ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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CD

交響曲第11番『1905年』 インバル&ウィーン交響楽団

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COCO70826
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

インバル&ウィーン響/ショスタコーヴィチ:交響曲第11番《1905年》

《1905年》という表題のこの交響曲が描くのは、その年、栄華を極めたロマノフ王朝に請願しようと宮殿に向って行進する民衆に軍隊が発砲した「血の日曜日事件」。その翌年に生まれ、革命の時代に育ったショスタコーヴィチは、曲中に多くの革命歌を引用して、この大量虐殺がロシア革命への引き金になっていった歴史を生々しく語る交響曲を残しました。インバルが専制政治への警鐘を鋭く描きます

ショスタコーヴィチ:交響曲第11番 作品103《1905年》

 エリアフ・インバル指揮ウィーン交響楽団

録音:1992年

レコード芸術準特選

内容詳細

インバルの代表的録音となった、ショスタコーヴィチの交響曲全集からの1枚。ロシア革命40周年記念として作曲されたもので、体制迎合と批判されることもあるが、インバルはきわめて緊張感の高い演奏をしている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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最も演奏される機会の少ない、ショスタコー...

投稿日:2013/03/15 (金)

最も演奏される機会の少ない、ショスタコーヴィッチの交響曲。聴けば、過去の革命を題材としつつ、殺戮を告発し、暗く、暴力的に爆発し、未来への警邏を鳴らすと言う、実にショスタコーヴィッチらしい作品であった。マーラー、フランクフルトに続いての、DENON による、ウィーン響との録音は、もちろん秀逸。有名でなくたって、名盤、良作の1枚。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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民衆蜂起を描いた曲とされているが、曲を英...

投稿日:2009/01/16 (金)

民衆蜂起を描いた曲とされているが、曲を英雄的に扱った演奏が何故か全て失敗する問題作。血で血を洗う凄惨な世界で、権力も残虐だが、民衆も残虐。蜂起したあとの民衆が蠢く光景はロメロの映画史的傑作「DAWN of the DEAD」的な世界感。それが正解なのでは?冷たく傍観的で、安易な感傷を徹底して排除するインバルの演奏は、民衆の非人間性を音に還元する。革命も殺戮に過ぎない。革命に幻想を抱く者ならインバルのショスタコは存在すら認めたくないのでは?非エンタメ系ショスタコの最右翼。

御輪日明 さん | 論敦 | 不明

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テーマが暗いのに比較的明るい演奏。といっ...

投稿日:2007/02/02 (金)

テーマが暗いのに比較的明るい演奏。といっても軽々しくは無い。そして、聞きやすくまとまった演奏。これほど、聞きやすいショスタコーヴィチは珍しい。

たーこ さん | 京都府 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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