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【HMVインタビュー】 山下達郎 『OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜』 ジャパニーズ・ポップス・インタビューへ戻る

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2012年9月14日 (金)

ビーチボーイズの来日公演を翌日に控えた8月某日。ワーナーミュージック本社にお邪魔した。9/26にキャリア初のオール・タイム・ベストをリリースする達郎さんに話を伺う為に。
実は私達が達郎さんにインタビューさせて頂くのは2度目。昨年『Ray Of Hope』リリースの際にもインタビューさせて頂いている。2年連続で達郎さんに会えるという幸運に興奮気味な私たちを、今年も優しい笑顔で迎え入れて頂きインタビューはスタートした。
昨年のインタビュー時間は30分だったのだが、今年は大幅増量50分。にもかかわらず、やはり聞きたい事は尽きる事なく、さらに30分オーバー...それに快くお付き合い頂いた達郎さん、本当にありがとうございます。 もちろんまだまだまだまだ、聞きたい事はあったのだけれど、達郎さんにとってのベストアルバムの話、リマスターの話、音楽業界の貴重な話など、かなり深いところまで聞く事が出来たと思う。
全編80分インタビュー、ほぼノーカットの完全版。お楽しみ下さい。
インタビュー・文:松井剛 / 田代貴之

【HMVインタビュー】 山下達郎

--- シュガーベイブとして『SONGS』をリリースした1975年から現在までを含む、初のオールタイムベストということになりますね。

そうですね。

--- このタイミングでのリリースであることに理由はありますか?

一番大きいのは会社の要望です(笑)事業計画(笑)
そう言っちゃうと身も蓋もないんで…
『Ray Of Hope』が出た後に、いろいろリリース計画があがって、ライブアルバムという案もあったんですよ。でも僕個人としては、パッケージメディアがいつ無くなってもおかしくないような状況の中、パッケージ流通が健全なうちにこういう形でベストというのを出しておかなければいけないんじゃないか?という一種の切迫感、危機感があったというのが一つ。
あと、昔はオールタイムベストって作れなかったんですよ。95年に『TREASURES』を出した時も「DOWN TOWN」とか「RIDE ON TIME」を入れたかったんですけど、ダメで。あの当時は、同じカタログの中に競合する会社のカタログは「入ってはならん」っていう、管理意識があったんですよ。今でもありますけど、こういう時代になって、ようやくオールタイムベストが出来るようになったんですよ。

--- 健全なパッケージ流通というと。

僕にとってのパッケージは初回オーダーのみで売り切りになる「紙ジャケ」とかでは無いんですよ。きちんとバックオーダーに対応できる、そういうものが僕にとってパッケージなので。そういう形で、いつまで出来るかわからないから、今のうちにきちんとした形でのベスト盤を編成する必要があるなと。
その後は、83年以降のMOONのカタログを、まだリマスターしてないので、やりたいと思ってます。RCA時代のは2002年にやったので、ああいう形でね。

--- 3枚組、全49曲というボリュームになりましたが、楽曲のセレクト等、大変なご苦労があったのではないでしょうか?

それは本当に大変でした(笑)
ベストですので、基本的にはシングルコレクションになるんですけど、シングルだけ並べても既にオーバーフローしているんですよ。実際にシングルカットした楽曲から10曲以上オミットしてますもんね。自分の趣味と、代表曲と言われているものと、隠れた人気曲…そういうものを自分なりに“今”から俯瞰して選曲しました。特に昔の曲ほど、“今”から俯瞰して。
あと、LIVE。今は完全にLIVE主導で活動してるので、LIVEに対する考え方も含まれてくる。それが無ければ「LET’S DANCE BABY」とか、もしかしたら外してるかもしれない。そういうLIVEマターも含めた上でのベストになっているので。
基本的に1枚目にRCA/AIR、2.3枚目にMOON/WARNER。そういう具合に入れていくと特に1枚目が大変でしたね。パツンパツンというか。本当は50曲入れたかったけど、あと1曲も入らない(笑)

--- 曲順は、ほぼ時代順といった感じですよね?

基本的には時系列です。ただシングルコレクションで時系列だと、5曲くらいバラードが続く可能性もあるので、その辺はちょっと構成を変えましたけどね。
あと、CDの最初と最後の曲は重要だと思ってて。1曲目がそれぞれ「DOWN TOWN」「悲しみのJODY」「ヘロン」、おしまいが「YOUR EYES」「おやすみ、ロージー」「希望という名の光」。このはさみ方はうまくいきましたね。
あとは「エンドレス・ゲーム」みたいな曲を「アトムの子」の後ろにするとか、曲の緩急を付けるために入れ替えたり。前後してもせいぜい1〜2年くらいかな。
基本的にはベストですから時系列にならないとダメなんですよ。新旧絡めたベストもありますけど、僕はそういうの全然好きじゃない。ベストは入門用なのでキャリアがきちっと俯瞰出来る構成じゃないと。

--- 構成の微調整以上に深くはいじらないというか。

まぁ49曲も並べると、何曲目もへったくれもありませんからね(笑)
CDって一方通行だから、何が11曲目で何が12曲目わからなくなるでしょ?
だから基本的にCD嫌いなんですよ(笑)

--- (笑)

アナログって入って5曲でしょ?明確に記憶してるじゃないですか?「B面の2曲目のあの曲」と言った風に。LPっていうのは、すっごく理想的なメディアで、片面20分前後のプレイングタイムじゃないですか?それをひっくり返すという作業によって、精神的なリセットになる。片面4〜5曲の中での起承転結、ドラマがある。だからレコードメディアってあれだけ大きくなれたんですよ。それをCDっていう一方通行のメディアにしちゃったので、構成美とかは望むべくもないですよ。だから割り切ってやるしかない。特にベストはね。

--- 今回も、これまでリリースしたベストと同様に収録楽曲ごとの解説が付くのでしょうか?

付きますよ。(竹内)まりやの『Expressions』と同様、本当に一口メモですけどね。もう語り尽くされてるんでね。例えば「クリスマス・イブ」とか別にもう言うことないので(笑)
時代が時代なので、サウンドよりも言葉とか、創作動機とかについての“語り”が多いです。

--- 今回のBEST制作過程で最も苦労された点は何だったのでしょうか?

マスターテープのノイズ取りですね。特にアナログ時代のマスターテープはアナログ盤でしょ?だからスクラッチの中に隠れて聴こえないようなノイズってたくさんあるんですよ。それが今、デジタル・リマスタリングでレべルが物凄く上がるので、リップノイズ、例えば“さ行”の子音とかが、アナログ時代には考えられなかったようなノイズになって出てくるんですよ。ピックがボディーにひっかかったような「カチッ」ていう音が「バチーッ」ときたりね。そのバグ取りが選曲よりも時間かかってます。ただ2ミックスだから取れないものもあるんですよね。「マスターテープに起因するノイズがあります」っていうのは、保存状態が悪いっていうよりも、元々入っている事がほとんどなんですよ。アナログ時代には全く分からなかったものが、アナ→デジ変換して、レべルが上がると聴こえてきて、しかも凄く増幅されるっていうね。デジタルっていうのはディテールを増幅する能力が、恐怖を感じる程でかいので。
あとミックスって完璧なものではないんですよ。シンバルのクラッシュが大きかったとか、ハイハットが固いとか。そういうのがこの時代になると赤裸々に増幅されるので、それをいかに補正していくかっていう作業が出てきます。その中で出来る事と出来ない事がありますけどね。それをマルチまで戻って…っていうのは、リマスターではなくて、リミックスになっちゃう。37年分のソースを統一させる作業っていうのが最も大変でしたね。

--- それはまさに今日僕が達郎さんに聞いてみたかった事の一つでもあって。根本的な質問で恐縮なのですが「リマスターって何ですか?」…っていうのは、リマスター盤って世の中にたくさんリリースされてますが、正直どこが変わったのかわからないものもありますよね?ところが、達郎さんや大瀧(詠一)さんがリリースされているリマスター音源は、前のものと聴き比べるまでもなく、音のクオリティーが違うという事がわかる。だがらその作業を実際されている達郎さんに、聞いてみたかったんですよ。

録音された音楽1曲1曲が完璧に同じレべル、同じ聴感でミックスダウンされているとは限らないんです。Aという曲よりBという曲が甘かったりすると、A・B・Cと並んだときにBが地味に聴こえてしまう。そうならないようにAとCに合わせるとか。要するに“ならし”ですよね。例えばページレイアウトが1ページ目と2ページ目で全然違ったら、資料としては読みにくいから、きちっと枠を作って読みやすくしますよね?音楽的にそれと同じような作業をする事を基本的にリマスターと言うんです。
リマスターって本当に叫ばれ出したのはデジタルになってからの時代なんですよ。我々がロックンロールのグルーヴと呼ぶモノって基本的に“歪み”で、レコードの溝を針が引っかくエネルギーこそが“歪み”になるんですよね。デジタルっていうのはダイナミックレンジが全然違うので、歪まないんですよ。簡単に言っちゃうと情報量が全然違う。
例えるならアナログレコードって言うのはコップなんです。バケツでこのコップに水を入れようとすると溢れるじゃないですか?その溢れたモノが所謂グルーヴとか音圧なんですけど、デジタルってそれが風呂桶サイズなんですよね。風呂桶にバケツで水入れたって少ししかたまらないでしょ?つまり風呂桶を溢れさせるためにはとてつもないエネルギーが必要なんです。それが中々作れない。
そこで考えられたのが、デジタル・コンプレッサーってやつ。アナログ・コンプレッサーっていうのはピークを叩いて圧縮するんです。ではデジタル・コンプレッサーっていうのが何かと言うと下を上げる。なぜならデジタルって上が決まっているから。CDって44.1kHzの16bitでしょ?127dBまでしか入らない。127dB以上はクリッピングと言って潰れちゃうんですよ。それ以上いくらやっても上がらない。そこで何を考えるかというと下を上げる。今のヒット曲や海外のR&Bを聴くと、音が前に貼り付いてるんですよ。上の8bitくらいしか振ってないようなね。つまり下が無いんですよ。下があると、聴感的に弱く聴こえるから。だからデジコンかけまくって、どんどんどんどん前に出すんですよね。それが今のレヴェル戦争と言われるもので。

--- そういう事なんですね。

じゃあ何でそういうことをやるのか?アナログ時代でもシングルは「いかにレべルを切るか」を重要視したんですけど、それは何のためか?それはラジオプレイのためなんですよね。僕のサンデーソングブックも自分でプレスしてWAVデータにして直接サーバーにぶっこんでオンエアしてるから、いい音するんですよ。ここで言う“いい音”とは要するに“人間が迫力があると感じる音”で、オーディオ的に“いい音”とはまた違うんですよね。僕がサンデーソングブックで送出している音源とか、今度シネコンでやる僕のムーヴィーの元の音をカセットに落として聴いたらとても固くて聴けない。それはシネコンのスピーカーとかラジオで送出するために計算して作られた音だから。
僕が10年前にRCA/AIRイヤーズの音源をリマスターした時に、確かHMVのセールスの男の子に「山下さんのCDってどうして音が小さいんですか?」っていう質問を受けた事があるのね。僕のRCA時代、特に70年代の音楽は“空間構成”すなわち“奥行き”が生命なんですよ。そりゃ、どんどん音圧を上げてって、 後ろの音を前に出すと確かに“音の壁”にはなるんですけど、「RIDE ON TIME」が「RIDE ON TIME」じゃ無くなっちゃう。
“空間構成”とか“遠くのエコー感”とかそういうものが「RIDE ON TIME」なのであって。それは似て非なるものなんですよね。
そういうリマスタリングは、たくさんありますよ。プログレとかでもね。ピアノがピアノの音じゃなくなったり、音の遠近や繊細な機微がなくなるんですよ。最初のギターの弾き語りからいきなりガーッと入ってくる。今のバンドものってみんなそうでしょ?なぜかと言えば、勝とうとするんですよ、音圧で。何に勝とうとしてるのか解らないけど(笑)どんどんエスカレートするんですよね。もっと大きく、もっと大きく。

--- (笑)

そういう意味で、今回も基本的には、「DOWN TOWN」だったら「DOWN TOWN」。昔自分が作った時の音像が壊れないギリギリでやってますね。それ以上やると、それじゃ無くなっちゃうので。難しいんですよ。
だからリマスタリングっていうのは一言で言うと、その奥にある“それ”をめぐるドロドロとしたもの。「音楽に自信がないから後はリマスタリングでなんとかしよう」となると、単にレべルが高い音楽でしかなくなる。殆どそうですけどね、今は。

--- どうしてもレべルの方ばかりが重視される。

本当にリマスターでレべルをあげる必要があるのか?っていう疑問はみんな感じてるんですけど、特にK-POPとかと比較されると見劣りがするっていうのをみんな恐れるので、やっぱりあげて行かざると得ない。

--- バランス感覚は大事ですよね。

アナログ盤時代は収録可能時間のベストが片面せいぜい22分くらいで、それを超えると1分増える毎に全体の入力レヴェルが下がってどんどん音がショボくなっていく。ビニールに掘る溝の幅が物理的に狭くなるのでね。じゃあ、音の良さばかりを重視して片面2曲、5分。でも、それじゃ商品としていいのかな?と。「商売は屏風」だっていう言葉があって、広げすぎると前後に倒れるし、締めすぎると左右に倒れる。こういうのって全部そうで“加減”なんですよね。ディストーションだってやりすぎるとバカみたいだけど、ある程度オーバードライブかけないと割れないでしょ?

--- なるほど。

あくまでも、技術は音楽的なヴィジョンを実現するための道具ですからね。でも、問題なのは、機材・技術は、こっちが望んで変えてもらってるわけじゃないんですよ。勝手に変わっていくんです。アナログレコーダーからデジタルレコーダーになって、それがPro Toolsに。勝手に変わって、昔の機材が無くなっちゃうんです。特に90年代から2000年代の頭にかけてPCM1630でミックスダウンしてそのマスターでデジタル編集して作ってたんですよね。そのCDと同じ音はもう出せないんです。
だから逆に60年代70年代のアナログソースの方が再現性が高いんですよ。一番辛いのが90年代。だから90年代のリマスターってないでしょ?再生機器が大変なんですよ。色々研究したんだけど、中々難しい問題が多くてね。
今度、MOONのカタログを正式にボーナストラック入れてリマスターする時には、もう一回ゼロまで戻って考え直そうと思ってるんですけど。

--- はー(感嘆)

中々エグいんですよ(笑)当時のプロ用デジタル機器のシェアの100%を占めていたソニーが、製造から全面的に撤退して作らなくなっちゃった。サポートも3年前に終わってますから。僕のところは10年前に先を見越して駆動時間の少ないPCM1630を2台購入しているので、そのおかげでまだ再生が出来るので、このくらいのクオリティーでやれてますけど、結構みんな大変だと思いますよ(笑)

--- 達郎さんにとって、「ベストアルバムとはこうあるべき」というのがあれば教えて頂きたいのですが。

37年間の活動を一つにまとめたベストってあるのかな?と思って探したんですけど、殆ど無いですね。あってもBOX SET。普通のCDパッケージでリリースしてる人って殆どいないんですよね。
自分にとってのベストって言うのは基本的には“入門編”という定義付けだから、代表曲が入っていないと。それは自分の意思よりも社会的評価の結果という面もあるし。一番懸念されるのは、ベストアルバムが懐メロショーになっては良くない。あとは事業計画になると良くないですよね(笑)
一番最初のRCAのベストは『GREATEST HITS』っていうタイトルですけど、あれはにヒット曲は「RIDE ON TIME」一曲しかないんです(笑)だから『GREATEST HITS』っていうタイトルはシャレなんですよね。でも『TREASURES』の時はシングルコレクションで、それなりにヒット曲が入っているので、あれは『TREASURES』というタイトルがないとダメだった。そうしないと、昔ビクターとかコロムビアが年末になると必ずリリースしてた『全曲集』とか『ゴールデンヒッツ』とかになっちゃうので。昔は原価償却が終わったものを毎年カタログでリリースしてたわけでしょ?今でもパーキングエリアとか行くとあるじゃないですか?ああいうの好きで僕はよく買うんですけど(笑)

--- 今回はタイトルが『OPUS』=「作品」と。

『OPUS』って主に音楽作品によく使われる言葉なんですよ。ベートーベンの作品とかね。だから昔からタイトルとしては考えていたんですけど。単刀直入にね。

--- ジャケットのイラストも印象的ですが。

これはとり・みきさんと言って、漫画業界でカルトな人気を誇る人でね。僕のファンクラブの会報に20年近く4コマ漫画を書いてくれてるんですよ。だからファンクラブに入っているくらいコアな人だったら誰でもピンと来るイラストですね。とりさんはどちらかというとカルトなマンガ家なので、いよいよメジャーデビューというか(笑) このキャラクターは「タツローくん」って言うんですけど、僕とは不可分のキャラなんです。本にもなってライブの物販にありますよ。

--- ベストは入門編というお話ですが、僕自身は、今回のベストアルバムで改めて達郎さんの作品に触れさせていただいて、今まで気付いていなかった楽曲の魅力を再発見したりだとか…音楽って聴く年齢によって聴こえ方が違ったり、感じるポイントが違ったりって言うのも一つの魅力かと思うんです。そういう意味で、所謂ファンの人たちにとっても楽しめる作品だと思うし、ファンに向けて作っている部分もあるんじゃないかと思うのですがいかがでしょう?

自分の音楽は昔から“同世代音楽”っていうキャッチフレーズでね。昔は本当に自分と同世代、大学生とか自分よりちょっと上の人に聴かれていた。でも90年代に入って、一番ヘヴィーユーザーなのは僕よりも10歳くらい下の人たちだって事が判ってきた。現在は、それくらいの年齢の人たちが何を考えているかって言うのを尊重して曲を作っているんですよね。それこそ「希望という名の光」とか「ずっと一緒さ」とかは完全にそういう物の考え方で作っている曲なんですよ。
僕はシュガーベイブでデビューした時、22歳だったけど、その時はオイルショックだったんです。僕の世代は猛烈な就職難だったけど、そんな事、気にもしてなかった。そんなの“ひとごと”というかね。でもだんだんそれが、就職して、結婚して、子供産んで、親の面倒とか実際的な問題が出てくると、生活観が変わってくる。そうすると、自分が20代で聴いてた音楽とは違う音楽の捉え方をするんですよ。音楽好きだったら音楽はやっぱり必要なんですよね。ではどういう音楽が必要か?と言えば、それは自分の生活によってくる。自分の生活観とか価値観。思想っていう大げさなものではなくても、日々生きてる日常の諸般が変わると、ものの見方が変わる。そうすると音楽の聴き方は変わるんですよ。求めている音楽が変化するので。

--- なるほど

僕が確信しているのは、年齢相応に聴く音楽は必ず変わっていく。
それをいつも22歳の大学生に求めるんじゃなくて、自分と同世代の求める音楽に変えて行こうというのが自己使命だと思ってやってきたんですよ。それが自分の考える同世代音楽。特にシンガーソングライターって言うのは、今生きてるこの時代の空気を吸い取って、自分の音楽をどうするか考える音楽家ですから。僕は、金儲けしたかったわけでも、スターになりたかったわけでもなく、ただ音楽が好きで音楽がやりたかっただけなんですよね。それなら「どういう音楽をやるか?」っていう問いかけは常に重要でね。
『ARTISAN』を出したときには「あんなマシンミュージックに妥協して、あんた恥ずかしくないのか?」って言う人もいたんですよ。何かにトライすると必ず何かを言う奴がいるものなんです。もう来年還暦なんで、ここ5、6年はそういうのにまったく動じませんけどね。今はもうそういう雑音一切関係なしで出来るようになってますから。でも20代、30代はそれなりに多感さがあったから、それなりに傷付きもした。そういう時にいつも思っていたのが、自分はどういうスタンスで音楽をやっていくべきなのかっていうこと。それは自分と近い考えの同世代に向けてやるということ。

--- 変化に対して足踏みするような事はなかったですか?

厳密に言うと、音楽的には変化なんて何もしてないです。変化してるのは年齢と生活観なんですよね。生活観が変わると音楽が変わるんですけど、本質的なコード進行とか楽器法とかは一度も変えたことがないんですよ。僕の場合、アレンジも全部自分でしてるんだけど、編曲技法も変えようがないです。好きなコード進行なんて限られてますしね。

--- 楽曲制作する上で、時代に合わせた変化はせずに。

それはほとんど無いですね。
ロックンロールって言うのは、素直な音楽なので、お客さんがそれを受容出来なければ売上げは下がるし、ライブの動員は減るんですよ。僕は運がいいことに、ある程度受容されてきたから、今も現役でやれてるんだろうなって思いますけどね。
ヒットパターンが“これ”だから“これ”をやるのとは全然違うんです。自分が変化していくことに、迷いとか恐れとか無い人はいないんだけど、そういう風にしかなれなかった。

--- 『TREASURES』の際はプロデューサー的な発想から、シンガーソングライター的アプローチの志向という、ご自身の中での変化について語られていましたが、それ以降また新たな変化というのはあったのでしょうか?

ロックミュージシャンって言うのはピークを迎えるのが20代から30代にかけてなんですよね。そういう意味では、40歳くらいに、ある種のターニングポイントを迎えることになる。40代から先に路線変更をして成功をする人もいれば、そこから下降線をたどる人もいるわけです。そのターニングポイントで、またそこから先が結構変わるんですよね。でもそれは自分で全部決められるわけじゃない。聴く人の意志もあるわけで。
僕は、それこそ「Don't Trust Over 30」みたいな時代に生きてきたので、当時僕にかぎらずみんな「30過ぎてロックなんて出来るわけないだろう」と思ってた。30歳から先の展望なんて全然なかった。僕は結構下積みが長かったから、30歳過ぎたらレコードプロデューサーになろう、裏方で生きて行こうと思ってたんです。ところが、ムーンレコードを作っちゃったんですよね。で、ビジネスパートナーに「90年まで現役で頑張ってくれ」と言われて。だから、90年に37歳になった時に、最初で最後の武道館をやって引退しようと本気で考えてたんですよ。この話するとみんな笑うけど(笑)。ところが89年に「クリスマス・イブ」が1位になったりして生き残っちゃったんですよね。それでも僕は最終的にはスタッフワークに戻っていくだろうなと、40代中頃までは考えてたんです。

--- そうなんですね。

実際、88年にムーンレーベルをワーナーが買収した後も、僕が役員をやっていたイーストウエストという会社は、1997年になるまで制作部長のポストが無かったんです。それは僕のために残ってた。つまり僕は、最終的にこの会社の制作統括をする事になってたんです。そういう意味で、レコード会社の制作マンとしては僕はプロフェッショナルだという自覚があります。販促的、営業的な問題とか、そういう知識もある程度ありますし、若い頃ディーラーコンベンションをやっていたのは伊達ではない。でも97年に外部から大挙してエグゼクティブが入ってきて組織が大きく変わり、役員をクビになって、いちミュージシャンに戻ったんですよ。その時に「もう今更プロデューサーも無いな」っていう心境になって、「このまま一生現役のミュージシャンでやって行こう」と。それが98年、45歳くらいですね。

--- 『TREASURES』リリースよりも後ですね。

95年に『TREASURES』を出した後っていうのは実は、そういうビジネス的な問題とかミュージシャンの問題とかが重なってね。90年代の後半数年間は空白が続いて、そこで出てきたのがPro Tools。もう全然、音が分からなくなってね。そっから先が結構バタバタして、2000年過ぎるまで、思うようにいかない時期が続いて。
そういう観点でいくと、それまでは「クリエイティビティとか自分の中の表現をどう発展させていくか」だったんですけど、それ以降、つまり40代中頃のターニングポイント以降は「どう維持していくか」。
ある人はディナーショーを行うようになったり、ある人はTVCMを積極的に取り組んだり。そういういろんな動きになる時期なんですけど、僕はそれが嫌だったんで、「レコード印税とコンサート収入だけで、生活をしていくための方法」をいろいろと考えたんですよね。ある程度、計画通りにやってこれましたけど。

--- 丁度明日から(取材日は8/15)、ビーチボーイズの来日公演がスタートしますが、観に行かれますか?

行きません。僕はビーチボーイズの来日公演は一度も行ったことがない。

--- 意外ですね。。

レコードはもちろん興味ありますけど。
あのイベントは要するにパーティーで、ライブじゃないんですよ。それで盛り上がれればいいんですけど、僕はああいうの好きじゃないので。あ、アメリカ本土で見るのは別です(笑)。

--- パーティーとライブの違いに関して、もう少し詳しく伺いたいのですが。

ライブっていうのは、観客と演奏者が精神的にフィフティーフィフティーで場を共有する一期一会。でもそれはしばしば緊張感のぶつかり合いにもなるんですよ。宇多田ヒカルさんが「ライブは肝試し」って言ってたでしょ?僕の場合は「ライブは果し合い」かな。あと、お客さんにものごとを要求しないのが僕の主義なんでね。たとえば、僕のライブは1曲目でお客さんが立たない事で知られてます。長い間にそういう約束になってる。もし1曲目からお客さんが総立ちになったら、その日でライブはやめます(笑)。最近は若い子もくるので、何人かは最初から盛り上がって立ったりしますけど、「座れ」って言いますよ。「今から立つとくたびれるから座れ」って(笑)。

--- (笑)

ところで、あなた方のアイドルは誰なの?

--- 難しいですね。でも、僕が高校を卒業したのが96年で、達郎さんの歴史で言うと「ドリーミング・ガール」をリリースした頃なんです。

恐ろしい(笑)

--- その頃の僕は、音楽というよりも音楽カルチャー、サブカルチャーに傾倒していた部分があって、マニアックなもの程良いというか、逆にメインカルチャーとか売れ線の物を無条件に否定している時期でもあったんですよ。

ある種、健全でもありますね(笑)

--- そういう自分からしてみれば、達郎さんの音楽ってメインカルチャーでヒット曲なんですよね。だから当然否定しなきゃいけないんだけど、やっぱり曲調とか好きなんです。

「ドリーミング・ガール」は僕の全作品の中で、どちらかといえば最もコケた1曲です(笑)

--- えっ?そうなんですか?でも僕は大ヒット曲だと思ってたので、「売れてる音楽の中にもいい曲はあるんだな」というか… 変なサブカルチャーの呪縛から開放されて、楽曲そのものの良し悪しで音楽を聴くようになったきっかけでもあるんです。それで、大学に入って直ぐに地元のCDショップでアルバイトを始めて、リリースされたのが98年の『COZY』。店長に直談判でスペース使わせてもらって展開した事を今でも鮮明に覚えてるんですよね。僕を音楽業界に導いたのも達郎さんだったんじゃないかなと。そういう意味では、僕のアイドルは達郎さんですね。

そうやって若い世代の人がそういう風に言ってくれると安心しますよ。生きてて良かったと思いますよ(笑)

--- そういった意味では、僕等よりも若い世代にも伝わっている部分は当然あると思いますし、今年出演されるフェス『SWEET LOVE SHOWER 2012』などで伝わっていく部分って大きいんじゃないかと思うのですが。

有難い事ですね。でも僕は出自がサブカルチャーなんですよね。オルタナシーンでポップミュージックをやってたような、凄いねじ曲がった奴なので。「DOWN TOWN」なんかはエレックの狭くて湿度ムンムンの汚いスタジオで録ってる完全にインディーの音なんですよ。そのテイストは抜きがたいので。若いバンドの子が僕の音楽を聴くのは、そこにちょっと感応するんだと思う。僕が持ってる“におい”と言うかね。じゃなきゃこんな還暦のオヤジに何か言ってくる奴はいませんよ。こないだも22歳のバンドの子が「教えてくれ」とか言ってきましたけど、飲み屋で(笑)

--- 達郎さんと飲み屋で会ってみたいですね(笑)

今度行きましょうか(笑)

--- わお!

CDとライブに関する定義付けも変わっていくからね。
一番最初にレコードが出来た時って、ライブの記録だったわけじゃないですか?それまではライブしかなかったわけだから。だんだんオーディオが発達してきて、レコードの中だけで構築できる世界っていうのが60年代から作れるようになった。そこから音楽が文化の最先端になったわけですよね?それが今、パッケージが衰退しつつある中、予算も少なくなってレコードの中だけの世界が構築しにくくなってきた。僕はそういう事を考えてライブにシフトしてきたんだけど、この『OPUS』に収録された49曲っていうのは、つまりCDの為の音楽なんですよね。その時代のライブって言うのは全てCDを売るための販促活動の一環だった。これからはそれが逆転して、ライブの為のCDになってくると思います。だから来年あたりはライブマターに貢献するCDを考えないと。ライブで演奏することを想定した作り方、つまり『MOONGLOW』に戻っていくという事ですよね。
そういう意味ではライブの販促で販売するマターとしては、CDパッケージが消え去る心配はそんなにないんですよ。何年持つかはわかりませんけど。

--- 僕にとってパッケージと言えばCDなんですね。アナログもありましたけど、基本的にはCD。これが僕等よりも10歳下の世代は、話を聞くとダウンロードになっている。達郎さんがアナログに愛着があるのと同様に、僕等も作品としてのCDに愛着があるんですよね。全体の流れ、曲間…そういった作品感みたいなものがダウンロードでは希薄になってくるのが寂しいなと思っていて。

それはライブで構築していくしかないんですよ。

--- 手前味噌で恐縮なんですけど、僕等は『HMV GET BACK SESSION』という、所謂名盤再現ライブを企画してやらせてもらってるんです。過去にリリースされた作品を今のフィーリングで演奏すると、何か面白い事が起こるんじゃないか?という発想で。

なるほどね。

--- 音楽は誰も嫌いになってなくて、音楽が単純に遠くなっているだけ。CDを買わなくなっただけ。こういうイベントがきっかけで、再び音楽に出会う喜びを思い出すこともあるんじゃないかと思って続けているんですけど。

そこにCDないしパッケージがあれば買いますよ。そこにあれば買うんだから。そこに行くのが面倒臭いだけで。演歌のディナーショーでパッケージが凄まじく売れるのは、「大人がパッケージが好きだから」ではなくて「そこにあるから」なんですよ。そして普段はその人たちはCDを買ってないんです。でも、ライブを観てCDが欲しくなるのはしごく健全なんですよ。

--- 今日もいろいろとお話伺えて嬉しかったです。最後はバタバタとしちゃいましたが…(笑)有難うございました。

こちらこそ


 山下達郎 『OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜』
[2012年09月26日]

山下達郎 『OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜』キャリア初となるレーベルを超えたオールタイム・ベストアルバム!ソロデビュー前のシュガー・ベイブ時代から今日まで、山下達郎本人セレクトによるオールタイム・ベスト。2012年最新リマスタリング、新曲(テレビ朝日系木曜ドラマ「遺留捜査」主題歌)収録。

歴代のアルバムジャケットをプリントしたTシャツ(3枚セット)を抽選で3500名様にプレゼント。

ヤマタツ・ソロデビュー35周年&オールタイム・ベスト発売記念企画
山下達郎 歴代アルバムジャケットTシャツ 3種セットプレゼント!

初回限定盤及び通常盤(初回プレス)封入の専用ハガキで応募いただいた方の中から抽選で3500名様に山下達郎の歴代アルバムのジャケット絵柄をプリントしたTシャツ(3枚セット)をプレゼント!
応募〆切 2012年10月1日(月)消印有効

アルバムジャケットTシャツ (3種セット x 8パターン)
A:「CIRCUS TOWN」「MELODIES」「POCKET MUSIC」
B:「SPACY」「僕の中の少年」「ARTISAN」
C:「IT'S A POPPIN' TIME」「TREASURES」「COZY」
D:「GO AHEAD!」「ON THE STREET CORNER3」「JOY」
E:「MOONGLOW」「RAY OF HOPE」「BIG WAVE」
F:「RIDE ON TIME」「SONORITE」「ON THE STREET CORNER2」
G:「FOR YOU」「SEASON'S GREETING」「RARITIES」
H:「GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA」「ON THE STREET CORNER1」「RAY OF HOPE(ツアー会場限定盤)」
※サイズは、S・M・L・XLの4種類の中からお選び頂けます。

初回限定盤

★ボーナスディスク付
★本人解説付き60Pブックレット
★豪華デジパック三方背BOX仕様

『OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜』収録楽曲

[Disc 1]
SUGAR BABE〜RCA/AIR YEARS

01. DOWN TOWN
02. 雨は手のひらにいっぱい
03. パレード
04. WINDY LADY
05. LOVE SPACE
06. SOLID SLIDER
07. PAPER DOLL
08. LET'S DANCE BABY
09. BOMBER
10.潮騒 (THE WHISPERING SEA)
11. FUNKY FLUSHIN'
12.愛を描いて -LET'S KISS THE SUN-
13. RIDE ON TIME
14. SPARKLE
15. LOVELAND,ISLAND
16.あまく危険な香り
17. YOUR EYES

[Disc 2]
MOON/WARNER YEARS I

01. 悲しみのJODY (She Was Crying)
02. 高気圧ガール
03. クリスマス・イブ
04. スプリンクラー
05. THE THEME FROM BIG WAVE
06. I LOVE YOU・・・・Part T
07. 風の回廊(コリドー)
08. 土曜日の恋人
09. ゲット・バック・イン・ラブ
10. 踊ろよ、フィッシュ
11. 蒼氓(そうぼう)
12. アトムの子
13. さよなら夏の日
14. ターナーの汽罐車
15. エンドレス・ゲーム
16. ジャングル・スウィング
17. おやすみ、ロージー -Angel Baby へのオマージュ-

[Disc 3]
MOON/WARNER YEARS II

01. ヘロン
02. 世界の果てまで
03. ドリーミング・ガール
04. ドーナツ・ソング
05. いつか晴れた日に
06. 君の声に恋してる
07. 2000 トンの雨 [2003 NEW VOCAL REMIX]
08. 忘れないで
09. FOREVER MINE
10. ずっと一緒さ
11. 街(まち)物語(ものがたり)
12. 僕らの夏の夢
13. 愛してるって言えなくたって
14. 愛を教えて
15. 希望という名の光

[Bonus Disc] ※初回限定盤のみ
01. 硝子の少年 (UNRELEASED DEMO VOCAL)
02. 酔いしれてDéjà Vu (UNRELEASED DEMO VOCAL)
03. GUILTY (UNRELEASED DEMO VOCAL)
04. EVERY NIGHT ( 2012 NEW REMASTER)
05. 夜のシルエット (FIRST ON CD)
06. 希望という名の光 (2012 ACOUSTIC VERSION)

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初回限定盤(4CD)

OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜【初回限定盤】

CD

OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜【初回限定盤】

山下達郎

ユーザー評価 : 5点 (8件のレビュー) ★★★★★

価格(税込) : ¥4,093

発売日:2012年09月26日

  • 販売終了

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通常盤(3CD)

  • OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜【通常盤】

    CD

    OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜【通常盤】

    山下達郎

    ユーザー評価 : 5点 (8件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥4,093
    会員価格(税込) : ¥3,357
    まとめ買い価格(税込) : ¥3,274

    発売日:2012年09月26日


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12/8(木)まで!厳選国内盤CD1点で8%オフ・2点で20%オフ このアイコンの商品は、 12/8(木)まで!厳選国内盤CD1点で8%オフ・2点で20%オフ 対象商品です

ベストと同発!

ぴあ Special Issue 〜山下達郎“超”大特集号〜

本

ぴあ Special Issue 〜山下達郎“超”大特集号〜

山下達郎

ユーザー評価 : 5点 (1件のレビュー) ★★★★★

価格(税込) : ¥1,008

発行年月:2012年09月
お取り寄せ - 通常ご注文後 2-10 日以内に入荷予定

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オリジナル作品

  • サーカス・タウン

    CD

    サーカス・タウン

    山下達郎

    ユーザー評価 : 4.5点 (5件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥2,469
    会員価格(税込) : ¥2,074
    まとめ買い価格(税込) : ¥1,975

    発売日:2002年02月14日


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  • スペイシー

    CD

    スペイシー

    山下達郎

    ユーザー評価 : 5点 (10件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥2,469
    会員価格(税込) : ¥2,074
    まとめ買い価格(税込) : ¥1,975

    発売日:2002年02月14日


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  • ゴー・アヘッド!

    CD

    ゴー・アヘッド!

    山下達郎

    ユーザー評価 : 5点 (10件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥2,469
    会員価格(税込) : ¥2,074
    まとめ買い価格(税込) : ¥1,975

    発売日:2002年02月14日


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  • ムーングロウ

    CD リマスター

    ムーングロウ

    山下達郎

    ユーザー評価 : 4.5点 (10件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥2,469
    会員価格(税込) : ¥2,074
    まとめ買い価格(税込) : ¥1,975

    発売日:2002年02月14日


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  • ライド・オン・タイム

    CD リマスター

    ライド・オン・タイム

    山下達郎

    ユーザー評価 : 4.5点 (17件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥2,469
    会員価格(税込) : ¥2,074
    まとめ買い価格(税込) : ¥1,975

    発売日:2002年02月14日


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  • フォー・ユー

    CD リマスター

    フォー・ユー

    山下達郎

    ユーザー評価 : 5点 (35件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥2,469
    会員価格(税込) : ¥2,074
    まとめ買い価格(税込) : ¥1,975

    発売日:2002年02月14日


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  • MELODIES

    CD

    MELODIES

    山下達郎

    ユーザー評価 : 5点 (27件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥3,041

    発売日:1999年06月02日


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  • POCKET MUSIC

    CD

    POCKET MUSIC

    山下達郎

    ユーザー評価 : 4.5点 (7件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥3,041
    会員価格(税込) : ¥2,554
    まとめ買い価格(税込) : ¥2,433

    発売日:1999年06月02日


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  • 僕の中の少年

    CD

    僕の中の少年

    山下達郎

    ユーザー評価 : 5点 (10件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥3,041
    会員価格(税込) : ¥2,554
    まとめ買い価格(税込) : ¥2,433

    発売日:1999年06月02日


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  • ARTISAN

    CD

    ARTISAN

    山下達郎

    ユーザー評価 : 4.5点 (8件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥3,041
    会員価格(税込) : ¥2,554
    まとめ買い価格(税込) : ¥2,433

    発売日:1999年06月02日


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  • COZY

    CD

    COZY

    山下達郎

    ユーザー評価 : 5点 (18件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥3,146
    会員価格(税込) : ¥2,643
    まとめ買い価格(税込) : ¥2,517

    発売日:1998年08月26日


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  • ソノリテ

    CD

    ソノリテ

    山下達郎

    ユーザー評価 : 4点 (62件のレビュー)
    ★★★★☆

    価格(税込) : ¥3,146
    会員価格(税込) : ¥2,580
    まとめ買い価格(税込) : ¥2,517

    発売日:2005年09月14日


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  • レイ・オブ・ホープ

    CD

    レイ・オブ・ホープ

    山下達郎

    ユーザー評価 : 4点 (12件のレビュー)
    ★★★★☆

    価格(税込) : ¥3,240
    会員価格(税込) : ¥2,657
    まとめ買い価格(税込) : ¥2,592

    発売日:2011年08月10日


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12/8(木)まで!厳選国内盤CD1点で8%オフ・2点で20%オフ このアイコンの商品は、 12/8(木)まで!厳選国内盤CD1点で8%オフ・2点で20%オフ 対象商品です

ベスト作品

  • グレイテスト・ヒッツ!

    CD

    グレイテスト・ヒッツ!

    山下達郎

    ユーザー評価 : 5点 (10件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥2,621
    まとめ買い価格(税込) : ¥2,097

    発売日:1997年06月04日


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  • トレジャーズ

    CD

    トレジャーズ

    山下達郎

    ユーザー評価 : 5点 (19件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥3,146
    会員価格(税込) : ¥2,643
    まとめ買い価格(税込) : ¥2,517

    発売日:1999年06月02日


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  • レアリティーズ

    CD

    レアリティーズ

    山下達郎

    ユーザー評価 : 4.5点 (33件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥3,146
    会員価格(税込) : ¥2,643
    まとめ買い価格(税込) : ¥2,517

    発売日:2002年10月30日


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12/8(木)まで!厳選国内盤CD1点で8%オフ・2点で20%オフ このアイコンの商品は、 12/8(木)まで!厳選国内盤CD1点で8%オフ・2点で20%オフ 対象商品です

フィーチャー商品

  • イッツ・ア・ポッピン・タイム

    CD

    イッツ・ア・ポッピン・タイム

    山下達郎

    ユーザー評価 : 5点 (10件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥3,292
    会員価格(税込) : ¥2,765
    まとめ買い価格(税込) : ¥2,634

    発売日:2002年02月14日


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  • JOY

    CD

    JOY

    山下達郎

    ユーザー評価 : 5点 (9件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥4,925
    まとめ買い価格(税込) : ¥3,940

    発売日:1999年06月02日


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  • BIG WAVE

    CD

    BIG WAVE

    山下達郎

    ユーザー評価 : 5点 (20件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥3,041

    発売日:1999年06月02日


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  • シーズンズ・グリーティングス

    CD

    シーズンズ・グリーティングス

    山下達郎

    ユーザー評価 : 5点 (6件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥3,041

    発売日:1999年06月02日


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  • オン・ザ・ストリート・コーナー1

    CD

    オン・ザ・ストリート・コーナー1

    山下達郎

    ユーザー評価 : 4.5点 (6件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥2,700
    会員価格(税込) : ¥2,268
    まとめ買い価格(税込) : ¥2,160

    発売日:2000年01月26日


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  • オン・ザ・ストリート・コーナー2

    CD

    オン・ザ・ストリート・コーナー2

    山下達郎

    ユーザー評価 : 4.5点 (2件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥2,700
    会員価格(税込) : ¥2,268
    まとめ買い価格(税込) : ¥2,160

    発売日:2000年01月26日


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  • オン・ザ・ストリート・コーナー3

    CD

    オン・ザ・ストリート・コーナー3

    山下達郎

    ユーザー評価 : 4.5点 (2件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥2,700
    会員価格(税込) : ¥2,268
    まとめ買い価格(税込) : ¥2,160

    発売日:1999年11月25日


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  • SONGS : 30th Anniversary Edition

    CD

    SONGS : 30th Anniversary Edition

    シュガー・ベイブ

    ユーザー評価 : 5点 (16件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥2,160
    会員価格(税込) : ¥1,814
    まとめ買い価格(税込) : ¥1,728

    発売日:2005年12月07日


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  • ナイアガラ トライアングルVol.1

    CD

    ナイアガラ トライアングルVol.1

    大滝詠一

    ユーザー評価 : 5点 (4件のレビュー)
    ★★★★★

    価格(税込) : ¥2,160
    会員価格(税込) : ¥1,814
    まとめ買い価格(税込) : ¥1,728

    発売日:2006年03月21日


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  • TATSURO FROM NIAGARA

    CD コレクション

    TATSURO FROM NIAGARA

    ユーザー評価 : 4点 (3件のレビュー)
    ★★★★☆

    価格(税込) : ¥2,160

    発売日:2009年03月21日


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12/8(木)まで!厳選国内盤CD1点で8%オフ・2点で20%オフ このアイコンの商品は、 12/8(木)まで!厳選国内盤CD1点で8%オフ・2点で20%オフ 対象商品です