
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

ブラームス:交響曲全集
バルビローリ&ウィーン・フィル

1966&67年、ウィーン、ムジークフェラインザールでのEMIによるステレオ録音。ファンには有名な美しい演奏で、遅めのテンポでじっくり取り組まれた第1番では第1楽章コラールでの叙情美や第4楽章での憂いに満ちた主部第1主題部(呈示&再現とも)など忘れ難い印象を与えてくれます。
 第2番も有名な演奏で、やはり遅めのテンポから紡ぎ出される独特な美感は、名高いバイエルンのライヴ盤を“剛”とすればまさに“柔”の魅力に富んでおり、終始聴き手を飽かせることがありません。
 第3番もまたユニークです。通常、この作品に頻出する“強→弱”にこだわるあまり、ともすると竜頭蛇尾的な演奏になりがちな中にあって、バルビローリは“弱”の部分に徹底的にこだわり、独特の美の世界を示すことに成功しているのです。
 第4番は以前からワルター、ベームと並んで人気を集めてきた名演で、冒頭主題からグイグイ引きこまれる魅力を発散して文句なしの完成度。終楽章もエネルギッシュであるよりは悲劇的であり、バルビローリのブラームス観がよく伝わる内容となっています。
 バルビローリといえば、つわもの揃いのベルリン・フィルを感激させた逸話が大変に有名ですが、ウィーン・フィルもまたその個性的な音楽に魅了された団体のひとつ。風変わりなリハーサルに戸惑いながらも、「フルトヴェングラーとはまた違った、神がかり的な指揮者」と、共演の思い出を語った楽員も多かったと言います。EMIライセンス盤。

ブラームス:
CD1
・交響曲第1番ハ短調 op.68
・悲劇的序曲 op.81
CD2
・交響曲第2番ニ長調 op.73
・交響曲第3番ヘ長調 op.90
CD3
・交響曲第4番ホ短調 op.98
・大学祝典序曲 op.80
・ハイドンの主題による変奏曲 op.56a

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・ジョン・バルビローリ(指揮)

 録音:1967年12月(第2番のみ1966年12月)
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール

総合評価

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投稿日:2021/07/23 (金)

バルビローリの命日が近づくと、最晩年のディーリアス「アパラチア」やエルガーの交響曲、そして勿論マーラーとともに、このブラームスも聴くことにしている。LPからCD、SACDと買い求め、109枚組、そして手軽に手が伸びるこの小boxと揃いました。初期のCDはLPの音質に及ばない印象がありましたが、SACDを初めて耳にしたときは驚きました。エソテリックの2番でしたが、豊潤なウィーン・フィルの音色に酔いしれたものです。第1番第4楽章のあのテーマをあのテンポでやってくれたことにいつも感謝しています。他人が何と言おうが、あれこそ私の理想です。第4番の冒頭から第1楽章コーダまで、あのテンポで一気に聴かせるのもバルビローリの芸。諸氏と同じくバルビローリの全てのアルバムは私の宝物です。

白文鳥 さん | 愛知県 | 不明

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投稿日:2021/07/17 (土)

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困ったお父さん さん | 三重県 | 不明

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投稿日:2021/07/13 (火)

旧EMIの多くはワーナーになって再発されるものは音が見違えるほど鮮明になってびっくりさせられる。 このブラームス全集も昔から定評のある全集だが、旧盤だと少し遅めのテンポや楽譜にないアゴーギグがたまに気になることがあったが、音が鮮明になるとそれが必然であることが理解でき、評価があがった。

チバリスト さん | 千葉県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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