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宇野功芳の最後のCD企画、ロベルト・ホルの『冬の旅』ほか

2016年8月25日 (木)

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シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番、歌曲集『冬の旅』ほか(2CD)
みどり・オルトナー、ロベルト・ホル
宇野功芳の最後のCD企画。
死の直前までライナーノートを推敲し、
CD化を待ち望んでいた氏への追悼盤が遂にリリース


その個性豊かな評論で戦後の日本の音楽評論界を圧倒的にリードし、カリスマ評論家として、また指揮者としてファンを酔わせてきた宇野功芳氏が、2016年6月10日、86歳で逝去されました。その氏が最晩年から死の直前まで、心血を注いで世に広めようとしたピアニスト、みどり・オルトナー。宇野功芳企画としてSAKURAレーベルからリリースした『走り去る生の時〜みどり・オルトナー、シューベルトの世界』で、「『夕映えの中に』の前奏が始まった時は、ぼくは危うく気を失いそうになった」と激賞し、話題盤となりました。本企画は氏の最後のCD企画であり、死の直前までライナーノートを推敲し、CD化を待ち望んでいた氏への追悼盤となります。
 ロベルト・ホルが最も得意とする『冬の旅』。これまで複数回録音を残していますが、オルトナーとの当ライヴでは楽譜を読み直した新たな表現も魅力です。
 宇野功芳氏絶筆のライナーノートにその思いが収録されております。
「みどり・オルトナーは次元が違うのだ。彼女の第一の武器は強靭なタッチで、楽譜に書かれているすべての音を意味深く拾い上げる」 宇野功芳 ライナーノートより(販売元情報)


【収録情報】
Disc1

シューベルト:
● 断章 ハ短調 D.900
● 3つのピアノ小品 D.946より第2番変ホ長調
● 歌曲集『冬の旅』 D.911 第一部(12曲)

Disc2
● 歌曲集『冬の旅』 D.911 第二部(12曲)
● ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664

 みどり・オルトナー(ピアノ)
 ロベルト・ホル(バス・バリトン)

 録音時期:2015年5月24日(冬の旅)、12月7日(独奏曲)
 録音場所:横浜市、ひまわりの郷
 録音方式:デジタル(ステレオ/ライヴ:冬の旅、セッション:独奏曲)

 ディスクは国内プレスとなります。

【みどり・オルトナー(ピアノ)】
ウィーン在住の異色ピアニスト。埼玉県出身。東京芸大の声楽科へ進み、戸田敏子の師事のもと大学院修了、読売新人演奏会出演。芸大在学中からドイツ歌曲に魅了され、ウィーンへ渡りウィーン国立音大、市立音楽院にてオペラ、リートを学ぶ。在籍3年目、後に夫となる故ロマン・オルトナー教授と出会い、ヨーロッパにおける指折りの歌曲伴奏者であった同氏の勧めにより、ウィーン国立音大のピアノ科に入学。1990年には同音大のソリステン・コンサートに選ばれ、ウィーン楽友協会大ホールでシューマンのピアノ協奏曲を演奏し、ピアニストとしての道を歩み始める。1997年同音大のビアノ科修士課程を修了。声楽家としては、ウィーンで更にルイーゼ・シャイト、ワルデマール・クメント、デヴィッド・ルッツらに師事し、オペラやドイツ歌曲を中心にまた現代音楽、20世紀の作品を得意として活動の軌跡を残している。ピアニストとしての教育は、井上道子、ヤン・ホラークに師事したほか、ウィーン国立音大にてロマン・オルトナー、ミヒャエル・クリスト、オレグ・マイセンベルクに学ぶ。在学中から歌曲伴奏者として注目され、ヴェルナー・ホルヴェク、クルト・エクヴィルツ、ロベルト・ホル、岡村喬生、エレン・ファン・リアー、ヨアンナ・ボロフスカ、アンゲリカ・キルヒシュラーガー等世界一流の歌手たちのパートナーを務め現在に至っている。1996年にはウィーン郊外の街プレスバウムに「ピアノ芸術協会」を設立し、「よりよき音楽を、より高き調和を」をモットーとして、ウィーンの若い才能を集めて独特なコンサートシリーズを開催している。2000年に「東京の夏」音楽祭の招聘で日本デビュー以後、定期的に来日。ヨーロッパ各地の音楽祭、コンサートホールでの出演を重ね、歌曲伴奏者として高く評価される一方、個性的なプログラム構成のソリスト、室内楽奏者として、徐々に聴衆の人気を集めている。(販売元情報)
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