トップ > 音楽CD・DVD > ニュース > クラシック > ピエール・ブーレーズ/20世紀音楽の芸術(44CD)

ピエール・ブーレーズ/20世紀音楽の芸術(44CD)

2014年12月19日 (金)

ご購入はこちら


ピエール・ブーレーズ●20世紀(44CD)
ブーレーズ指揮による20世紀音楽コレクション


ブーレーズが指揮者としてドイツ・グラモフォンで制作した20世紀音楽作品から、マーラーを除く代表的作品を44枚のCDにまとめたボックス・セッ ト。装丁は写真家フィリップ・ゴンティエ氏によるブーレーズの写真が使用されたキューブ仕様で、各ディスクの紙ジャケットには作曲家の写真を 使用。Wolfgang Stahr氏による書き下ろし欧文解説を掲載したブックレット付きの完全限定生産盤です。
 ブーレーズ円熟期にレコーディングされたこれらの音源は、すべてデジタル録音という音質面での条件の良さと、この時期のブーレーズならでは の楽譜尊重スタイルにより、誇張や歪曲の無い解釈がそれぞれの作品の姿をリファレンス的に描き出した良さがあります。
 ドビュッシー、ラヴェル、ヴァレーズ、メシアン、ブーレーズ自作というフランスものに、シェーンベルク、ベルク、ヴェーベルンの新ウィーン 楽派もの、そして、バルトーク、リゲティ、シマノフスキという東欧ものに、ストラヴィンスキー、バートウィッスルという内訳で、共演者として は、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、クリーヴランド管弦楽団、シカゴ交響楽団、コンセルトヘボウ管弦楽団、ロンドン交響楽団といった有 名楽団と、ブーレーズの創設したアンサンブル・アンテルコンテンポランが選ばれており、さらにソリストも豪華など万全の体制となっています。
 すでに廉価ボックスに入っている音源も多いですが、こうして20世紀作品でまとめた企画で、ほかの作曲家と並べて聴くと意外な発見もあったり しますので、便利なセットの登場と言えるかもしれません。

【収録情報】

Disc1-4
バルトーク:
● 4つの小品
● 管弦楽のための協奏曲
● 舞踏組曲
● 2つの映像
● ハンガリーの風景
● ディヴェルティメント
● 『中国の不思議な役人』全曲
● 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
● カンタータ・プロファーナ
● バレエ音楽『かかし王子』

 シカゴ交響楽団
 録音時期:1991-1994年

Disc5
バルトーク:
● ピアノ協奏曲第1番

 クリスティアン・ツィマーマン(ピアノ)
 シカゴ交響楽団
 録音時期:2001年

● ピアノ協奏曲第2番

 レイフ=オヴェ・アンスネス(ピアノ)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:2003年

● ピアノ協奏曲第3番

 エレーヌ・グリモー(ピアノ)
 ロンドン交響楽団
 録音時期:2004年

Disc6
バルトーク:
● 2台のピアノ、打楽器と管弦楽のための協奏曲

 ピエール=ロラン・エマール(ピアノ)
 タマラ・ステファノヴィチ(ピアノ)
 ロンドン交響楽団
 録音時期:2008年

● ヴァイオリン協奏曲第1番

 ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:2004年

● ヴィオラ協奏曲(シェルイ・ティボールによる補筆完成版)

 ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:2004年録音

Disc7
バルトーク:
● ヴァイオリン協奏曲第2番
● ラプソディ第1番、第2番

 ギル・シャハム(ヴァイオリン)
 シカゴ交響楽団
 録音時期:1998年

Disc8
● バルトーク:歌劇『青ひげ公の城』全曲

 ラースロー・ポルガール(バリトン)
 ジェシー・ノーマン(ソプラノ)
 シカゴ交響楽団
 録音時期:1993年

Disc9
ベルク:
● 室内協奏曲

 ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
 ピンカス・ズッカーマン(ヴァイオリン)
 アンサンブル・アンテルコンテンポラン
 録音時期:1977年

● 『ルル』組曲

 アンナ・プロハスカ(ソプラノ)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:2011年(ライヴ)

Disc10-12
● ベルク:歌劇『ルル』3幕版全曲

 テレサ・ストラータス(ソプラノ)
 イヴォンヌ・ミントン(メゾ・ソプラノ)
 ロバート・ティアー(テノール)、他
 パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団
 録音時期:1979年

Disc13
バートウィッスル:
● テセウス・ゲーム

 アンサンブル・モデルン
 マーティン・ブラビンズ(指揮)
 ピエール=アンドレ・ヴァラード(指揮)
 録音時期:2001年

● アース・ダンス

 アンサンブル・モデルン
 録音:2001年

Disc14
バートウィッスル:
● Tragoedia
● Five Distances
● Three Settings Of Celan
● Secret Theatre

 アンサンブル・アンテルコンテンポラン
 録音時期:1993年

Disc15
ブーレーズ:
● ノタシオン
● ストリクチュールII(構造 第2巻)
● エクスプロザント=フィクス

 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
 録音時期:1993年

Disc16
ブーレーズ:
● ル・マルトー・サン・メートル
● デリーヴ第1番、第2番

 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
 録音時期:2002年

Disc17
● ブーレーズ:プリ・スロン・プリ

 クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)
 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
 録音時期:2001年

Disc18
ブーレーズ:
● レポン

 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
 録音時期:1996年

● 二重の影の対話

 アラン・ダミアン(クラリネット)
 録音時期:1996年

Disc19
ブーレーズ:
● シュル・アンシーズ

 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
 録音時期:1999年

● メサジェスキス

 ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
 パリ・チェロ・アンサンブル
 録音時期:1999年

● アンテーム2

 ハエスン・カン(ヴァイオリン)
 録音時期:1999年

Disc20
ドビュッシー:
● 牧神の午後への前奏曲
● 管弦楽のための『映像』
● 交響組曲『春』

 クリーヴランド管弦楽団
 録音時期:1991年

作品の姿を正確に表現しようというブーレーズの姿勢と、オーケストラの余裕のある技術によって、ドビュッシー初期の『春』では中間色の色彩表 現がなんともいえない魅力を醸し出しています。有名な『牧神の午後への前奏曲』でも、色彩の夢想的な移ろいが正確に示されており、情緒シフト した演奏になっていない点がいかにもドビュッシー。『映像』でも「ジーグ」「イベリア」「春のロンド」という3つの作品が、それぞれのスコッ トランド、スペイン、フランスといった要素をあくまでもドビュッシー風に音楽にしたものであることをわからせてくれる奥深い響きが魅力となっ ています。
Disc21
ドビュッシー:
● 夜想曲
● 交響詩『海』
● クラリネットと管弦楽のための狂詩曲第1番
● バレエ音楽『遊戯』

 クリーヴランド管弦楽団
 録音時期:1991年、1993年

雰囲気的な表現を志向せず、作品の情報をそのまま綿密に音化してゆくブーレーズならではのアプローチによって、どの曲からも細部までつくりこ まれた繊細な書法が明晰に浮かび上がっています。作品のスタンダードとして立派な演奏。オーケストラも高水準で、狂詩曲第1番では、首席クラ リネットのフランクリン・コーエンが妙技を聴かせています。
Disc22
リゲティ:
● 室内協奏曲
● ラミフィケイションズ
● アヴァンチュール

 アンサンブル・アンテルコンタンポラン、他
 録音時期:1981年、1982年

Disc23
リゲティ:
● ピアノ協奏曲
● チェロ協奏曲
● ヴァイオリン協奏曲

 ピエール=ロラン・エマール(ピアノ)
 ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
 サシュコ・ガヴリーロフ(ヴァイオリン)
 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
 録音時期:1993年

Disc24-25
メシアン:
● ミのための詩
● 鳥たちの目覚め
● 7つの俳諧
● クロノクロミー
● 天より来りし都
● われら死者の復活を待ち望む

 クリーヴランド管弦楽団
 録音時期:1993-1996年

Disc26-27
ラヴェル:
● 『マ・メール・ロア』全曲
● 海原の小舟
● 道化師の朝の歌
● スペイン狂詩曲
● ボレロ
● 『ダフニスとクロエ』全曲
● ラ・ヴァルス

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1993年、1994年

洗練された現在のベルリン・フィルならではの美しい響きが、指揮者の緻密な統率によってフルに生かされた演奏が揃っています。合唱も含めて、 繊細な色彩感覚が曲のすみずみまで浸透した『ダフニス』、抜群のリズム感と洗練された手法で、作品のパロディ精神をうたいあげる『ラ・ヴァル ス』などなど。
Disc28
ラヴェル:
● ピアノ協奏曲
● 高雅にして感傷的なワルツ
● 左手のためのピアノ協奏曲

 クリスティアン・ツィマーマン(ピアノ)
 クリーヴランド管弦楽団
 ロンドン交響楽団(左手)

 録音時期:1994年、1996年

Disc29
ラヴェル:
● シェエラザード
● クープランの墓
● 亡き王女のためのパヴァーヌ
● 古風なメヌエット

ドビュッシー:
● 神聖な舞曲と世俗的な舞曲
● 噴水
● フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード

 アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)
 クリーヴランド管弦楽団
 録音時期:1999年

Disc30
シェーンベルク:
● 交響詩『ペレアスとメリサンド』

 グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団
 録音時期:2003年(ライヴ)

● ピアノ協奏曲

 内田光子(ピアノ)
 クリーヴランド管弦楽団
 録音時期:2000年

Disc31
シェーンベルク:
● 月に憑かれたピエロ
● 心のしげみ
● ナポレオン・ボナパルトへの頌歌

 クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)
 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
 録音時期:1997年、1998年

Disc32-33
● シェーンベルク:歌劇『モーゼとアロン』全曲

 デイヴィッド・ピットマン=ジェニングス(バス・バリトン)
 クリス・メリット(テノール)、他
 オランダ・オペラ合唱団
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 録音時期:1995年

Disc34
ストラヴィンスキー:
● 幻想的スケルツォ
● カンタータ『星の王』
● 交響詩『うぐいすの歌』
● 組曲『兵士の物語』

 クリーヴランド管弦楽団
 録音時期:1994年、1996年

Disc35
ストラヴィンスキー:
● 『火の鳥』全曲
● 花火
● オーケストラのための4つのエチュード

 シカゴ交響楽団
 録音時期:1992年

Disc36
ストラヴィンスキー:
● 『ぺトルーシュカ』
● 『春の祭典』

 クリーヴランド管弦楽団
 録音時期:1991年

Disc37
ストラヴィンスキー:
● 管楽器のための交響曲
● 詩篇交響曲
● 3楽章の交響曲

 ベルリン放送合唱団
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1996年

● バートウィッスル:The Triumph of Time

 BBC交響楽団
 録音時期:1974年

Disc38
ストラヴィンスキー:
● エボニー・コンチェルト
● クラリネット・ソロのための3つの小品
● コンチェルティーノ
● 15人の器楽奏者のための『8つのミニチュア』
● 協奏曲変ホ長調『ダンバートン・オークス』
● エレジー(ヴィオラ・ソロ版)
● フュルステンベルクのマックス公の墓碑銘
● 弦楽四重奏のための二重カノン

 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
 録音時期:1980-1982年

Disc39
ストラヴィンスキー:
● パストラール
● ベルレーヌの2つの詩
● バーリモントの2つの詩
● 3つの日本の抒情詩
● わが幼き頃の思い出
● プリバウトキ
● 猫の子守歌
● 4つの歌曲,
● チーリン・ボン
● パラーシャの歌
● シェイクスピアの3つの歌曲
● ディラン・トーマスの追悼のために
● J.F.K.のための悲歌
● ヴォルフ:2つの聖歌曲(ストラヴィンスキー編)

 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
 録音時期:1980年

Disc40
シマノフスキ:
● ヴァイオリン協奏曲第1番
● 交響曲第3番『夜の歌』

 クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)
 スティーヴ・ディヴィスリム(テノール)、他
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:2009年、2010年(ライヴ)

Disc41
ヴァレーズ:
● アメリカ
● アルカナ
● 砂漠
● イオニザシオン

 シカゴ交響楽団
 録音時期:1995年、1996年

Disc42
ヴェーベルン:
● 管弦楽のためのパッサカリア
● 弦楽四重奏のための5つの楽章(弦楽合奏版)
● 大オーケストラのための6つの小品
● J.S.バッハ/ヴェーベルン編:『音楽の捧げもの』から6声のリチェルカーレ
● シューベルト/ヴェーベルン編:6つのドイツ舞曲 D.820
● 大オーケストラのための牧歌『夏風のなかで』

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1993年、1994年

Disc43
ヴェーベルン:
● 管弦楽のための5つの小品
● 女声独唱とオーケストラのための3つの歌曲
● 交響曲 Op.21
● 混声合唱とオーケストラのための『眼の光』
● ソプラノ独唱、混声合唱とオーケストラのための第1カンタータ
● オーケストラのための変奏曲
● ソプラノとバス独唱、混声合唱とオーケストラのための第2カンタータ

 クリスティアーヌ・エルツェ(ソプラノ)
 BBCシンガーズ、他
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1994年、1996年

Disc44
ヴェーベルン:
● ピアノ五重奏曲(遺作)
● 軽やかな小船にて逃れ出よ
● 2つの歌曲 Op.8
● オーケストラのための5つの小品 Op.10
● 4つのオーケストラ歌曲 Op.13
● 6つの歌曲 Op.14
● 5つの宗教歌 Op.15
● 5つのカノン Op.16
● 3つの宗教的民謡 Op.17
● 3つの歌曲 Op.18
● 2つの歌曲 Op.19
● 四重奏曲 Op.22
● 9つの独奏楽器のための協奏曲 Op.24

 クリスティアーヌ・エルツェ(ソプラノ)
 フランソワーズ・ポレ(ソプラノ)
 ピエール=ロラン・エマール(ピアノ)
 BBCシンガーズ、他
 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
 録音時期:1992年

 指揮または監修:ピエール・ブーレーズ(テセウス・ゲームを除く)

 録音方式:ステレオ

※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

featured item

ピエール・ブーレーズ/20世紀音楽の芸術(44CD)

CD 輸入盤

ピエール・ブーレーズ/20世紀音楽の芸術(44CD)

価格(税込) : ¥19,800
会員価格(税込) : ¥17,226

発売日:2015年01月27日

  • 販売終了

%%header%%閉じる

%%message%%

featured item

洋楽3点で最大30%オフ このアイコンの商品は、 洋楽3点で最大30%オフ 対象商品です