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ドビュッシー:歌曲全集(4CD)

2015年1月20日 (火)

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ドビュッシー:歌曲全集(4CD)
ファラオン、レジェ、トドロヴィッチ、ラゴン、ル・ルー、アグノー
世界初録音の未出版作品、異稿も含む


ドビュッシーの歌曲全集の登場。ひとつの歌曲で改訂版や第2版も存在する場合、両方を収録し、また、未出版のものも収録しています。ブリュートナーのピアノを使っているのもポイント。ドビュッシーは1905年の夏頃にブリュートナーのピアノを入手し、その後生涯にわたりこのピアノを使い続けました。歌曲のほとんどは1905年以前に作曲されていますが、そのメロディ・ラインやピアノの書法から、ドビュッシーが描いた音色はこのピアノが最適だと考え、今回ブリュートナーのピアノを採用したということです。
 ディスク4の最後は、ドビュッシーが作曲した最後の歌曲『家なき子等のクリスマス』。ドビュッシー自身による合唱版もありますが、もともとは手術を受ける直前に声とピアノ版で完成されていたものでした。当盤では1996年生まれのロンドピエールが透き通った声を披露しています。
 歌唱陣は、リヨン音楽院に学び、フランス、イタリアのオペラ・シーンを中心に活躍するリリアナ・ファラオン(ソプラノ)。ミンコフスキとエクサン・プロヴァンスで共演経験もあるマガリ・レジェ(ソプラノ)。パリ・オペラ座に頻繁に登場しているトドロヴィッチ(メゾ・ソプラノ)。1984年レザール・フロリサン『メデ』の公演でプロ・デビューしたジル・ラゴン(テノール)。リヨン歌劇場でリーダー的存在だったフランソワ・ル・ルー(バリトン)らといった声楽家の布陣で、どの歌曲も奇を衒うことのない演奏で安心して聴くことができます。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ドビュッシー:歌曲全集


Disc1
● 『星の夜』 (1880) (F)
● 『マドリッド』 (1879?) (T)【近年発見】
● 『カプリス』 (1880) (L)
● 『愛し合って眠ろう』 (1880) (L)
● 『Les Baisers(キス)』 (1880) (F)
● 『中国のロンデル』 (1881) (F)
● 『悲劇』 (1881) (R)
● 『ジェーン』 (1881) (L)
● 『亜麻色の髪の乙女』 (1881) (F)
● 『ロンドー』 (1881) (L)
● 『そよ風』 (1881) (L)
● 『願い』 (1881) (L)
● 『蝶々』 (1881)(F)
● 『操り人形』 (1882) (R)
● 『夢』 (1882) (F)
● 『艶なる宴』 (1882) (F)
● 『セレナード』 (1882) (F)
● 『ピエロ』 (1882) (F)
● 『薔薇』 (1882) (F)
● 『リラ』 (1882) (F)
● 『弓』 (1882) (R)
● 『Le matelot qui tombe a l’eau(海に落ちた水夫)』 (1882) (F)
● 『Romance : Non, les baisers d’amour…(ロマンス:いいえ、愛のキス・・・)』 (1882) (L)
● 『波、椰子、砂』 (1882) (F)
● 『エルフたち』 (1882) (L)
● 『彼はまた眠る』 (1879) (F)
● 『パントマイム』 (1882) (F)
● 『マンドリン』(ヴァニエ版)(1882) (L)
● 『ひそやかに』(ヴァニエ版)(1882) (L)
● 『月の光』(ヴァニエ版)(1882) (F)

Disc2
● 『死後のなまめかしさ』 (1883) (F)
● 『スペインの歌』 (1883) (F)(T) 【近年発見】
● 『ロマンス:得も言われぬ静けさ』 (1883) (F)
● 『音楽』 (1883) (F)
● 『センチメンタルな情景』 (1883)(R)
● 『ロマンス:春が来た』 (1884)(L)
● 『アリエルのロマンス』 (1884) (F)
● 『未練』 (1884) (F)
● 『まぼろし』 (1884) (F)
● 『セギディーリャ』 (1883) (F)
● 『アリエッタ』(初版) (L)
 露包む川面の木々の馬 (1885)
 木馬 (1885)
 グリーン (1886)
 やるせなく夢見る思い (1887)
 われの心に涙降る (1887)
 木馬 (1888)
 スプリーン (1888)
● 『シャルル・ボードレールの5つの詩』 (R)
 第1番:バルコニー (1888)
 第2番:夕暮れの調べ (1889)
 第3番:噴水 (1889)
 第4番:黙想 (1889)
 第5番:恋人たちの死 (1887)

Disc3
● 『マンドリン』(改訂版) (1890) (R)
● 『眠れる森の美女』 (1890) (R)
● 『ロマンス:春が来た』 (1890?) (L)
● 『センチメンタルな情景』(改訂版) (1891) (L)
● 『麦の花』 (1891) (L)
● 『美しき夕暮れ』 (1891) (L)
● 『ロマンス:L’Ame evaporee』 (1891) (R)
● 『ロマンス:鐘』 (1891) (R)
● 『華やかな宴』第1集 (R)
 第1番:ひそやかに (1890)
 第2番:操り人形 (1890)
 第3番:月の光 (1890)
● 『3つの歌曲』 (T)
 第1番:海は一層美しい (1891)
 第2番:角笛の音は (1891)
 第3番:生垣の連なり (1891)
● 『夕べの鐘』 (1892) (T)
● 『抒情的散文』 (R)
 第1番:夢 (1892)
 第2番:砂浜 (1892)
 第3番:花 (1892)
 第4番:夕暮れ (1892)
● 『ビリティスの歌』 (T)
 第1番:パンの笛 (1897)
 第2番:髪 (1897)
 第3番:ナイアードの墓 (1898)
● 『眠れぬ夜』 (R)
 第1番:終わりなき夜 (1898)
 第2番:なぜ? (1898)
● 『Berceuse sur une vieille chanson poitevine(ポワトゥー地方の古いシャンソンにもとづく子守歌)』(伝承歌) (1899) (FLR)

Disc4
● 『庭にて』(第2版) (1903) (R)
● 『忘れられたアリエッタ(忘れられし小唄)』第2版 (R)
 第1番:そはやるせなき (1903)
 第2番:都に雨の降る如く (1903)
 第3番:木々の影 (1903)
 第4番:木馬 (1903)
 第5番:緑 (1903)
 第6番:憂鬱 (1903)
● 『フランスの3つの歌』 (FLR)
 第1番:ロンデル:時は脱ぎけりその衣を (1904)
 第2番:洞窟 (1904)
 第3番:ロンデル:プレザンスみまたかりければ (1904)
● 『華やかな宴』第2集 (FLR)
 第1番:初心者 (1904)
 第2番:半獣身 (1904)
 第3番:わびしい会話 (1904)
● 『2人の恋人の散歩道』 (FLR)
 第1番:この暗き洞窟のほとり (1910)
 第2番:我が進めを信ぜよ (1910)
 第3番:われはおののく (1910)
● 『フランソワ・ヴィヨンの3つの譚歌』 (FLR)
 第1番:恋人に贈れる (1910)
 第2番:母の願いによりて聖母に祈れる (1910)
 第3番:パリの女を歌える (1910)
● 『ステファーヌ・マラルメの3つの歌』 (L)
 第1番:ため息 (1913)
 第2番:ささやかな願い (1913)
 第3番:扇 (1913)
● 『家なき子等のクリスマス』 (1915) (自筆譜に基づく)

 リリアナ・ファラオン(ソプラノ:F)
 マガリ・レジェ(ソプラノ:L)
 マリー=アンジュ・トドロヴィッチ(メゾ・ソプラノ:T)
 ジル・ラゴン(テノール:R)
 フランソワ・ル・ルー(バリトン:FLR)
 アントニン・ロンドピエール(声:家なき子等のクリスマス)
 ジャン=ルイ・アグノー(ピアノ/1905年ブリュートナー製:ドビュッシー使用)

 録音時期:2012年8月
 録音場所:フランス、ブリーヴ=ラ=ガイヤルド市立劇場
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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