CD

バッハ:平均律クラヴィーア曲集(全2巻) ヴラディーミル・アシュケナージ

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD1148
組み枚数
:
3
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

アシュケナージ、バッハ「平均律」を初録音!

この数年、特にN響の音楽監督となってからは指揮活動が華々しく報じられるようになっていたアシュケナージがついにバッハを録音、しかも『平均律』全曲という大物です。
 豊富なキャリアと幅広いレパートリーを持ち、膨大なレコーディング量を誇るアシュケナージですが、バッハ作品に関しては意外なほど手がけていませんでした。独奏用の大曲自体、今回が初の録音となります。
 国内大幅先行発売。海外でのリリースは早くとも来年とのことです。


J.S.バッハ:
・平均律クラヴィーア曲集 全曲

 ウラディーミル・アシュケナージ(p)

 録音:2005年3月20-24日

内容詳細

ほぼ同世代(5歳下)で同じように指揮とピアノを“兼務”するバレンボイムの大成功に刺激されたわけではないだろうが、アシュケナージは一挙に全曲をリリース。実は彼にはバッハの録音がほとんどなく、ここへ来てどういう心境の変化なのかは計り知れない。モダン・ピアノの世界での第一人者としての気概がそうさせたのかもしれないと思ったりするのは、この作品へのアプローチがまったくもってモダン・ピアノだからだ。それがバレンボイムともまったく違う。現代におけるバッハ演奏の意味をも問う演奏だ。(堀)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   1

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総合評価

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アシュケナージは、その活動期の終盤に、バ...

投稿日:2021/07/07 (水)

アシュケナージは、その活動期の終盤に、バッハの主要なクラヴィーア曲を録音した。もう、だいぶ昔になるけれど、アシュケナージはインタビューで、「なぜバッハを弾かないのか?」と問われて、「グールドみたいに弾けないからね」と質問者を軽くいなしていた記憶があるのだが、そんなアシュケナージが、人生の時間を重ねる中で、バッハのクラヴィーア曲に向き合い、そして録音したことは、今思い返してみても、大変感慨深いことである。そして、それらの録音はいずれも素晴らしかった。それこそ、私にあらためて「クラシック音楽は本当に奥が深い」と感じさせてくれるような。。。。。最初の一音(その適度な柔らかさと暖かさをたたえた慈しむような音色)に触れたとたんに、ただひたすら音楽の喜びの世界となる。テンポはややゆったりめ。そして柔和でありながら決して線がくずれずに、音楽の自然な流れが人工的な介錯物をまったく不要とせずに、ただそこにある。第2番の前奏曲、豊かな響きでシンフォニックに、短調の悲しい音色にぬくもりが加わり、かつて感じた事のない暖かさを感じる。第3番のパッセージも速いが弾き飛ばすわけではなく、一つ一つの絶対音があるべくいしてそこにある安心感がある。かつ聴いていてこよなく楽しい。第4番の深い色合いは「敬虔」というキーワードについつい思いを馳せてしまう。。。第5番のなめらかな自然さ。。。第6番の3連音の表情付けの見事さ。。。全48曲からなる平均律を収録したこのアルバムは、5千枚以上のクラシックCDを所有していた私にとっても、「特別なもの」になった。

ココパナ さん | 北海道 | 不明

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鋭角的なシャープさの無いまろやかなバッハ...

投稿日:2019/01/18 (金)

鋭角的なシャープさの無いまろやかなバッハ。微温湯につかっているような心地よさがあるけれど、結局は毒にも薬にもならない凡庸な演奏だと思う。今時、この程度のバッハ演奏をありがたがる人はアシュケナージというブランドが好きなのだろう。彼の多くの録音に聞かれる美音はデッカの録音マジックの賜物だが、このバッハでは残念ながら往年の冴えた音は期待できない。

ROYCE さん | 神奈川県 | 不明

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アシュケナージらしい色彩感とキレのよい繊...

投稿日:2012/08/13 (月)

アシュケナージらしい色彩感とキレのよい繊細なタッチが素晴らしい。瑞々しさは相変わらずだ。深い思索と相まって、高い評価となるのは当然。硬派のバッハももちろんよいが、こういう豊かなバッハもよい。演奏の面白さは格別だ。

おっさん さん | 神奈川県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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